人生を最適化できるリスクパリティ戦略

 投資の世界では、レイ・ダリオが一般投資家にすすめるリスクパリティ戦略があります。
これは、リスク資産である株や不動産と一般的に低い相関をもつ(ときにはマイナスの相関)債券のリスクの割合が均等になるようなポートフォリオをとることと捉えます。
 人生は、家庭と仕事のバランスを取る必要があります。リスクパリティに当てはめてみると自分の人生のポートフォリオが最適化されます。ポートフォリオ評価という言葉がいっとき流行りましたが、これをもう少し深めて教師人生にあてはめるといいと思います。
 仕事を深めると家庭が疎かになりがちです。ある意味、仕事と家庭は逆相関もしくは低い相関関係にあります。
 よく教師仲間で話を聞くのは、管理職になると家庭を省みる時間が取れず自分の子どもが荒れやすい。管理職にならないと、仕事の張り合いや変化が少ない。

仕事と家庭のバランスは、自分が快適と思える割合を身につけることですが・・・ 

残念ながら、いつも同じ状況とは限りません。介護に結婚、子育てと変化は大きいものです。こうなると、ある程度家庭や仕事もある程度、同じ程度のリスク(手間、時間、労力)を抱えるように仕事をするのもひとつです。
この実践があたると、次の展望が見える!
子どもが就職する!
指導している子どもが変わる!
このような、場面ではリスクの集中投資でいいものです。
しかし、このタイミングは自分でコントロールできませんから、はじめから、その期待のもとに力をかけ続けることは、さじ加減ができていないとも言えるのです。
そこで、やはり、同じリスクを抱えるように時間や労力をふるというパリティ戦略を取る方がいいと思います。

理想は、すべて最大化できる効率的フロンティアですが・・・。

もっともよい効率的フロンティアを求めた人生も可能です。
これは、人生設計にあてはめると、時間を有効に使って、家庭も仕事も最大限に生きるということでしょう。

管理職がもうひとつなとき、職場環境に疑問があるとき、家庭がうまくいっていないときの切り札になる考えは、リスクパリティ戦略

他人に原因を求めて、立ち向かう人がいます。元気だと思いますが、説得がうまくいかなったときの、結果に「大きな反発」があります。
他人や状況の転換を無理に考えるよりも、自分を取り巻く環境をリスクが同じになるように振り分ける発想のほうが、家庭や何かの仕事など、どこかでヒットする可能性があると思います。
ひとつの変化により、好転していく方法としてのリスクパリティ戦略を試してみる価値はあります。