指導要録って何?

shimekiri_report_businessman

指導要録は、学籍(指導要録1)と学習の結果の要約などの指導やその子の持つ顕著なことを書く(指導要録2)からなる資料です。ですから、転出などで使われます。
指導要録は昔は20年保管でした。
ですから、20年間なにかあったときには開示される可能性があったのです。
今は、改正されて、指導要録の1(こちら) は20年間保存
その他は5年間保存 指導要録の2と2−2(こちらこちら)のことです。
指導要録の1は名前とか住所などの情報
指導要録の2は学習の記録のようなものですね。
引っ越しなどの転出のときに必要にもなります。

そろそろ指導要録様式2を書こう

3学期のこの時期は、成績処理と組替えの資料作りに追われていることだと思います。
高学年は、卒業式の準備に追われてなかなか忙しいことになっていますね。

そうでなくても、1年から4年の学年もそろそろ指導要録様式2をつける必要があります。
春休みに、学校に来て指導要録様式を書く時代もありました。
しかし、そうなると管理職の移動等確認が不足して、書類の不備がおきることもあります。

指導要録の開示は、滅多にありませんが開示請求されると開示する必要がある書類です。
昔は、総合所見でも特記事項なしと言うハンコ押せば終わりでした。
しかし、今ではそれでは済まなくなってきています。
もしも、特記事項なしで済む学校であればそれはラッキーです。

もともと、小学校でここまで細やかに書く必要があるのかどうかというところは相当疑問です。
何でも記録をしてほしいと言う最近のニーズを考えると仕方ないと思います。
細やかに書く必要がないと言う事は、無責任のように見えます。
しかし記録に残したほうがいいことと逃さないほうがいいことがあるのは確かです。
子供のその時点でのできていることを書く事は大切です。
もし成人して開示請求をしてみたときに、先生がこんなことを思っていたんだと不快に思うと
揉めてしまいます。
私たち人は日々変わっていくものなのであまり決めつけてかくことは厳しいと思います。
それでも書く必要があるときは、良いことだけを書くようにしましょう。

開示される頻度がどれぐらいあるか?


これはほんとにめったにないと考えて良いでしょう。
しかし、保存期間がありますので油断大敵です。
明日の記事は、今からかける指導要録2の書き方です。