さて、今回は暴言がとまらない子への対応です。

「どうしてそこまで言うの?」「なんでそんな言葉を言っちゃうの?」
子どもたちと過ごしていると、そういった場面に出くわすことがあります。
私のクラスにもそういった子がいました。

C君は負けず嫌いでした。体育のボールゲームなどはとても好きで、一生懸命。
その反面、チームが負けると味方、相手と見境なく暴言。暴言。

初めて担任したときは驚きました。その言葉遣いの激しいこと。笑

私「どうしてそんなこと言うの?」
C君「俺は別に言ってないし」
私「言ってないってどういうこと? ○○って先生にも聞こえたよ?」
C君「俺は別にあいつらに向かって言ってない」

初めは言い訳をしているのか?と思いました。けれど、カウンセラーの先生に相談すると、
「それは心の声、つまり独り言が出てしまっているかもしれないですね。」
と言われました。
そうか、だから「あいつらに向かって言ってない」なのか。
「止めることは難しい。止めさせるのではなく、何か別の言葉に置き換えさせましょう。」

止めようと思うのではなく変えるのかとハッとしました。

私「試合に負けてしまったとき、キツい言葉出てしまいそう?」
C君「どうしてもでちゃう」
私「負けたときどんな気持ちになる?」
C君「負けてすごい悔しい。負けたくない」
私「そうか。じゃあその気持ちを言葉にしよう。」
C君「どういうこと?」
私「その気持ちの通り。負けてしまったら、負けて悔しい。次は負けたくないって声に出すんだ」
C君「それでいいの?」
私「そう。味方や相手がどうとかではなく、悔しいや悲しい、負けたくないって気持ちを言葉にしよう。その言葉だったらだれか嫌な気持ちになる?」
C君「それなら、ならない。」
私「でしょ? ちょっと言葉を変えてみよう?」
C君「うん」


できるだけ、その子が試合しているときは注意して見守りました。できていたらすぐに「それでいいよ」とフィードバック。周りもその子に対して何か言うわけでもなく、何かあれば私に伝えるようにして、協力してくれました。少しずつその子も落ち着いて体育に取り組むことができるようになりました。
カウンセラーの先生には「感情を認めさせてあげてください。言葉にさせてあげてください。」
と言われました。感情を否定されては苦しくなります。それをしっかりと言葉にすることで、少しでもクールダウンをして、暴言ではなく気持ちの言葉に置き換える。また一つ勉強になった経験でした。


これらの対応はあくまで、一例なので、その子にあったそれぞれの対応があると思います。
ただ、少しでも日々戦ってらっしゃる皆様のお役に立てれば幸いです。



 
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