黄金の3日間よりも前にやること

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4月の初出勤から準備をしておくとなんとなく準備するよりグッと3日間がスムーズに進みます。

学年の仕事がメイン!
チームワークで行えるように、まずは学年の仕事がメインとなります。学級の仕事は、日曜日までに用意する。できていない場合は、学年の仕事が終えてから行います。

◯学年便りを作る


学年便り4月号は新任であっても「やりたいです」といいましょう。
理由は2つ
1つ 作っているうちに月の行事が頭に入ってくるからです。これは大きいです!
私はこの始業式の準備こそが大事だと考えています。
流れを理解する上で起こりうることを予想しておくことで、落ち着いて対処できます。

2つ ワードや書式に戸惑いがあったとしても学年で教えてもらえる余裕があります。
もし始業式直前に用意なんてことになると子どもの様子なんてみてられませんね。
管理職の方に確認いただきOKを頂ければ、学年分と10部程度多めにすっておきます(保存用・学級掲示用・管理職にお渡しする・転入生が急に来たとき・紛失した子どものために多めに用意)

◯学年の仕事を分担しよう


・会計と学年主任はわけます。

・研究授業は、元気であればぜひ引き受けましょう。
不安がある場合は、正直に伝えることが大切です。
新任からしばらくは、新任指導の中に研究授業が入ることが多いので「はい」と返事をしておけばいいでしょう。

・担当教科・領域を決めます。
教科主任とその構成する人であることが多いでしょう。得意な教科や領域を選ぶことをおすすめします。まんべんなく仕事をするほうが後々力がつくのでぜひなんでも引き受けてみましょう。

・その他、校務で分担するものはわりふります。
わからない校務があれば早めに相談・質問をしましょう。

・年間の校外学習を確認します。
遠足・社会見学・林間・修学旅行、様々なことがあります。
予算執行の関係ですぐに出さないといけないものがありますので
子どもの交通費の確認のために団体割引の有無・療育手帳などの旅費無料を確認して団体乗車人数と例年の教員等の付き添いの人数をみて各種移動手段(鉄道会社など)に連絡をします。
もし、下見の申込みが必要ならばすぐに申込みましょう。
下見も始業式までに終わらせておくと楽です。

会計について


◯副教材・図工教材の選定
ドリルや図工の教材をどれにするか決めます。
とっても工夫されている教材もありますから、しっかり選んでみましょう。
昨年度の購入物品をみれば、参考にはなります。ただし、学年の実態によって簡易なものや難しいものに変わるので、学年の状態については、前担任から引き継いでから教材の選定を行いましょう。
図工は、作品展用として昨年度と同じものを選ばないほうがいいと思います。保護者の方が呆れます。

◯植物の種などで買うもの
4月にすぐ届いてほしい種など(4月から種をうえるといい植物)
・マリーゴールド
・ホウセンカ
・つるなしインゲン
・アサガオ
・ヒョウタン
・カボチャ
学年にもよりますが、このあたりは買っておくといいでしょう。

◯校務分掌・教科領域ですぐに買う必要がある・変更しておくもの
例えば,酸素ボンベ・気体検知管などは消費が大きく、理科担当であれば確認して数がなければすぐに発注が必要です。

◯学年で使うノートを決める(教科ごと)
教科ごとに去年の学年便りなどを参考に使うノートを決めておきます。
昨年度のノートは自習ノート用に使ってねと伝えておくといいと思います。
ノートがもったいないとよくもめますので・・・。
見開き2ページを1時間ですすめるという構成が多いです。

◯学年名簿を作って印刷

ゴム印でもいいですし、パソコンでうっても構いません。チェックリストを作っておくと、テストの確認などですぐに使えて便利です。そして、名前はうちながら覚えていきます。家に名簿を持ち帰ることができにくいので(持ち出し簿などに記録する。)、できるだけ仕事場で覚えましょう。


これが、学校の教員が初出勤で「思っていたのと違う。」と感じる理由のひとつです。学級の仕事何もしてない・・・。もしもこのブログをみていれば大丈夫。イメージができて来ます。
そうでない場合は、過去の記事をみておくと段取りが立ちますよ。
頑張りましょう!