華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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2017年06月

妖怪ウォッチやらポケモンやらと色んな流行がありましたが、
今子どもたちの中でどんなものが流行っているのか
簡単にまとめてみました。


男の子
カードゲーム デュエル・マスターズ
結構根強い人気です。
ここ何年かはずっと流行っている感じがします。

ビートボックス 
口でブンシャカやって音楽を作り出すあれです。
youtubeなどを経て流行ってきたようです。


ヒカキン ビートボックス動画

世界の果てまでイッテQ 
日曜の8時が良い時間帯なのかもしれません。
芸人たちが色んなことに挑戦する番組です。子どもたちにとってわかりやすいお笑いなんです。
最近出てくる「みやぞん」という芸人さんも人気ですね。

ドラゴンボール
またテレビでやりだしており、流行ってきています。

ベイブレード
昔流行ったベイブレードがまた再流行
べいごまの進化系です。

女の子

小さい子にはアイカツ
アイドル活動をする女の子の物語

Hey! Say! JUMP
ジャニーズのグループです。

すみっこぐらし
すみっこに集まってしまうという特徴をもつかわいい動物キャラたち

ぐでたま
ぐでーんとしているたまごのキャラクター



男女共通

フィッシャーズ 
ユーチューバーです。ネットパフォーマンス集団です。
身体を張っておもしろネタに挑戦したりしています。


フィッシャーズ 動画

もちろん、はじめしゃちょーやヒカキンも
ゲーム実況なんかも人気です。
 
岡崎体育
たまに子どもたちが口ずさんでいます。
面白い音楽を作るクリエーターさんですね。

岡崎体育 動画

どうですか?
あまり知らないものも多かったのでは?
こういうものを話題に出してあげると日頃の会話が少し盛り上がりますね。

是非、色々話題にだしてあげてください。




 

そろそろ所見を書かなきゃなと思っている人も多いかと思います。
所見を書き始めているという人もいると思います。 


所見の書き方の基本的なところを紹介したいと思います。
所見はその学期で特に目立ったことを書きます。
基本的には「◯◯できました」というように、できたことを書きます。
何か一つの教科の一つの単元など、一場面に絞って書くのが基本です。 

たとえば、

×  国語の「ごんぎつね」では、ごんの気持ちの変化を上手に読み取ることができました。

◯  国語の「ごんぎつね」では、本文の会話や行動描写から、兵十に段々と寄り添っていくごんの気持ちの変化を読み取ることができました。 

×  図工の「◯◯」では、よく集中して描き進めて、素晴らしい作品を仕上げることができました。

◯  図工の「◯◯」では、「丁寧に塗るぞ」という気迫が伝わるくらい集中して、取り組むことができました。その結果、細かい筆使いが生きた素晴らしい作品を作り上げることができました。

というように、単元などを指定してその単元でどんなことができたのかを書きます。 
あっさりではなく、できるだけ伝わるようにくわしく書きます。 

係や当番についても


×  掃除の時間では、教室をほうきで丁寧にはき、綺麗にすることができました。

◯  掃除の時間では、教室の角などみんなが気づきにくい場所までほうきで掃いて、綺麗にすることができました。

 
くわしくその時の状況を思い出して、
どんな?どのように?と掘り下げていきます。

先ほどの図工の所見を例に挙げると

素晴らしい 
↓どのように?
細かい工夫がされている
↓どんな?
細かい筆使いの生きた工夫


また、「丁寧に塗るぞ」という気迫が伝わるような
というように比喩表現を使うこともいいでしょう。


余談ですが、
所見にその子の課題を書く先生もいます。
「◯◯は頑張りましょう」というように。これは賛否両論あります。
私なら記録に残るような所見には書かないで、口で伝えると思います。
通知表って結構見返したりします。そのときにマイナスなことが書かれていたら、
落ち込みますよね。

嫌な事、マイナスなことは記録には残さない。

賛否両論あると思いますが、私はそうしています。









 

雨が続くから、外遊びができない。
教室で暴れる子たち。

かわいそうだけど、叱らなくてはいけない。


叱るのも大変ですよね。雨はどうしようもないことだし、子どもたちもかわいそう。
ということで子どもたちに自分たちでできる中遊びを教えておきましょう。

低学年〜
じゃんけん (基礎中の基礎ですが大好きです)
王様じゃんけん
たし算じゃんけん

 じゃんけんで0本から5本の指をだす。2人の出した指の本数を足した数を先に言えたら勝ち。
テレパシー 
「テ・テ・テ・テ・テレパシー」のかけ声でせーので親も子も1本指か2本か3本かを出す。子は親と同じものを出せたら勝ち。

中学年〜
パチパチ7
1から順番に数をいっていき、7の段だけ数字を言わずに拍手する。
7の段だけでなく、色んな段で使える。九九の定着にもいいですね。
親指ゲーム
「いっせーので◯」で二人の両手の親指が何本上がるか予想するゲームです。
成功したら自分の片方の腕をおろします。
両方降りた方が勝ち。
指を足して5になると負けるゲーム
お互い両手の1本指から始めます。相手に攻撃すると、自分の指の本数が相手に加わります。
1回ずつ攻撃が可能です。5ちょうどにされたら、負けでその腕を降ろします。
両方降ろされたら負け。

ちなみに5以上になると繰り上がります。3本指に4本指で攻撃されたら7になるので、
(5+2)で2本指になります。

タケノコにょっき
たけのこたけのこニョッキッキのかけ声で
両手を挙げて他の人とかぶらないように、◯にょきと叫びます。
◯には数がはいります。
一番はじめに両手をあげる人は1にょき 次の人は2にょきと叫びます。
にょきと言った人は勝ち抜けです。

