華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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学校現場をもっと元気に
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1学期のことをしれっと忘れて、ご機嫌よく子供達に接する。
これは、オススメです。
気になる子供もいたと思います。
でも、長期休暇の後ですから距離が少し広がったと思います。
気になる子供というのが、実は教員がふみこみすぎた可能性があるかもしれません。
新たに距離を作りだす上ではいいですね。
 
これが一番嫌!
職員室の人間関係
 
これが悪化していた場合もいい機会です。
むりに近づかないことです。
せっかくお互い夏休みを過ごして距離が取れたのですから、愛想笑いでもしながら後ずさりです。陰口を言う人はいうものです。それを聞かされたり、ひどい態度を取られたりして辛い思いをするよりは離れて行きまいょう。なぜなら、1年の三分の二はもう終わっています。今年の12月までもう4ヶ月です。しかも年末のお休みもあります。3学期は、1月は途中から始まります。2月逃げる3月去るです。3月も途中からお休みです。
大事なことなのでもう一度
1年の1月からみて3分の2が過ぎようとしています。
学年でうまくいかなかった場合もあと少しで逃げきれます。
運動会があるかもしれません。図工展があるかもしれません。
濃い付き合いになって辛くなる。大丈夫。もう終わりが見えています。
無理に歩み寄って喧嘩する必要はありません。
そっと、後ずさりして距離をとって「さようなら」です。
始業式職場の人間関係で憂鬱なあなた!もう終わりは見えてきたよ。

子供も先生もいいところなしの8月の始業式

全国的に猛暑が続いている中、8月に始業式が始まる学校も増えてきました。
クーラーが設置された学校の場合は、9月1日に始業式とはならない学校もでてきました。

38度近くなる気温の中、教室だけクーラーがあるから登校する。
登下校の安全が考えられていないのは悲しいですね。
この1週間以上早く学校を始める意味って何でしょうか?
保護者の方にとっては、昼間の食事や面倒をみなくて済む?
子供視点に立ったときに安全面など気になることもあります。

いつまで虚勢はるの?小学校教員の限界

学校の教員の行う教育効果の限界もある。
小学校教員も対応できる範囲に限りがあるのです。
先生が教えられることは、生活指導はいいかもしれませんね。
早寝・早起き
基礎的な読み書き計算。
これも、継続が必要で地道な努力がいります。これも私たち小学校の教員のほうがいいでしょう。
しかし、
例えば早く走る方法・鉄棒でもいいです。
発達障害の子どもの専門的支援
英語教育
プログラミング教育
このあたりは民間企業に委託するほうがいいと思うのです。
つまり、おやすみのときに教育バウチャー制度を使って利用権を夏休み中に使うという仕組みの提案です。
もちろんこれにより、予算の出所は教員の給与の減額です。これまでも予算の出所は教員の給与を下げることで導入された例も多くなりました。
悔しいですけど、学歴も専門も薄い教員にとって自分が教えるより専門のが教えるほうが効果が高い可能性は考えるべきです。
中学校の教員でも同じことです。
給与が下がる傾向は避けられない。ならば、子供をより伸ばす可能性のある人へ指導をお願いする。これも1つの方法です。8月に子供達を学校にこさせるよりも、教育効果のいい方法を提案します。長期休みはバウチャー制度を創設して、専門家に任せる時代かエドテックの時代に変わりつつあります。

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受験料が返ってきた!

公認心理士試験を諦めて、受験料30,000円弱をドブに捨てたなと考えていましたが。
郵便為替で、受験料の返金がありました。

国家資格公認心理師は危険がいっぱい

教員の仕事は、すぐに成果がでないことは暗黙知になっています。
最近は厳しいですが、多少の過ちは教育の中で面倒をみていくものでした。
公認心理士は残念なことに、法律の規定により公認心理士を辞めた後も罪に問われる可能性が出てきました。
勉強したことが自分の身を滅ぼすかもしれないのです。学校の教員として、この事実に衝撃です。私は性善説派。
心理師の仕事は、心の問題を扱います。
心の問題ですから、いっときの気持ちの落ち込みもあるでしょうし、羨んだりねたましく思うことがあるものです。
クライエントと治療者の間においてもそのような事は起こります。
精神分析で言うアレですよね。
そのような、クライエントと治療者の間の関係をカウンセリングを行うことによって徐々にクライエントさんのものの見方も変わってきます。

