図工展・作品展はよく2学期に行われます。
だから、2学期から取り組む人も多いでしょう。
 
しかし、何が起こるかわかりません。2学期に運動会があるところも多いでしょう。
そこで、作品展は先ですが、この1学期から取り組むと余裕が生まれます。


少し、作品例を紹介します

 ふうせんクジラを題材に考えてみましょう

風船をたくさん食べたクジラが町の空などを飛んでいくお話です。
これを「物語の絵」として取り組むと面白いです。(低・中学年)

方法
①ふうせんクジラの読み聞かせをする。
②八つ切りの画用紙にクジラだけを大きく鉛筆書きする。
③クジラをクレヨンで色塗りする。(クジラは完成したら置いておきます)
④別の四つ切り画用紙に風景のみを描く。(鉛筆書き→ネームペン→絵の具で色塗り)
 ふうせんクジラの絵本にある風景を参考にすればいいと思います。
 (港・町中・サッカースタジアムなど)
 ふうせんで空に浮いたクジラを珍しがって見る人が大勢いるはずなので、
 人は多めに描くといいですね。 
⑤クジラを切り取って、風景を描いた四つ切り画用紙に貼付けます。
完成です。

良かったら試してみてください。個人情報の関係で作品を載せることができませんが、
「ふうせんクジラ 図工」で画像検索すると少し作品が出てきます。

また、図工指導のポイントも書いておきます。
1.しずかに取り組ませる。集中して取り組ませるためです。

2.イメージをさせてから描かせる。その題材、たとえば今回のふうせんクジラの風景としたら、「人はどうしてるかな?」「クジラを見ている」「上を向いている」
  など、少しイメージを膨らませてから描くといいでしょう。

3.ここまでできたら必ず先生に見せると決めておき、確認してから次に進ませます。
  ・下書きが終わったら
  ・ネームペンで描いたら
  など、関所を決めておかないと、取り返しのつかないことになります。


本当に大まかなポイントですが、
参考にしてください。