楽しい授業の後にふと手をつなぐ子ども

 手を振り払うのも、何だか嫌ですよね。でも、ふと目にした人にとっては「あの先生は、ちょっとおかしい?」となるのも嫌。子どもが手をつなぐ気持ちをうまく生かして、誤解も防ぐ方法はないでしょうか。

他愛のない低学年の子どもの場合は、もう大きく手を振って周りの子どもに気がつくほど手をつなぎながらふりましょう。つないだ子どもも楽しいことでしょう。
何よりも、周りの子どもにはっきりと気がついてもらうことが大切です。
「もー、・・さんは急に手をつないでくるからなぁ」と聞こえるようにいいましょう。

ただし気をつけないといけないことは、距離感を詰めすぎる傾向のある子どもです。
さみしい子どもや、放置子と呼ばれることもあるようです。
この場合は、関係性を求めている訳ですから、このような対応はトラブルになる可能性があります。
学級の雰囲気で細やかに対応できるほうがいいですよね。

どのタイプのお子さんであっても、自然に手を離す距離感を手に入れられるといいですね。

微笑ましく見えることでも、細心の注意を払うことが大切ですね。