華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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2017年01月

学級休業(閉鎖)やお休みがポツポツでると学級全体の授業が進みません。
なわとび練習や耐寒かけ足がはじまると、ますます風邪が広がる可能性が高まります。

そこで、学級を風邪から守る魔法の言葉(対策)

外に出るたびに(毎休み時間など)
教室に子どもが入った後 毎時間
「手洗い・うがいを1・2班の人いきます。待っている間は、計算ドリルの□ページをします。あるいは、漢字ドリルの○ページをていねいに書きます。かければ5・6班の人みせてください。」「していない人がいたら教えてください。」
「手洗い・うがいを3・4班の人いきます。かければ1・2班の人みせてください。」
「手洗い・うがいを5・6班の人いきます。かければ3・4班の人みせてください。」 

話が聞けない学級状態なら、黒板にかく。毎時間なので、画用紙や上記をコピーして黒板に拡大してはっておけば、OKです。
風邪の予防は一人でも怠れば、教室中に風邪が広がります。

「 手洗い・うがいをしてから教室に入りましょう。」(洗わない子もいます)
これはパンチが弱いですね。

その他
運動場に出る朝礼の後にかける言葉
「手洗い・うがいをしてから教室に入りましょう。出席番号の偶数が先に手を洗って、奇数は教室に入ります。3分すれば交代します。」 

 

紅花1斤が高価で濃いものは天皇の許可がないと着用ができない禁色といわれている。薄いものでも高価であったようです。
そんな紅花を使った染色です。


ベニバナ(紅花)の花びらで染めよう。(水に溶けやすいので、堅牢度が低い。太陽・水・熱に弱い。花びらはそういう傾向があります。)

花びらには、赤い色素(カルタミン・カーサミン・カルサミン)がある。木綿に染まり、絹にも染まります。

しかし、黄色い色素(サフラワーイエロー)は、木綿に染まらず、絹に染まる。

この性質を使って染色をします。

1.      黄色い色素をのぞきます。乾燥した紅花の花びら70gを1リットルの水に一昼夜浸しておきます。(急ぎの場合は乳ばちですりつぶして洗濯ネットでしぼると、黄色い色素を素早く取り除ける。)

2.      浸しておいた花びらを選択ネットにくるんで絞り黄色い色素を除く(3回水を変えて、黄色い色素を十分に除く。)

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1.    赤い色素を抽出する。

2.    先ほどの選択ネットの中の花びらを容器に戻す。これに水1リットル・炭酸ナトリウム10gを加えてかきまぜ、手でよくもみ、洗濯ネットで絞って赤い色素を抽出する。

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3.    3回抽出を行って、約3Lの褐色の抽出液をつくります。

 

染める

先ほど抽出した色素の水溶液に、酢酸(お酢)を少しずつ加えてかき混ぜる。溶液は褐色から紅色を帯びてくる。二酸化炭素の泡が少なくなるまで(pH4から3)加える。
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溶液中にはゼリー状の固形物(カルタミン)がでてきます。

この中に布をゆっくり浸す。約5分間ひたしてそめる。

布を取り出し軽く絞り水洗いする。
 

3回繰り返して濃く染めます。ゼリー状の固形物(カルタミン)が布につきます。

水洗いをして、乾燥させると完成です。

 

昨日は、高齢化の厳しいお話でしたので今日は未来に希望がもてる実験をかきます。

かって運行していたスペースシャトルは燃料電池が3台搭載されていたようです。
燃料電池より発生する水はシャトル内で利用されていました。

燃料電池のいいところはエネルギー効率が高く、環境負荷が低いといわれています。
 
これまでのエネルギーの作り方の例としては、 

化学エネルギーをボイラーでまわして、熱エネルギーにして、タービンをまわして運動エネルギーによって発電機により発電されてきました。利用される割合が40%程度になります。

 

燃料電池は電気エネルギーは利用率は45%ですが、熱エネルギーを使うことで利用42%を加えて80%以上つかえるところがいいところとされています。例えば、コージェネレーションシステムとして発生した熱が利用できるようです。

排出されるものも水や間接的に二酸化炭素です。

環境負荷が低いといえますね。

燃料電池などは軍事用から民間用に転用された技術を利用されているのですが、科学と軍事は密接だけに教えるだけではなく道徳心もいるのだと思います。

水素を燃料にした場合は、水素を別で用意してやる必要があります。
今回は厳密には、燃料電池といえるかは分からないのですが教えていただいた方法を紹介します。
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準備物

炭素棒2本を電極に

純水

高分子給水ポリマー(パンパースの中身 ポリアクリル酸ナトリウム) 0.3g

水は100ml
200
mlのビーカー

V電池

リード線

電子メロディ




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高分子給水ポリマー0.3gを水100mlにいれてかきまぜます。
たったこれだけで、ゲルに(ゼリーのように)なります。
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30秒間電流を流します。

水が電気分解されて、炭素のまわりに水素と酸素がある状態にします。

その状態で電池を外します。
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電子メロディを接続すると電池として利用できます。(わかりにくいですが、電池は外れています。)

燃料電池は水の電気分解に似ていますね。


以下は理論です。

電解質を少しいれないと電気分解がされません。
しかし、吸水性ポリマーはナトリウムイオンなどがはじめからあります。このために、電解質がわりになっています。
このため水だけで電気分解ができます。
語句の整理として
電池のプラスがつながっているのが陽極・マイナス側につながっているのが陰極といいます。


