そろそろ夏休みも終わり

大人になると小学校時代は自分は勉強しなくても100点だった。
交友関係もよかった。友達がたくさんいたのに。もてたのに。
まるで神童のような発言がみられます。
大学に行くと友達ができなくて便所飯になって・・・。という衝撃な話も見え隠れ。
時間が経って美化されていることもあるかもしれませんが、子供時代には気がつかなかった事実もあります。
今回は、小学校の教員の読者のみなさんに自信をもってもらいましょう。
そろそろ新学期で気が重たい時期です。仕事の偉大さに気づいてやる気をおこそう。

小学校時代は自分は勉強しなくても100点だった。

これを言う大人に出会うと、「痛たっ」て思います。
基本的に小学校の勉強は、びっくりするぐらい同じような学習内容を繰り返します。
習い事なら10ー15分の内容を3時間かけます。
つまり習い事のテキストなら2ページの内容を3時間。
例えば、2年生で習うかけ算。
3年生でかけ算の復習に近い内容で1時間。
かけ算の式の立てかたに1時間。これも2年生と同じで数字が違うだけ。
かけ算の筆算のしかたに1時間です。
「勉強しなくても100点だった。」
周りが見えていなさすぎます。
平均点95ー98点とか、ざらですよ。平均点がたかくて問題難度を変えることもあります。
高校なんて平均点30点なんてものもありますから、単純なる平均点の問題。
そしてそれぞれの頑張りです。
テスト問題ってこれほど平均点が高い場合は成績つけにくいですけど、小学校のテストは学力を測る一面と「自信をつけさせる。」この意味合いが多い。
小学校の先生は教科書通りに教えれば相当ていねいに
同じことを何時間もかけて教えていることになります。
先生の話ってくどい(笑)。
100点取れたのは、学校の先生のおかげ(教科書の仕組みのおかげさま。文部科学省のおかげさま)。陰ながら考えてくれている人がいるという側面はあります。

宿題なくても大丈夫だ。

小学校の宿題はいらないと言い出す教師が増えています。
教師側からすると楽です。
宿題をみなくていいと1日のうちの負担が相当へります。
とはいえ。過密すぎます。
宿題なしの日はあってもいい。
漢字のように形を整える必要がある教科や計算のように練習を重ねることで力が高まるものは、こまめにみると伸びます。
だから、「ドリル」=「深く掘り下げる」教材が小学校では取り組まれます。
認知行動療法でも、宿題(ワーク)を出すことありです。
本来数十回行わなくてはいけないセラピーも、宿題(ワーク)で家で取り組む部分を作ることで、面接の回数が減ります。
面接1回5千円からですから、半分以下の費用になることもあります。
面接に行く回数が減ることも、精神的に疲れているクライエントさんにとっては嬉しいことです。
もちろん宿題(ワーク)があるから、面接に行きたくない人もいます。
宿題は、勉強時間が少ない日本の学生は特に必要な仕組み。

夏休みも教師の影響ありまくり

・絵日記を書きましょう。
これは自分の夏休みの生活の省察を行なっています。

・宿題が出ます。
学習のコントロールを身につけさせるために必要です。計画的な生活にならざるをえない。前日に慌ててする無計画な自分を知ることも大切。

・早起き・早寝についてプリントが配られます。
ニートなときはこれ思い出してください。
早寝・早起きは、生活のリズムをつけなさいの意味ですね。

・歯磨きカードは、大人になって歯磨きの習慣ができないと、抜歯など健康面に影響があるから。
習慣づくりです。

・入浴の習慣についてかかれていることもあります。
衣類や体から臭う子供の指導も影で教師が行います。まさか子供達の前で体が臭うといいにくいものです。保護者の方の問題もありますからねぇ。
では、大人になって入浴の習慣がつかなかったとしたら、これは社会的に厳しい目でみられることもあります。
大人になって精神的に辛くて入浴ができなかったとしても、体を介護用シートでふくなどの工夫をするなどの知恵を身につけていきましょう。

小学校の教師の話は聞くと得です。教師が偉いという意味ではない。
将来にわたり影響が大きい生活面の話がたくさん含まれています。
得することありです。


宿題は学習のコントロールを身につけるためにも大切

期限までにある程度の成果を出す。
こんな社会の常識を身につけるためには必要です。
社会ではペナルティを受けることもあります。
宿題をこなす感覚が身につかないと、中学校・高校で挫折していきます。
特に漢字と同じノリで単語の覚え方が続きます。
英語の成績に顕著にあらわれます。

交友関係もしっかりしていた。

友達100人できるかな?
が1年生のテーマですよね。
友達関係が円滑に進むように、教員が仲裁しています。
汚れ役です。
保護者からの苦情があっても子供の交友に影響が少ないように動き回ります。

陰であなたがお友達と最低な理由でもめたとしても、泥をかぶって汚れてくれるのが小学校の教師です。寛容さで包み込みます。
「上靴・筆箱を隠した。」窃盗です。
「友達をたたいた」暴行ですかね?
「暴言をはいた」 名誉毀損
「友達を集団でいじめた。はぶいた」 倫理的に最悪です。いじめがクローズアップされますけど、窃盗に暴行に名誉毀損にまともに捉えていくと、子供達には酷すぎます。
学校では以下のようにします。
話を聞いて、「2度としてはいけないよ。」という約束で終わるように、調整をしています。
先生が泥を被ることで「成長途中だから割引!」をしてくれているのです。
中学校・高校になるとこの泥かぶりをしてもらえなくなりますね。
お世話がかりの先生に甘えてばっかりの小学生時代ってことに気がつくかどうかです。
お世話がかりの先生すぎると、子供にとってはいきなり放り出された気持ちになりますよね・・・。
でも、面倒見が悪い先生も嫌なもの。
先生が面倒見がいいほど、子供は依存しますから
いい先生にみえてしまう。
先生と子供の間合いって大切。

自分が神童のように勘違いしてしまう背景はそういうこと。

神童のように勘違いできた時間って大切

お姫様・お殿様のように世話していただいていた先生方。
あんまり感じにくいですけど。
でも、それを忘れて自分を神童扱い。
いいじゃないですか。子供時代なんだから。
その甘やかしを保護者の方もしてくれたならば、もっとラッキーです。
大事な王子様・お姫様扱いも一生の中でそんなにないです。
独身の方ならわかると思いますが、王子様ってあらわれませんよね。
勘違いの王子様はあらわれますけど。

お陰様の気持ちを添えるだけで数年後が変わる。

お陰様がない人は、自分が神童であると信じて、他人に支えてくれた感覚がもてない。
一般社会では、自分に関心を持つ人なんてほとんどいません。
関心をもってもらうには、他人様にお陰様で!という相手を立てる気持ちが大切と思います。
残念ながら急には育たない気持ちです。筋トレと同じです。少しずつ「お陰様」でいきましょう。

そんな感じで小学校の先生は子供達を陰から支えています。そして、小学校時代がよかった!という話を聞くたびに、この仕事のよさを味わいましょう。
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