カウンセリングの最後まで行き着くまでにカウンセリングをやめてしまう人もたくさんいます。(最後までというのがどこまでかはクライアントさんによりますが)
カウンセリングの効果について「あのカウンセラーは役に立たない」と噂に流すこともあるでしょう。
言った覚えのないことについて説明せざるを得ないこともあるでしょう。
冤罪に問われるようなことがあってはいけないと思います。
その辺りが、明確ではないので今回は受験を辞退しました。
難易度も学部程度ですし、いつもならスーッと取ってしまっていたのに・・・。
医師のようにしっかりと守られているのならいいと思うのですが。
このようにして、当然受けるはずの国家資格公認心理士試験を諦めたのです。
受験料がなんと帰ってきました。
これによって、教材テキストで10,000円程度、受験料で30,000円弱支払っていたうちの30,000円弱が帰ってきたことになります。
本当にありがたいことです。
今度は、これを自分の大発表や子供たちに役立つ研究につなげていこうと思います。
皆さんも、受験をされる時は、自分の勤めている仕事と法律との関係を考えたり、趣味でとっている国家資格が本業を脅かす可能性があったりすることに充分気をつけてお勉強なさってください。
少しだけ、個人的に勉強するもの税理士試験や公認会計士試験といった数字を扱うものにしておけばよかったと後悔しました。

学校の先生は特権だらけ

学校の先生は、資格を取ろうと取るまいと給与は変わりません。
訴訟リスクも明確なミスでない限り、謝って終わることもできます。
でも、それが人間関係を円滑にするコツですよね。
今回の受験料も返金されなくてもしかたがないお金。この寛容さにすごく感謝しました。
公認心理師試験第2回目以降は、返金されないかもしれませんので受験は慎重に! 

そろそろ夏休みも終わり

大人になると小学校時代は自分は勉強しなくても100点だった。
交友関係もよかった。友達がたくさんいたのに。もてたのに。
まるで神童のような発言がみられます。
大学に行くと友達ができなくて便所飯になって・・・。という衝撃な話も見え隠れ。
時間が経って美化されていることもあるかもしれませんが、子供時代には気がつかなかった事実もあります。
今回は、小学校の教員の読者のみなさんに自信をもってもらいましょう。
そろそろ新学期で気が重たい時期です。仕事の偉大さに気づいてやる気をおこそう。

小学校時代は自分は勉強しなくても100点だった。

これを言う大人に出会うと、「痛たっ」て思います。
基本的に小学校の勉強は、びっくりするぐらい同じような学習内容を繰り返します。
習い事なら10ー15分の内容を3時間かけます。
つまり習い事のテキストなら2ページの内容を3時間。
例えば、2年生で習うかけ算。
3年生でかけ算の復習に近い内容で1時間。
かけ算の式の立てかたに1時間。これも2年生と同じで数字が違うだけ。
かけ算の筆算のしかたに1時間です。
「勉強しなくても100点だった。」
周りが見えていなさすぎます。
平均点95ー98点とか、ざらですよ。平均点がたかくて問題難度を変えることもあります。
高校なんて平均点30点なんてものもありますから、単純なる平均点の問題。
そしてそれぞれの頑張りです。
テスト問題ってこれほど平均点が高い場合は成績つけにくいですけど、小学校のテストは学力を測る一面と「自信をつけさせる。」この意味合いが多い。
小学校の先生は教科書通りに教えれば相当ていねいに
同じことを何時間もかけて教えていることになります。
先生の話ってくどい(笑)。
100点取れたのは、学校の先生のおかげ(教科書の仕組みのおかげさま。文部科学省のおかげさま)。陰ながら考えてくれている人がいるという側面はあります。

宿題なくても大丈夫だ。

小学校の宿題はいらないと言い出す教師が増えています。
教師側からすると楽です。
宿題をみなくていいと1日のうちの負担が相当へります。
とはいえ。過密すぎます。
宿題なしの日はあってもいい。
漢字のように形を整える必要がある教科や計算のように練習を重ねることで力が高まるものは、こまめにみると伸びます。
だから、「ドリル」=「深く掘り下げる」教材が小学校では取り組まれます。
認知行動療法でも、宿題(ワーク)を出すことありです。
本来数十回行わなくてはいけないセラピーも、宿題(ワーク)で家で取り組む部分を作ることで、面接の回数が減ります。
面接1回5千円からですから、半分以下の費用になることもあります。
面接に行く回数が減ることも、精神的に疲れているクライエントさんにとっては嬉しいことです。
もちろん宿題(ワーク)があるから、面接に行きたくない人もいます。
宿題は、勉強時間が少ない日本の学生は特に必要な仕組み。

夏休みも教師の影響ありまくり

・絵日記を書きましょう。
これは自分の夏休みの生活の省察を行なっています。

・宿題が出ます。
学習のコントロールを身につけさせるために必要です。計画的な生活にならざるをえない。前日に慌ててする無計画な自分を知ることも大切。

・早起き・早寝についてプリントが配られます。
ニートなときはこれ思い出してください。
早寝・早起きは、生活のリズムをつけなさいの意味ですね。

・歯磨きカードは、大人になって歯磨きの習慣ができないと、抜歯など健康面に影響があるから。
習慣づくりです。

・入浴の習慣についてかかれていることもあります。
衣類や体から臭う子供の指導も影で教師が行います。まさか子供達の前で体が臭うといいにくいものです。保護者の方の問題もありますからねぇ。
では、大人になって入浴の習慣がつかなかったとしたら、これは社会的に厳しい目でみられることもあります。
大人になって精神的に辛くて入浴ができなかったとしても、体を介護用シートでふくなどの工夫をするなどの知恵を身につけていきましょう。

