校内研究は研究授業をさせられ紀要にする作業になっていますよね・・・。

jugyou_fukei


一番の課題は
日々の授業につなぐ視点が足りない。
そして改善が共有化されているかは難しい。
というところがありますね。みんなで話し合って良い研究にしたいですね。

特別な準備をしてしまうところに問題がありますよね。
たまには本気で準備するイベントみたいな言い方もありますよね。
研究授業をすることが日々の子どもに還元される。
きれいごとを言うのは私も大好きです。
今回は、きれいごとは外面として、ほんとうにもちかえるとおいしい研究授業の見方について説明します。


研究授業でみておくとお得なこと
・導入
はじめにどう子どもをひきつけるかみておくと、同じ教科の授業をするときにすごく楽になります。準備がそうとうかかっているものはしないほうがいいです。教師の話し方や間の取り方も勉強になります。
 
・展開
作業になることや意見のやりとりがでることが多いのでそこをみよう。
作業であれば子どもたちが混乱なく動けるようにどんな配慮がしてあるかも見ておくと勉強になります。
苦手な子の声のかけ方・できている子に対してどういった声かけをしているかをみておく。
そのままの話型で使うことができる。

まとめ
子どもの意見発表の後にまとめるまでの言葉遣いを注意して聞いておく。
子どもの意見に対してどのような反応をしているのか。
子どもの意見に対しての切り返しの発問はどのようにしているかを見ます。 

討議会終了後(話がでなかったときに)授業者に聞く話型
 
導入
すごく良かったです。授業で是非使いたいので、資料いただけないですか。どんな風に発問したか教えてください。
展開部分
苦手な子への支援(ヒントカード)すごく良かったです。良かったら見せてくれませんか。
どうしてその支援を用意したんですか?(算数などパターンがあります。具体物で支援)など
まとめ部分
最後の子どもの意見がたくさんでたときにどうまとめたかを教えていただけませんか。
(話型がわかる。)

また、話を聞くときに授業で良かったポイントをしっかりと伝えましょう。
「導入の仕掛けすごく面白かったです。本当に勉強になりました。ありがとうございます。」など。 

こうやってコミュニケーションを取ることで、人間関係も円滑になりますし、勉強もできて一石二鳥ですね。研究授業を最大限に活用しましょう。