陽極側は水が酸素と水素イオンと電子を放出しています。(正極)

陰極側では、水に電子を受け取って、水素と水酸化物イオンがでています(負極)

今回の実験は、厳密には燃料電池ではありません。

吸水性ポリマーは危険な電解質がなくてできるので楽といえます。
最後に 

ポリアクリル酸ナトリウムは紙おむつ2枚分で12人分ほどできます。

水100mlに対して0.3g程度でいける点もいいですね。

将来この分野で活躍する人が増えますように。 

子どもに「あっ、ほんとだ!」と言わせましょう。

明日から仕事となると少し憂鬱ですね。
そんなときは、明日(来週中に)何かひとつ子どもにお土産を持って行くと決めよう。
そうすると、すべきことに気持ちが向いて楽になっていきます。
準備物
風船
以上
できれば一人一つにして終われば家で現象を説明させると子どもは説明する力もつきます。
一人一つにしておかないと、回すと気持ち悪いと思う子います。
みんなの前でよくしないけど、家でしたい人もいます。
そして、ご家庭でも先生の頑張りが伝わりますよ。
風船に名前を書かせておいてください。この風船をまた持って来させて実験2本目をまたしましょう。
これで、風船を捨てたり、割ったりする人は要注意です。逸脱傾向があるので気をつけて。
叱るのではなくて、気をつけようといって優しく代わりの風船をあげてください。
忘れた子にもやさしく!



もちろん親子実験にも最適です。

ふうせ

風船をギュンといっぱいに伸ばしてほっぺた(鼻の下でもよい)にあててみてください。
そうすると不思議
あたたかくなります。

続いて 
風船をぎゅっといっぱいに伸ばした状態で30秒まって、縮めてからほっぺた(鼻の下でもよい)にあててみてください。
そうすると不思議
冷たくなります。

子どもに理由を説明します。 
ゴムは熱をもつと縮もうとします。
風船で考えると伸ばしたときにあったかい部分が縮もうとしている、だから手をはなすと縮む。
冷たくすると伸びる。
ヤクルトみたいな容器に水をいれてラップをして輪ゴムをまいて冷凍庫にいれておく実験ありますよね。
あのときラップがとりはずしやすいですよね。これはゴムが冷たくなるとのびるからなんですよ。
こんな話しようとか具体的に子どもが喜ぶことを考えてすごすほうがいいですよ!
いいなって思った人、科学者のセンスありです。
おやすみなさい。 

教員の仕事は労働集約型といわれ、私たち労働者のがんばりで決まりやすい仕事です。

勤務時間で勝負するのではなく、実践した内容と充実度こそが大事だと思います。
職場にいるとついつい雑談して、ラーメンや店屋物を食べて帰ることがあります。
職場に5時以降にいる時間に仕事をしているかというと・・・微妙なので私は場所を変えて働きます。

つまり、勤務時間の枠ではなく生活の中に仕事が組み込まれているのです。
私の1日の流れ書いてみました。(
やっとブログタイトルに近づきました)

私の場合
リミット・セッティングをします。
午後5時以降はできるだけ外部と接触する仕事をしています。

朝3時
起床
本を読むこと、今はブログにあげている行動の自動化の練習(布団の中ですること)
部屋を片付ける
体調がしんどいときは、ゆっくり過ごします。
5時
電車に乗ります。体調が悪いときは遅刻ギリギリまで時間をずらします
6時
近くのファミレスかファストフード店で朝の仕事の流れや新しい情報を仕入れます。
特に企画に力をいれます。
7時
元気なときは、職場でストレッチ。
子どもを迎える準備。
午後5時
帰るとき
大学院に向かう その1(修了しましたが教えてもらっています。)
→県をまたぎますので、日が変わります。ホテルをとることもあります。
大学院に向かう その2
→専門性が必要な場合 大学教員かつ医師の方・問題に適した大学教員に指導を仰ぎます。
1回5000円程度かかります。

たまに放送大学に向かう。国立情報学研究所の論文資料などはここのパスワードをつかいます。アメリカ心理学会などの論文の場合は、取り寄せます。1回200円から1000円程度。まともに論文を買うと1本3000円程度

大学図書館に向かう(夜10時まであいています。)
近くのファミレスかファーストフード店(仕事の流れを整理)
病院に行く
民間企業の人に会う(企画提案)
ある省庁の委託事業の下っ端運営代表なので、そのあたりの仕事をします。

何もないとき
午後6時
帰宅
家で取り組むことができる残りの仕事をします。
午後9時
には寝ます。
6時間から8時間(できれば8時間寝たい。)
土日の午前の4時間は教育学・心理学や仕事の準備をします。

仕事をしながら大学院を修了してとなるとこのぐらいが標準になります。
一人で何人ぶんもの生活を送っているようで、その意味では幸せです。

臨床心理師の活動と教員と大学院と重なったときは壮絶な仕事量でした。
リミット・セッティングして仕事をしてるときの量です。
リミッターを外すとこれ以上働きまくります。



記事はタイトルを引用しています。「報道内容の引用 2017年1月12日朝日新聞デジタルより」

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