華丸先生の連絡帳

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カテゴリ: 資産形成

アセット・アロケーションを決めてから投資をしよう


まずは言葉の解説から
アセット・アロケーション(AA)・・・資産配分のことです。日本株、外国株、国債にどのぐらい投資するかです。
アセット・ロケーション(AL)・・・iDeCoやつみ立てNISAや特定口座などにどのぐらい資金を割り当てるかです。
 
すごく簡単に考えると
日本株、外国株の株式の割合でリターンは概ね決まります。リターンをあまり減じずにリスクを減らしたい場合は、債券を組み込みます。

アセット・ロケーションで割り当てを決めます

 投資金額が決まれば、出来る限りNISAやiDeCoに株式や(不動産)を割り当てます。
残りは特定口座にしています。 イメージは以下の通りです。
 
私は、コア資産の一部にNISA、iDeCoはサテライト運用として1つの投資信託に投資しています。
 

投資歴20年以上でも同じことを繰り返す。

 だからこそ、気がついたことを書き抜いていきます。
投資ですべきこと1

目標を立てずに資産運用をしてはいけない

資産運用の目標を立てることが、投資を続けることにもつながります。
私の場合は、短期・中期・長期の目標にしています。

資産運用の短期目標

短期目標
教員としての仕事が出世や目先の収入の損得で動かないために行います。



 
子どもの「好きなこと、興味のあること」を伸ばしたい。

そもそも子どもの育ちも担任を受け持つ1年で決まりません。長い付き合いの教え子もいます。
ご縁のあった子どもたちにできる限りのサポートを長期に渡って行う時間やお金も必要です。
収入の増加をモノサシにすると、私のこの考えが満たされません。
ただ、清貧に甘んじるつもりもない。自分の人生も豊かに生きたいのです。

子どもに寄り添った指導を実現するために、収入でモヤモヤしないためにも資産運用で賄いたい。
そして、銘柄撰択の時間をかけたくはない。

私のとる行動
資産運用の短期目標
NISAでのETF買いをサテライト運用
投資優先度は一番下
十分な暴落があったときに購入検討する程度。


資産運用の中期目標

中期目標
 貴族のような豊かな暮らしを享受するために資産運用します。
一度きりの人生です。贅沢な暮らしも味わう。
旅行や少し高めの商品を買うために、思いつきで取り崩せる資産。
これは、長期資産と一部混在します。
好景気のときに、欲しいもので100万円使おう!
これができるようになりたいのです。
よくイメージされるのは、車を買う。数百万円一度に使うことになるでしょう。
私の場合は、旅行や身に着けるもの、教育投資になるでしょう。また、寄附も含みます。

私は資格をたくさん持ち、経験も多くあります。
私が若い頃人生を考えたときに、
「貴族や宮様、セレブが何をしているか?」

私の知る貴族、宮様、セレブの一部の人がしていること

 研究活動と慈善活動に時間を割いていると思います。もしくは公益の財団にも散見されます。
名誉を求める人と異なり、名誉を手にしている人が次に考えるステップをイメージします。
セミリタイアやリタイアしている人がボランティア活動する姿もよく見聞きします。
裕福な人が寄附や慈善活動している姿ももちろんです。
宮様は限られたお小遣いの中でも寄附をしたり、研究活動に資金を投じたり・・・。
頭が下がるでは、自分の学びになりません。
その姿を見て、自分がどう行動するかが大切なのだと思います。

もしも億万長者になったら、人のために・・・したいではなく、自分が本当にしたいことを今すぐ始める

 つまり、資産運用に成功したら、「・・・したい」という発想ではなく、もう叶ったものとして自分が本当にしたいことに時間を少しでも割くためです。

その上で中期資産運用結果で見栄もはればいい

見栄だってはればいいと思います。これもまた楽しい。
使わなければ長期資産運用としてそのままペンディングする。
長期資産運用と混在させる。


結論
資産運用の中期目標
長期資産運用と混在させる。コア資産運用
投資の考え方としては、日々の余剰資金で行う。

資産運用の長期目標

長期目標

仕事を辞めたいときに辞める。医療を十分に受ける。退職後の時間の充実や心の安心のため。
 

 今のところは、無理のない範囲で一生仕事をしたいと考えています。細々でも子どもと一緒に学んでいく。生きがいです。
 仕事ができないほど衰えてしまえば、医療も十分に受けたいものです。好きなものや人に囲まれたいものです。
お金持ちになったら・・・したい!
もし、・・・なら○したい!
ではなく
もう既に毎日、してみたいことができている状態です。
つまり私の夢は叶っています。
さらに楽しく豊かに暮らすためのトッピング、年老いたときに少しでも不安が減るように長期的な資産運用を考えています。誰かのために残すつもりもありません。それは既に現在、寄附をしていて続けているからです。

