華丸先生の連絡帳

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2017年06月

タブレット端末は届いたけど、活用できていない。そんなことありませんか?
私は、算数の学習活動で見通しから考える活動にかけてタブレット端末を用います。発表の仕方などを録画することで、子ども達は自らの伝え方に気がつきます。
「声が小さいね。」「はやくてわかりにくいかなぁ。」動画を見た子ども達から自然と発した言葉です。
普段の音読指導などでは、子ども達に話をしてもなかなか伝わりませんが、動画だと一発で理解し変化しますね。
また、録画した発表内容は、学級内で学習の説明ビデオとしても活用できますよ。

めあてを持たせて、子どもは記録が伸び、先生は所見やほめ言葉につなげる方法。

50メートル走
新聞紙を体に当てて落ちないように50メートル走らせる。これは、体幹や軸のブレを抑える1つの方法です。
しっぽ取りのように1メートルのスズランテープをつけて練習させると、ペア学習のときに、子どもが序盤、中盤で速度が遅くなっている箇所が分かりますから、その遅くなったところで、応援の声をかけさせると記録が伸びやすいです。
体重を前に傾けた形でのスタートダッシュの練習
足をふとももの後ろまで近づけた走り、手が流し目で見えるほど振り上げることなどもコツです。
これらはタブレットを使うと改善します。
あとは、厳しく指導してほしい子は赤帽子、優しく声をかけてほしい子は白帽子にさせると、子供に寄り添った声かけになりますよ。
うまい指導が続くと子どもは厳しい指導を好みます。
下手だと優しく指導を好む傾向はありますが、これは学級の雰囲気にもよると思います。

シャトルラン
シャトルランのみでおこなうのが良いと思います。体力を使います。バスケ、サッカーをしている子は比較的いい記録になりりやすいので、グループで取り組ませるときには、前半後半でスポーツ経験者を半分ずつにすると、周りの子どももつられて良い記録になりやすいです。
感想でも、○さんが頑張っていたので自分も頑張ろうと思ったなど、仲間を意識した感想がよくでます。

反復横とび
これは記録を取る前に十分に上靴を乾いた雑巾で拭いて滑らないようにさせましょう。

上体おこし
練習はさせません。
しっかり足首をつかんで、取り組みやすいようにさせます。

少しでも子どもの記録が伸びて、先生スゴイといわれるようになるといいですね。

スポーツテスト「体力テスト」お疲れ様でした。
前年度の記録をメモしておいて、その伸びをほめていきましょう。個人内評価と呼ばれます。ざっくりいうと、ナンバーワンよりオンリーワンという評価方法です。
昨年度の記録がない場合は、今年から記録を引き継ぎましょう。
必ずいくつかの項目は去年より伸びています。
そこをほめて記録を返しましょう。
話型です。
1秒も記録が縮んだんだねすごいね。
シャトルラン最後まで汗びっしょりでも頑張っていてカッコよかったよ。
など、事実をしっかり観察してそれとほめ言葉を伝えましょう。

その後、所見に書きます。
タブレットなどで、観察をさせて成果が出た子には、
タブレット端末を使って正しいフォームを何度も確認し、取り組んでいました。周りの友達からのアドバイスを受けて、右の手の振りが正しいフォームに近づけることができるようになりました。その結果、○という競技で○という結果につなげることができました。
このポイントを活かして来年度はさらなる飛躍につながってほしいと思います。

こういった所見であれば、時間が経っても、子ども達はこのスポーツテストの日のことを思い出し、先生や仲間と過ごした日々を良い記憶として通知表に残すことができます。

スポーツテストで事前指導をすればするほど、所見はかけます。
叫んでいい記録の子どもだけほめるのではなく、みんなのそれぞれの頑張りを伝えましょう。
教員は冷静に楽しく取り組みましょう。



スポーツテスト「体力テスト」は、先生も子ども達も総動員して取り組む一大イベントですね。
記録が伸びる技やコツをお伝えします。

握力なら歯にハンカチを挟んで記録させる。歯をくいしばるイメージを持たせてから、ハンカチなしで記録をとらせる方法も1つです。


長座体前屈なら、「にゃー」と息を吐きながら取り組ませてから、イメージさせて息を吐きながら行う。

ハンドボール投げなら、スポーツタオルを持たせて、できる人のフォームを見せて、マネをさせる。
タブレットでできる人の動画を撮影してから、自分のフォームを見て改善点を探させる。また、45度付近をイメージしてボールを投げる。
何か子どものめあてを持たせて指導すると、ただの記録会ではなく、子どもの頑張りをのせた思い出の記録会にかわりますよ。
暑い日が続きますから、水分補給させて楽しく取り組みましょう。




林間1日目どうしよう?

3日間の日程の中で雨がいつ降っても大丈夫なように考えましょう


1日目に
キャンプファイヤー・肝試し・魚つかみをいれておきましょう。
そうすると1日目が雨であっても翌日晴れれば、予定変更をして2日目にキャンプファイヤー・肝試しなどができるでしょう。

2日目

登山など少ししんどい活動をいれます。2日目に雨が降っても、登山は遠足などでも行きますから諦めがつきます。焼き板・勾玉づくり・わら細工などをいれておくのもいいですよ。1日目が雨のときに予定変更することができます。屋根がついているバーベキュー場であれば、カレーライス・バーベキューも簡単にできますね。屋内オリンピックの用意をしておくこともお忘れなく!

3日目

午前で実質は終わりです。無理な活動は控えて、のんびり過ごすのがいいと思います。
学校の先生は元気な方が多く、ついつい目一杯行事を詰め込んでしまいますが、子ども自身はそれほど詰めなくても十分な場合があります。部屋でゆっくり過ごすなど高原などのその地域が味わえる工夫があってもいいと思います。
海などであれば、釣りを楽しむのもいいですね。よい思い出を作ってあげましょう。





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