被るか、一番最後まで残った人が負け。

高学年〜
マジカルバナナ

連想ゲームですね。バナナと言ったら黄色、黄色といったらレモン、レモンといったら酸っぱい
という風に繋げていくゲームです。
詰まったら負け

リズム4
複数人で輪になり、誰からスタートするか決めます。 
 まず準備として、参加者全員「2文字」で呼べるあだ名を決めます。
4拍子のリズムでゲームが進行します。 
「自分が指名する人物」と数字を言って手をたたき、4拍子のリズムを刻みます。 
具体的なやり方です。 
(例)「ひろ、ゆう」がいるとし、「ひろ」から始まるとすると 

  ひろ「ゆう1」 ・・・最初のみ「指名する人物」だけを言う 
  ゆう「◯ ◯ ◯ ゆう」 「ひろ 3」   
  ひろ「◯ ひろ ひろ ひろ」 
 
  以下繰り返し 
リズムが遅れたり、間違った人がアウトです。



色々とまずは教師とやると、クラスで流行っていったりします。
そうすると、休み時間にそういった危なくないゲームをしてくれます。
しかし、罰ゲームをしがちになるので、それは注意したいですね。
罰ゲームはやめようというか、「好きな○○」にしようと言うかが必要ですね。




  

さて梅雨に入ったなという感じで、来週は曇りや雨が続きますね。

曇りや雨だと子どもたちも気持ちが滅入ってしまいますよね。
また、ジメジメとしていて不快指数が高まります。なんだかイライラしがちになってしまう。
おまけに、雨で外で遊べない。エネルギーを発散できず、フラストレーションが溜まります。

そこで注意したいことは、ケンカやケガです。
外遊びできず、教室や廊下で追いかけっこ。ジメジメした空気でイライラが高まり、
些細なことでケンカしてしまう。


そういったことを防ぐために環境を整えてあげたいですね。
エアコンなどがあるならば、気温が高い日はしっかり使いましょう。扇風機も。
あるのに使わないと、子どもたちも不満を持ちますしね。

そして、プールが始まっていると思いますが、雨で流れたときは体育館で体育をするか
多目的室で身体を動かしても良いと思います。

この時期なら体育館も空いているはず。
ほとんどお楽しみ体育になるかもしれませんが、少しでも発散できますね。

もちろん、授業の進度が遅れていないことが必要です。


休み時間はできるだけ教室にいるようにします。
とくに長休みは。
余裕があれば一緒に遊んであげてください。
何でもバスケットや宝探し、爆弾ゲームなど。

また、中でできる将棋やオセロ、トランプ、カルタ、百人一首などを用意しておくのもいいでしょう。
これはその学校によって禁止もあると思いますが、
百円均一などで用意もできます。

私は百円圴一で売っていた都道府県カルタを生活班分買って、班の中でカルタ大会をさせたりしています。勉強にもなりますしね。他にも日本史カルタやことわざカルタなどもあります。


この際に、生活班で遊べる小さなゲームをさせるのもいいです。
ウインクキラーやたけのこニョッキ、マジカルバナナ、など。
いつもと違うメンバーで過ごして、新たに友だち関係が広がるかもしれません。


子どもたちのフラストレーションが溜まらないように色々と環境を整えてあげること
プロアクティブが大切ですね!












 

さて、そろそろ所見を書き始める時期になりました。

みなさん、「うーん」とうなりながら書いている姿をよく目にします。
みなさんは所見に書くことをある程度決めていますか??


私は決めています。1学期は教科について 2学期は係・当番・委員会 3学期はその子の人となり
私はこのように学期ごとに書く事を分けています。

というのも、教科についてが一番書きにくいからです!

係や当番でのことは教師のお手伝いが多いため、自然と目がいきやすいです。
ズバリ、書きやすいでしょう。また、係は書く事がある程度、型にはめることができます。
率先して取り組んだ・協力して取り組んだ・自分たちで新しい仕事を作り出した など
 

また、その子が優しくて友だちをよく手助けしてあげていたり、
授業でよく集中して取り組めていたり、グループ活動で周りの子をリードしていたり、
など、人となりは一番目立つことで、書きやすい子も多いでしょう。
 
なので、あえて後回しです!


書きやすいことを先に使ってしまうと、後で苦しむ事になります。 
では、教科についてどのようなことを書けば良いか。
以下を参考にしてください。

国語 音読の上手さ・字のていねいさ・漢字の理解度・物語・説明文の読み取り・文章を書く力・発表の上手さ

算数 計算の正確さ・速さ・考え方の多様さ・説明の上手さや表現方法(図を使うなど)・作図などの技能・算数の公式などの知識の理解・前時までの方法を生かしているか

理科 生活経験などに基づいた予想・科学的事象における疑問を持つ力・実験方法を考える力・実験を正確に行う技能・結果から導きだす考察の力・理科への好奇心・理科の知識を正確に理解しているか

社会 調べ学習で適当な方法で調べているか・調べた内容を整理する力(文章・図・グラフ)・資料(本・グラフなど)を上手に活用できているか・社会の知識を正確に理解しているか

体育 その単元の技術や技能・周囲と協力しようとしているか(短距離走なら、手の振りや前傾姿勢 コーナーでの内側に傾けた姿勢など)体育大会の練習や本番の様子・保健授業での意欲関心・保健授業での知識理解

図工 下書きなどの丁寧さ・筆使いが丁寧か・作品の発想が面白いか

などです。
参考にして、授業中に注意してみてください。
きっと子どもたちの頑張りが見つかってくると思います。
 

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