紅花1斤が高価で濃いものは天皇の許可がないと着用ができない禁色といわれている。薄いものでも高価であったようです。
そんな紅花を使った染色です。


ベニバナ(紅花)の花びらで染めよう。(水に溶けやすいので、堅牢度が低い。太陽・水・熱に弱い。花びらはそういう傾向があります。)

花びらには、赤い色素(カルタミン・カーサミン・カルサミン)がある。木綿に染まり、絹にも染まります。

しかし、黄色い色素(サフラワーイエロー)は、木綿に染まらず、絹に染まる。

この性質を使って染色をします。

1.      黄色い色素をのぞきます。乾燥した紅花の花びら70gを1リットルの水に一昼夜浸しておきます。(急ぎの場合は乳ばちですりつぶして洗濯ネットでしぼると、黄色い色素を素早く取り除ける。)

2.      浸しておいた花びらを選択ネットにくるんで絞り黄色い色素を除く(3回水を変えて、黄色い色素を十分に除く。)

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1.    赤い色素を抽出する。

2.    先ほどの選択ネットの中の花びらを容器に戻す。これに水1リットル・炭酸ナトリウム10gを加えてかきまぜ、手でよくもみ、洗濯ネットで絞って赤い色素を抽出する。

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3.    3回抽出を行って、約3Lの褐色の抽出液をつくります。

 

染める

先ほど抽出した色素の水溶液に、酢酸(お酢)を少しずつ加えてかき混ぜる。溶液は褐色から紅色を帯びてくる。二酸化炭素の泡が少なくなるまで(pH4から3)加える。
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溶液中にはゼリー状の固形物(カルタミン)がでてきます。

この中に布をゆっくり浸す。約5分間ひたしてそめる。

布を取り出し軽く絞り水洗いする。
 

3回繰り返して濃く染めます。ゼリー状の固形物(カルタミン)が布につきます。

水洗いをして、乾燥させると完成です。

 
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