学年便りの国語行事がチエックリストに記入されているかみてみましょう。
そして以下の項目にわけて考えます。エクセルなら、その項目ごとにまとめると便利です。手書きの場合は、上に以下の項目をわりふり成績を考えます。あるいは各学校の通知表の観点がいいです。
A 話すこと・聞くこと
B 書くこと
C 読むこと
〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕
各学年の月ごとの学習がどこにあたるかあてはめればいいのですが、どうしようもない場合

A話すこと・聞くこと
・スピーチ・発表会などの記録を探します。おおむね学期のはじめのほうに行うことが多いです。
・日頃の子どもの記録
B 書くこと
・国語のノート
・漢字ドリル
・漢字ノート
・硬筆
・書写などの成績をつけてまとめます。
何よりも日頃の子どもの記録も大切に。

C 読むこと
・学期のはじめのほうに多いです。
・音読の保護者評価など

 〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕
落語・古典などです。 重要ですが、意識が薄いかと思います。昔話の読み聞かせなどでもいいので取り組みが大事です。
読書記録などもあります。

ノートの成績などは7段階ぐらいに評価をつけて得点化しておくこともあります。(どのぐらいの割合を評価するのかで変わります。)
その他 Aなどつけた数がいくつあるかで決める方法もあります。(評価の割合がどうなのかという問題がありますので気をつけてください。習字の評価と漢字ドリル全部の評価が同じだと授業バランスとしておかしいと思います。
テスト●割 その他●割など学年会の方針でつけたり、評価とせずに観点としてみたりという形にします。
どうしようもない場合は、得点化して、テスト●割・ノート●割など、また取り組んだ時間に応じてある程度割合を変えます。決めてからつけておくと保護者の人になぜこのような成績なのかと聞かれたときに、今学期はテストを○割でつけてノートを○割でつけています。△さんの場合、ノートが取れていないことが多かったので、評価としては残念だったかもしれません。学習状況は〜(いいことを指摘)なので、次は見開き1ページのノート作りなどで学習のまとめ方の力をつけるといいですね。など説明できるようにします。
みるのは、子どもの到達状況で伝える相手は保護者の方です。
学校での評価の取り決めがあるときは、かならず合わせます。おかしいと思えば、会議で発言して変えましょう。
ていねいに、子どもの発言や記録をまとめてがんばれるといいですね。
やばいときは、まずは成績をまとめておくといいですよ。(後は職場であわせること。)