コア資産は2つを併存させています。

1点目 コア資産A 全世界株式の投資がメイン48%。残りは債券、オルタナティブ(不動産)、金という組み合わせ。1−3年に1度リバランスします。

2点目 コア資産B 8資産のバランスに金のヘッジありを20%組み合わせています。これは、8資産均等をバランスファンドの特長を活かして自動リバランス。それに金を組み合わせるだけです。



この2つのコア資産を用いるメリット

大体50:50で積み立てます。2つのコア資産のストーリーは異なります。
コア資産Aは、全世界と債券など
コア資産B は、資産均等投資
毎日積み立てで対応しています。取り崩しするときに、損益率が高い方を取り崩す。積み立てるときでも、何かタイミング投資の真似事をしたいときには、損益率が低い方を気持ち多めに積み立てる。
考えたくない時は、コア資産Bを積み立てる。

結論
資産運用の長期目標
老後不安を減じるコア資産運用
余剰資金は突っ込む。基本は、PFを組み取り崩しをできる限り目標利回り-1%程度で行う。


 

コロナ暴落に、直近の暴落も別に記事にするネタがない!これが正解。

セミリタイアのための投資と働き続けて豊かに生きるための投資の私なりの正解があります。

 インデックス投資家は、ポートフォリオを決めて積み立て投資をする。これで終わりです。積み立て設定をすれば、あとは1年から3年に1回リバランスするだけというのが私なりの結論です。

個人投資家の皆様の毎日の記事を見ていると、信託報酬の話、投資対象とする投資信託商品。
個人ブログも誰かの記事の焼き直しに見えてしまうこともあります。
私は、心理士なので記事を書く方の思考過程に関心を持って読みます。
そう考えて記事を読むと、似た記事であっても他人の人生が垣間見える。
ブロガーの皆様は、本当に人生経験が様々で、そして豊かで面白い。

退屈すぎる私が投資でしていること

退屈しのぎに、コア資産、サテライト資産に分ける。コア資産を2種類作っているので、気分により投資額を増やす。しかし、減らすことは基本的にしない。
積み増しはすれど、積立の減額はしない。
減額は、退職や給与減少などのときのみ。

これで本来は終わりです。

あまりの退屈さに投資資産全体の30%を上限に以下の投資行動を行っています(サテライト資産運用)。

サテライト投資で、あらかじめ決めた金額まで投資するのに頭を悩ます。
極少額を米国長期債に気ままに投資する。
原資になるドルの買い付けは、円高傾向に見えたときに少し買う。

セミリタイアのための投資と働き続けて豊かに生きるための投資の欲張り投資法といえる

投資信託メインなので、約定のタイミングもずれます。
だから、勤務中に考える必要もない。

こうして、私のブログ記事数は増えないのです。
(ブログをさぼっている言い訳でした)

金融経済教育と資産形成の未来シンポジウムオンラインセミナー開催

 金融庁長官が登壇するセミナーは、東京や都市圏が多く地方の人たちにはなかなか参加する機会がありません。今回1000名限定で、オンラインセミナーが金融庁主催で行われます。



ブロガー必見は基調対談!

基調対談が一番のウリだと思いました。
日銀副総裁、金融庁長官様の参加という今の金融行政を担う方の目線は、垂涎ものですね。
一次情報に近い生ものをオンラインでリアルに聞けるなんて感動ものです。

【基調対談】金融経済教育と資産形成の未来
若田部昌澄氏 (日本銀行副総裁)
安田洋祐氏 (大阪大学准教授)
遠藤俊英 (金融庁長官)


教員必見は午後4時10分から

私たちも金融教育を担っています。
このパネルディスカッションはありがたい!
【パネルディスカッション②】金融経済教育の実践と課題 として以下のメンバーで開催の予定です。
■パネリスト: 
西村隆男氏 (横浜国立大学 名誉教授)
村上恵子氏 (県立広島大学 経営情報学部教授)
中川忍氏 (埼玉大学 経済学部教授)
森永康平氏 (株式会社マネネ CEO/経済アナリスト) 
■モデレーター: 
佐藤雅之 (金融庁 総合政策局総合政策課総合政策管理官) 