小学校の教師の話は聞くと得です。教師が偉いという意味ではない。
将来にわたり影響が大きい生活面の話がたくさん含まれています。
得することありです。


宿題は学習のコントロールを身につけるためにも大切

期限までにある程度の成果を出す。
こんな社会の常識を身につけるためには必要です。
社会ではペナルティを受けることもあります。
宿題をこなす感覚が身につかないと、中学校・高校で挫折していきます。
特に漢字と同じノリで単語の覚え方が続きます。
英語の成績に顕著にあらわれます。

交友関係もしっかりしていた。

友達100人できるかな?
が1年生のテーマですよね。
友達関係が円滑に進むように、教員が仲裁しています。
汚れ役です。
保護者からの苦情があっても子供の交友に影響が少ないように動き回ります。

陰であなたがお友達と最低な理由でもめたとしても、泥をかぶって汚れてくれるのが小学校の教師です。寛容さで包み込みます。
「上靴・筆箱を隠した。」窃盗です。
「友達をたたいた」暴行ですかね?
「暴言をはいた」 名誉毀損
「友達を集団でいじめた。はぶいた」 倫理的に最悪です。いじめがクローズアップされますけど、窃盗に暴行に名誉毀損にまともに捉えていくと、子供達には酷すぎます。
学校では以下のようにします。
話を聞いて、「2度としてはいけないよ。」という約束で終わるように、調整をしています。
先生が泥を被ることで「成長途中だから割引!」をしてくれているのです。
中学校・高校になるとこの泥かぶりをしてもらえなくなりますね。
お世話がかりの先生に甘えてばっかりの小学生時代ってことに気がつくかどうかです。
お世話がかりの先生すぎると、子供にとってはいきなり放り出された気持ちになりますよね・・・。
でも、面倒見が悪い先生も嫌なもの。
先生が面倒見がいいほど、子供は依存しますから
いい先生にみえてしまう。
先生と子供の間合いって大切。

自分が神童のように勘違いしてしまう背景はそういうこと。

神童のように勘違いできた時間って大切

お姫様・お殿様のように世話していただいていた先生方。
あんまり感じにくいですけど。
でも、それを忘れて自分を神童扱い。
いいじゃないですか。子供時代なんだから。
その甘やかしを保護者の方もしてくれたならば、もっとラッキーです。
大事な王子様・お姫様扱いも一生の中でそんなにないです。
独身の方ならわかると思いますが、王子様ってあらわれませんよね。
勘違いの王子様はあらわれますけど。

お陰様の気持ちを添えるだけで数年後が変わる。

お陰様がない人は、自分が神童であると信じて、他人に支えてくれた感覚がもてない。
一般社会では、自分に関心を持つ人なんてほとんどいません。
関心をもってもらうには、他人様にお陰様で!という相手を立てる気持ちが大切と思います。
残念ながら急には育たない気持ちです。筋トレと同じです。少しずつ「お陰様」でいきましょう。

そんな感じで小学校の先生は子供達を陰から支えています。そして、小学校時代がよかった!という話を聞くたびに、この仕事のよさを味わいましょう。

教育論文って難しい?

うん、難しいです。この夏は、統計ベースではなく実践論文を読みました。
主観的すぎると難しいですね。
質的研究が教員の実践論文に多いです。
剰余要因も大きすぎるし、統計的な部分を記載している論文が少ない。

本気で研究している大学院教授たちの本音


主観的な論文ばかりの方もいれば、エビデンスをしっかりとっている方もいます。
エビデンスのある論文も主観的な論文がかける人は「すごい!」
主観的であることに気がつきながら書くメンタルっていります。
「子供の感想・保護者の感想」を抜き出しても主観的すぎる選びかた。
私は主観的になります。

しっかり論文が書ける先生は、教員の論文を読んでポツリとこんなことをいいます。
「介入して効果がある?それは当たり前。」
この一言の意味がわかるかどうかですよね。


どういう意味かというと
ある学級で「・・・という実践をしました。」
その結果、笑顔があふれる学級になりました。得点が・・点あがりました。
これは、あまりよくないということです。

カウンターバランスといって、「・・・という実践をしていない群」を設けて、分析をしてみる。
・・・点あがったことは有意差があったのかという点。
効果検証って難しい。
数学を大学の受験教科としなかった多くの教員には理解が難しいですよね。
卒業論文そっちのけで、教育支援ボランティアで単位とってれば理解が難しい。

自分の足りない部分を、働きながらでも学んでいくかいかないか。
多くの先生は、数学の積み上げが足りません。
理由は「学び直ししにくい」から。

少しずつ一緒にがんばりましょう!


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