今回は研究計画書の書き方です。
大学院入試の肝となる部分です。

そもそも研究計画とは何か。
研究計画とは、大学院に進学して私はこんな研究をしたいと考えていますよということを
文章にしたものです。 
作文のように思いのまま書き連ねてはいけません。
書き方のポイントがあります。

・どんな問題意識があるのか
・先行研究にはどんなものがあるか
・どんな研究をするのか
・その研究は先行研究との違いが何で、どんな意義があるか

の4点です。
細かく説明していきます。

・どんな問題意識があるのか 
研究というのは、何かしらの問題意識があり、そこをきっかけに計画されるものです。
例えば、不登校が多いという問題があって、不登校の数を減らしたいので、その方策を考えたい。
そういった現場にあるような問題などをもとにしてどんな研究をするのか考えていきます。

・先行研究にどんなものがあるか
不登校をテーマにするならば、不登校についての研究を色々と探してみます。
論文検索サイトcinii やgoogle scholarなどで不登校と打って検索すると大量にヒットします。笑
その先行研究を読み進めるなかで、明らかになっていないことが出てくると思います。もしくは研究されていないことなど。それが実践可能そうであれば、そこをテーマにすると良いでしょう。

・どんな研究にするのか
その大学院にもよると思いますが、できるだけ具体的に書く方が好印象です。もちろん、実際に進学してからテーマが変わる人なんて大量にいますので、安心してください。
例えば、「不登校の数を減らしたいという問題意識から、方策について調べたところ、小学校高学年以上を対象とした実践は多数存在するが、中学年以下はあまりなく、対象者数も少ない。そこで、研究テーマを小学校中学年対象の不登校予防プログラムの開発とする。」というように先行研究で触れられていない部分をテーマにしてかつ、具体的に(対象や研究内容を明らかに)する。この例であればプログラムの内容をおおまかに考えておく方がよい。「道徳や総合の時間を使おう。」や「自己肯定感をあげるために良い所みつけをしよう」などというように。

・先行研究との違いが何で、どんな意義があるのか
先行研究で明らかにされていないことを強調します。また、それを明らかにすることで、教育界や教育現場にとってどんな意義(いいこと)があるのかを述べます。「小学校中学年対象のより有効な不登校予防プログラムが開発されれば、高学年での不登校の減少に繋げることができ、児童が健やかに成長していく手だてとして1つの示唆となるだろう」というように。

一番大切なのは、どんな問題意識を持って何を明らかにしたいか(どんな研究がしたいか)です。
先行研究など少々読めていなくても、仕方ありません。

ただ、何がしたいかが明らかでない人は「何しにきたんだ」と思われます。最低限、したいことを明らかにしましょう。







 
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