素晴らしい企画を立案してくださった金融庁様に拍手です。
お金のことですから、どのように推進するのか勘所を探ることが大切ですね。
私は、申し込みました。







 

本業に専念するためのGPIF風の剥離幅設定

 ゴールデンウィークも終わり、仕事が本格化してきました。どうせ外に出れないならと、自分を見つめ直しました。


G.W.後は、本業を中心に考えていこうと思います。

GPIFのサイトを参考に剥離幅を設定した。

gpif風基本PF
基本構成 2020-05-09 10-23-01

忙しいときはこの、剥離幅であるなら許容する。
リスクを取りたいときもこの範囲で調整する。
リスク資産のプラスマイナス11%って自由すぎる(笑)。と個人的には思います。
米国の戦後最大であり得ないほど高い失業率がコロナが落ち着いてすぐに戻るなんて思えないのです。
しばらく市場の変動が激しそうな状況、かつ仕事に専念したいことから剥離幅を設定してみました。
日々積み立てをしていて、ここまでは崩れないと思うのです。そこで、日々の積立で飽きたときや大きく崩れたときでコントロールする順番を決めます。コントロールはしなくてもいいのですが、触り出すと収拾がつかなくなるのでリミットの設定を行います。

通常時の見直し順番

債券全体の比率をまず15−25%の範囲に収まっているか見る。
次に金を調整する。
最後に株とREITの調整をします。
この場合は、相関が低いもしくは、逆相関を調整してから考える。

大幅下落路の見直し順番

1.株の割合を70−85%の間に決める。
2.1.の割合に合うように債券を減らす。
3.金の調整をする。
 

結局、日々のPFにそった積立がベスト

考えれば考えるほど方法は見つかります。しかし、これにかけた時間が2時間です。
歯止めになればいいのですが、日々の積立で年に1回が一番時間がかからないと思います。
個人がPF1つ貫くのも難しいってことがわかります。国債や先進国債を当分含めてもマイナスで、数年後に意味を持つと思うと、なかなか債券を含めるのが難しいのです。
若ければ、株式1本にして、10年後に加えるなどでいいと思います。


GPIFは、国債の組み入れに消極的?

外国債券為替ヘッジ付き外国債券を国内債券枠に算入。
新・基本ポートフォリオにおいては、為替ヘッジ付き外国債券と円建て短期資産は国内債券に区分し、外貨建て短期資産は外国債券に区分するそうです。
また、オルタナティブ資産(インフラストラクチャー, プライベートエクイティ, 不動産など、個人でいえば、「ソーシャルレンディング」や「REIT」)は、個々のリスク(標準偏差)とリターンの特性に応じて、国内債券・国内株式・外国債券・外国株式のいずれかに区分する。
あなたの家計は100歳までもちますか様サイトより引用 
4資産の枠で考えることが難しいのだろうと思いました。
  

GPIFは、専門家が何度も再考したPFだけど・・

 1.7%の利回りでリスクが最小になるように考えてみた。
GPIFの資料からは、こう読み取りました。
細々とみると結局、複雑なPFでないと、運用益を維持できないほど市況がいびつなのだと思います。
日本だけではなく、世界が。

単純に、思い立ったその日からしばらくは株式と1割は債券、1割は金を入れておくとよいのだろうと思いました。年数が経つごとに、債券の割合を増やせばそれでいい。

考えれば考えるほどそう思います。

アセット・ロケーションに株式と不動産を入れるためには、結構面倒な手間がかかりますね。

貯金が多めの中年の方が市場に資金を動かすのは想像以上に慎重に気を付ける必要があります。
私は、一般NISAで運用しているので、ETFの高配当やエネルギーを加えていくことも1つと考えています。
新NISAでは、1階建を世界株投資信託、2階をETFの高配当、エネルギーとなるように、現行NISAがある間に少しずつ変えて行こうと思いました。
少額でコツコツ続けて、自分に後悔のないものを見つけていきます。
ゆっくり考えることができるのは、次の長期休暇。
これを見越して、まずは剥離幅を考えてみた華丸でした。 

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