華丸先生の連絡帳

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2018年02月

そろそろ1年が終わるので、1年を振り返りたいなと思っています。
今回は図工について。

教え子に賞状をあげたい

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今年も図工のコンクールで子どもの作品が入賞しました。子どもたちは本当に頑張って取り組んでくれました。
賞状って結構もらったことない子は割といます。私も人生のうちにもらった賞状やトロフィーなんてほとんどない気がします。 やっぱりもらうと嬉しいですよね。学校の先生からもらうこともありますが、やはり何かしらのコンクールなどで入賞するのはとっても嬉しいです。学校において狙いやすいのは図工作品のコンクールだと思います。ではどう入賞まで導くのか。

細かさと丁寧さは必要 

 最低限かと思いますが、まず下絵がしっかりと細かく描かれていることや絵の具の塗りが丁寧であることは必要です。これは高学年になればなるほど、求められるなと感じます。図工は忍耐力を養う目的もあると言われています。下絵を細かくすればするほど、塗りは難しくなります。その子の能力に応じてアドバイスをしてあげたいですね。ここが徹底されていたら努力賞などはもらえることがあるなと感じます。

上の賞を目指すには?

まずはそのコンクールの傾向を知るべきだと思います。優秀作品はきっと何かしらの形で見ることができます。繊細なタッチが受けるのか、大胆なタッチが受けるのかはそのコンクール次第だと感じます。
加えて、上手だなと思う子の作品には躍動感があり、かつストーリー性があるなと感じます。躍動感を出すためには、例えば人物だと同じ動きをさせないことや、建物だと高さを見せるため、あえて下から見上げた構図で描かせたり、遠近法を使って勢いをつけるなども考えられます。

そして、ストーリーが伝わるように。特に人物を描くときは何をしているところかが伝わるように描いていきます。

塗り方はどうするか

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これは好みによりますが、塗るものによっても塗り方を変えてもいいかなと思います。「ここは点々と塗っていこう。」「ティッシュをスタンプみたいにして塗ろう。」「絵の具を少し飛ばしてみよう。」などなど。味わいが変わるので面白いですよね。技法についてはいくつか紹介しておくと、子どもたちも自由に活用します。

用具は揃っているか  

子ども達の筆などは揃っているか、絵の具はあるかを確認しましょう。細かい所は小筆を使わないとどうしても難しいかなと思います。もちろん筆の先だけを使って頑張る子もいますが。
筆や絵の具も少しストックを残しておくといいでしょう。

題材はどうするか

これが一番悩みますね。コンクールに入賞させたいなら、そのコンクールでよく入賞している題材はいいのかなと思います。高学年は建物(寺社)などが多く、中学年以下は物語の絵などが多いイメージはあります。子どもたちが楽しんで取り組めそうなものがいいですね。個人的にはお祭りものが好きです。迫力がありますし、その地域のお祭りなどがあれば子どもたちも描きやすいですしね。

あくまで参考です。大切なのは図工を子どもたちが楽しむことですね。





 

エピペン研修増えています。

エピペン研修増えてきましたけど、覚えているか自信がないときがあります。
 
アナフィラキシーショックなど、児童のアレルギー症状が出た時にエピペンを使うことがあると思います。
突然エピペンを使う場面になっても、大慌てしてしまうと思います。

今回は、伝聞ですがエピペンの使い方を書きたいと思います。

エピペンを使う前に内服薬があるかどうか


内服薬を使う場合は、噛み砕きでいけるのか水と一緒に飲む必要があるのか確認しておく必要があります。

内服薬を使っても、症状に改善が見られないとき、エピペンを使います。
あるいは、内服薬がなく緊急時にはエピペンを使います。
つまり、内服薬とエピペンの併用は可能です。
 

エピペンを使うとき


キャップのようなものを外します。
持ち手はグーの握り手にます。
太ももの3分の1に分けた真ん中の外側にエピペンを使います。
服の上から打つこともできます。
その後ランドセルなどで足を上げて、足の高さが高い状態で仰向けに寝かせます。
 
必ず、大人がその場から離れないことと、他の教職員を呼んで救急車を読んだりといった手配をしたり準備を分担することが大切です。
 
後は、エピペンがきちっと使われているかしっかり押せているかといった微妙な所があります。
ですから、実習などで練習していくことが大切だと言われています。
 
最後に、エピペンの保管場所については必ず教職員で共通理解をしていざと言う時にすぐに使えるようにしていくことが大切だと言われています。
自分自身も忘れてしまいがちなので、ブログに書いて覚えておこうと思います。

間違えていたら、申し訳ないのでご参考程度にでお願いします。
また、方法が違う場合はわかりやすいページでもご紹介ください。 


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指導要録様式の書き方

指導要録の2と2−2(こちらこちら)を書くことがこれからの仕事になります。

評定のつけかたの例

評定の部分は1学期から3学期までの学習の様子を総合して考えます。
1学期と2学期の両方に3(もしくはA)の評定がついてる場合は指導要録の評定は3としても構わないといったルールが各学校であると思います。
 
しかし、評定を1とするときは注意が必要です。
なぜ1をつけたかを覚えておく必要があります。
それも何年も
ですから、後で説明がつくような評定をつけることが大切です。
通知表の3の数から判断するのは1つ説明する方法にはなってくるかもしれません。


