華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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2017年04月

懇談会は信頼度のひとつのバロメーター

 懇談会の参加者が多くても緊張するけど、少なくても悲しいということありますよね。
慰めのように少ないってことは、安心されているからだよなんて話をします。
多すぎると心配されているのかななどと無駄に気にしてしまいますよね。
普通に指導(自分の中での最高の頑張り)なら、そうですね。
保護者が来てみたい!と思わせる内容にすれば当然参加率も増えます。
普通に実施すれば10名いけば嬉しいところ・私のクラスは17名
何が違ったのでしょうか?

ついてこい!

この気持ちを伝えました。子どもが発表すること・説明する力をつけること・宿題などをどうすればいいかを伝えることが大事です。思考力を育成するために、授業をどう指導しているかなどを伝えています。


手帳パワー炸裂

手帳に記録を書くのではなく、ビジョンを描いていました。
この驚異の参加率を保つためにしたこと


ビジョン実現のためのプロアクティブ(事前対処)

宿題が大事・説明することが大事のためのプロアクティブ
1.科学実験を行い、家で説明する宿題を出す。
2.授業展開が楽しい授業を構成して、家で説明する宿題を出す。
3.前年度からの学習がいかに役立ったかを説明しておく。
4.パワーポイントで説明資料を作る。

当日に出すネタ(保護者23名中17名参加 少しフェイクあり)

1.子どもに役立つという意味だよと前置きをして、自分の実績を伝える。
実績は、臨床心理士・大学院・研究していること・研究助成・論文・大学との連携・民間との連携などです。また、教え子の実績(東大・京大・阪大・神大などがまんべんなく)。

2.この実績は、他の先生では出せないと保護者が思わせる凄みをもたせた上で、もっとこの子ども達を指導してさらに子どもの夢を叶えたいと伝える。

3.だからついてこい!をいう。

4.家で行う宿題などについて話をする。


都市部での懇談会参加率は激減の一途です。しかし、方法を変えれば参加率が高まります。

その場しのぎの準備と学校の往復で過ごす日々から抜け出せば、こんな世界がまっています。
がんばりましょう。










 

どうも華丸です。


子どもと一緒に勉強していたら、ここで動画を見せることができたらなと思う場面に出くわします。
例えば、理科の天気等の単元で思うような天気にならない日が続いたときや体育の飛び箱などで
映像を見せてポイントを指導したいとき、

そんなときはNHK教材を使っていますか?


NHK for school
 

こちらのサイトはデジタル教材が全て見ることができるようになっています。
特に私が使うのは、道徳の映像教材や体育、社会の映像教材です。

また、復習の意味もこめて理科の映像教材を見せることもあります。


さすがNHKの教材は構成も素晴らしく、また映像によっては教師用の指導書やワークシートが
見れるものもあります。



急に何かをチェックしなくてはならなくなった。しかし自習をさせるものがない。そんなときにも
このサイトで映像を見せることができるととても助かります。

特に「考えるカラス」は理科の教材ですが、単発で見せることができますし、
子どもたちにも人気です。


是非このサイトをご活用ください。
 

最近の子どものトラブルは単なるケンカやいじめではなくなっています。 
スマホやインターネットの普及に応じて、SNSやメッセージアプリ、スマホゲームが様々開発されています。

とっても便利なスマホ。けれども使い方を間違えると大変なことになります。
小学生も高学年になると、スマホを持ち出す子が増えてきます。
私たち大人が知らない間に学年全体やクラス全体のライングループができていたりして、
トラブルがより目に見えない形になってしまっています。


そこで、大切なのは児童への指導と保護者への啓発です。


教材自体が少ないので、動画などを見せることは一つの手法です。


スマホ啓発アニメ (ルール)



SNSトラブル(文科省)


 
 SNSトラブル2(文科省) 


 
保護者向け 


高学年から指導しては遅いのでないかということで、中学年の時期に
指導を入れる学校もあります。

また、スマホの使用は学校外でのことなので、保護者に啓発を行っている
学校もあります。学級懇談会や修学旅行・宿泊訓練の説明会等で一斉に啓発することが
多いようです。

是非こういった動画などを使用し、指導・啓発をしていってください。 

ゴールデンウィークを過ぎると、はじめて書道に取り組むことも多くなります。
片付けや準備などに時間がかかるわりに単調さが出てしまいがちなので、単調さを防ぐ方法3つ

オーソドックスパターン1

  1.  見本をみないで自分でかかせる。
  2. 筆先をそろえて筆で手本と同じところに○・だめなところに✖︎をかかせる。(この筆先をそろえて○・✖︎を書くこと自体が筆の練習になります。)
  3. ○・✖︎をつけて、次に書くときに頑張らないといけないところを書く。
  4. 清書をする。

オーソドックスパターンの続き

  1. 教室の机の一列ごとに全員が書き上がった習字の作品をもってこさせる。
  2. よいところを探させる(太さ・形)
そこを考えさせることでポイントがわかる。

その他小技


 黒板をチョークをつかって一面、白くする。
黒板消し(雑巾でもよい)で字を書く。
大きな筆を水にぬらして、書く(黒板が傷みやすいので、習字用の黒板を用いるほうがよい。)


その他
字は縦長の方がきれいにみえやすい。
新聞に朱書きをするときれいに見える。
筆の運筆については「おしり」「ドシン」といったわかりやすいいい方をつかおう。
水書板を使って子どもと一緒に書くのも方法です。) 



研修講師の見方

研修を頼まれることがあります。統括指導主事の先生に教えてもらったコツ。
統括指導主事なんていうと教育委員会の大ボスのような気もしますが、私たちを支えてくれるスタッフと考えてください。私たちを側面から支援してくれるポジションです。
研修をする側からの見方がわかれば、受講生も受講するポイントが見えて得をすると思うので記事にしておきます。

研修講師ははさまれます。


2点の板挟み
  1. 伝えないといけないこと(受講生にとって本当に必要なこと)
  2. 伝えたいことがある。
これがズレないように教える。つまり苦手な料理を食べさせるようにストーリーを描けという教えです。
そのためには、戦略が必要になります。

戦略とは何をねらうのかである!

言語活動の大事さを体感させる。などと決めておきます。
そのためには?戦術が必要である!

誰もがびっくりするネタを持ち出す。 


インパクトがあるほうがいいですよね。例えば、テレビ番組 わらってはいけない科学からひっぱるなら、こんな場面をみせます。




これが言語活動の充実の具体例


その次に、なぜこの現象が起きたかの話し合いをさせます。
そして、話し合いを発表させます。
説明するためにメモをとりましょう。
聞き直しをしていきましょう。
そこで、ご概念や本当はどうなのか、などを話し合い活動により深めていきます。


これであれば戦略を保って(ねらいが達成されて)展開します。
もしもこの現象だけを見せれば、テレビでみたものだ!などの意見が飛び交うだけになり言語活動の充実がありません。

戦略を立て(受講者のレベル・対象)
戦術を考えて(若い子向けの実験か、誰にでも受けるものか、しっとりくるものか)
伝え方を考える(間の取り方など)


言語活動の充実についてというねらいのもとであれば、この展開は子どもに行なったとしてもバッチリになります。
(子どもに慣れさせておくと研究授業がうまくいきますが、難易度は高めの展開例です。)
















 

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