今からできる指導要録様式の入力

特別活動の記録

特別活動とは、
学級内での係
クラブ活動などです。
これはすぐにできるので、今から記入しておくと良いでしょう。

外国語活動

外国語活動などもそれまでの書かれていたものを写しておくということで大丈夫でしょう。
総合的な学習の時間は、特に取り分けて取り組んだことなどをかかせます。
全員同じでも構いません。
しっかり書くことが原則ですが、学校によりますけど通知表にしっかりかいておけばいいことです。

総合所見


子供の個性や能力を表すような顕著なものを書くことが求められています。
軍隊は何々であるなになにできている。
などという形で客観性を保つように書くと良いでしょう。
総合所見の書き方
1から考えて書くこともできます。
でも、それでは非常に時間がかかります。
ですから、
1学期から3学期までの所見一覧をまずコピーして持っていきます。
そして、その児童を表す最も特徴的な部分をマーカーで囲んでおきましょう。
それを総合所見に書き写していけば終わりです。

 
なかなか書き写すと時間がかかるので、今から始めておくと良いでしょう。
春休みは次の学年の準備であったり
これまでの1年の振り返りをしたりする時期です。
本来、終業式に終わっておかなければいけない指導要録の資料は早めに終えておいて、
管理職のチェックを受けて金庫に保管するようにしましょう。
大変ですが、少しずつ書いていけば終わります。
頑張ってみましょう。

指導要録って何?

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指導要録は、学籍(指導要録1)と学習の結果の要約などの指導やその子の持つ顕著なことを書く(指導要録2)からなる資料です。ですから、転出などで使われます。
指導要録は昔は20年保管でした。
ですから、20年間なにかあったときには開示される可能性があったのです。
今は、改正されて、指導要録の1(こちら) は20年間保存
その他は5年間保存 指導要録の2と2−2(こちらこちら)のことです。
指導要録の1は名前とか住所などの情報
指導要録の2は学習の記録のようなものですね。
引っ越しなどの転出のときに必要にもなります。

そろそろ指導要録様式2を書こう

3学期のこの時期は、成績処理と組替えの資料作りに追われていることだと思います。
高学年は、卒業式の準備に追われてなかなか忙しいことになっていますね。

そうでなくても、1年から4年の学年もそろそろ指導要録様式2をつける必要があります。
春休みに、学校に来て指導要録様式を書く時代もありました。
しかし、そうなると管理職の移動等確認が不足して、書類の不備がおきることもあります。

指導要録の開示は、滅多にありませんが開示請求されると開示する必要がある書類です。
昔は、総合所見でも特記事項なしと言うハンコ押せば終わりでした。
しかし、今ではそれでは済まなくなってきています。
もしも、特記事項なしで済む学校であればそれはラッキーです。

もともと、小学校でここまで細やかに書く必要があるのかどうかというところは相当疑問です。
何でも記録をしてほしいと言う最近のニーズを考えると仕方ないと思います。
細やかに書く必要がないと言う事は、無責任のように見えます。
しかし記録に残したほうがいいことと逃さないほうがいいことがあるのは確かです。
子供のその時点でのできていることを書く事は大切です。
もし成人して開示請求をしてみたときに、先生がこんなことを思っていたんだと不快に思うと
揉めてしまいます。
私たち人は日々変わっていくものなのであまり決めつけてかくことは厳しいと思います。
それでも書く必要があるときは、良いことだけを書くようにしましょう。

開示される頻度がどれぐらいあるか?


これはほんとにめったにないと考えて良いでしょう。
しかし、保存期間がありますので油断大敵です。
明日の記事は、今からかける指導要録2の書き方です。 




 

さて年度末ですね。
3学期は本当にあっという間に終わっちゃいます。

専科の先生や少人数の先生と関係を上手く築くには・・。

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担任は空き時間ができたり、仕事が軽減されますよね。
専科って大変だと思います。担任は授業内で何か失敗しても、どこかでフォローしやすいですし、子どもたちとの関係も出来ているので、指導がしやすいです。
しかし週に何回かしか会わない専科の先生は指導しにくいです。
 
そんな中、色々と手助けもしてくれたりと、とても担任からしたら有り難い。
やっぱり感謝の気持ちを表したいですよね。
専科の先生と円滑な関係を築くことで仕事も上手く流れますしね。

そんなときはサプライズ!
ではいくつか紹介します!

子どもと一緒にする場合


最後の授業にお手紙
特に子どもたちにとってその先生に教わるのが最後のときなどは
お手紙を書くといいでしょう。

画用紙にメッセージを書いた小さなメモを貼って一枚ものに
これは書く量は少ないけれど、サッとできます。

忙しくて書くこともできない!という場合は
「1年間ありがとうございました」と言葉で伝える。
子どもたちと何回か練習して、サプライズ的に伝えると少し喜んでもらえます。


個人的にする場合


年度末に学年飲み会に誘う
学年の飲み会に誘い、一緒に楽しむのも一つでしょう。
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年度末にお菓子などをプレゼント
本当に感謝の気持ちを表すならばしっかりとしたものがいいでしょう。
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もし押し付けがましくなるのが、嫌ならば
学年のために買ったお菓子を専科の先生にも一言添えて渡すのもいいですね。

きっと喜んでくれると思います。
簡単にできるので是非やってみてください。


























 

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