華丸先生の連絡帳

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カテゴリ: 教員採用試験

全力はやめたほうがいいよ。自分に逃げ道がない人がおちいる末路

追い込まれると全力を出してしまう。
全力をずーっと維持することはできません。だって、全力って一時的に全てを投げ打って打ち込むことですから。
計画性がないように見えてしまいますが、こんなことありませんでしたか?
テストのとき、レポートのときありますよね。ギリギリまでならないとできないんですって言ってた人。
学生なら自分だけのことです。
しかし、仕事場でギリギリまで何もせず、
自分に逃げ道がないと感じたときどんな恐ろしいことがおきるのか。
周りを巻き込み大事件に発展します。
自分が慌てて、自分が騒いでなんと、子どもや職場に多大な迷惑をかけます。
あなたのおもうさいきょうのきょいくじっせん
もう伝えるのも嫌なので、読みにくくしています。
実践のために時間がかかった、慌てることがあった、もう本当によく聞きます。
ギリギリでどうこうして実践がよくなったみたいな発言
これは、
あなたの起こした周りに迷惑をかけて最低の行為を美化するために、子どもを引き合いに出した実践をしたと言えます。
つまり、何事にもダンドリが大切なのです。

ブログを今見に来るような人はどんな人か

休みの日にこのブログに来るような人を対象としてお話を進めます。
勤務時間以外(まだ勤務もしていない)のに、華丸先生の連絡帳を読む方は、もう十分気合いも入っていて頑張っていると断言できます。
何も準備できていないと思っていても、大丈夫です。
なぜ、自分が準備できていないのに大丈夫といえるか

教育リソースのひとつとして華丸先生ブログを見ているという事実があるから

準備ができているかどうかは、知覚しているだけのことです。リソース(情報源)として、良質な情報を活用しているというかどうかが最も大切なのです。
もちろん前回紹介した小学校の先生の、新年度は決戦です。決戦前の最後の土日に何ができるのか?
で紹介した本を買うといった行為もリソースを手元に置く意味では最強といえるのです。
全力という自分の行動を起こす前に、必要な情報(リソース)を集めているといえるのです。
うーん、難しくなりましたね。

今のあなたのままで、いい感じで教師として新学期をこなすには逃げ道を確保することです

緊張していると笑顔もどこかぎこちないものになります。そんな先生に子どもは気をつかうことになるでしょう。破顔の笑顔なら、子どもは無邪気に近寄ってくれるものです。私は、後者の先生がいいと思います。この新学期前しかできない少しだけ余裕をもつリソースを紹介します。

新学期前しかできない教師がゆとりをもって指導するためのリソース 1位

自分だけの場所をもつこと
自分だけが知っている山、川、公園、カフェを再確認するツアーにでかけましょう。
できるだけ近場です。今日、出かけてみて、「やっぱり落ち着くなぁ」と思えば写真を撮って、インスタグラムにあげるか、手帳にメモをしておきましょう。
辛くなった時に、だいたい若い人はSNSを触りますから、自分のインスタグラムをみて思い出してそこに出かけます。手帳でもいいですけどね。

新学期前しかできない教師がゆとりをもって指導するためのリソース 2位

本を買いまくること。
いらないかなぁと思ったら「買いましょう」
職場で孤立したり、ここは聞けなかったりという場面は多数訪れます。
そのようなときに、本は友達!になります。

新学期前しかできない教師がゆとりをもって指導するためのリソース 3位

相談できる友達の確保
3位になっているのは、友達にも都合や用事、状況があります。
今は、話が聞けても忙しいときにむやみに友達に依存するのは危険です。
でも、この友達は大切にしていきたいな。と思い返す機会は今がベストです。

孫子「三面包囲」は教師の余裕のために最高の兵法である

人を打ち負かすイメージのある兵法です。自分の意見をおし通すために、相手に逃げ道が残る話をしなさいなんて、よく言われます。教育でそんなことはしなくていいと思います。
でも、自分に逃げ道を残しておくことが大切です。
教師は真面目です。真面目が故に訳のわからない言動に見えることがあります。
この原因は、自分が見えなくなるほど一生懸命になっていること
自分が見えなくなるを防ぐために先ほどの3つのお守りをここまで読んでくれた読者に授けます。

教師が新学期前にできることのまとめ

新学期前しかできない教師がゆとりをもって指導するためのリソース 1ー3位がポイントです。
焦らず、慌てず笑顔の先生でなるべくいられるような具体的な方法をお伝えしました。

楽しい教師生活を!
 

春は出会いの季節

school

今年から採用されて4月1日から学校に赴任する。
今年が転勤で新しい学校に赴任する。
色んなパターンがありますが、赴任先にいく初日はドキドキしますよね。
今日はその時のポイントを紹介します。

第1印象を大切に

清潔感が求められます。

○服装
business_kyouryoku

男性も女性も派手めなスーツは避けた方が無難です。
黒やネイビーやグレーなど

男性のネクタイの色も印象を決めるものですね。
赤→情熱的
黄→明るく
紺→冷静・クール
水色→爽やか

もちろん、初めから派手派手なものを着ていき、キャラ立ちさせるのも1つの作戦かもしれません・・。


○髪型

髪色は少し抑えたいですね。黒か暗すぎる印象になるのであればダークブラウン。
金髪すぎるとびっくりされるかもしれません。これは職場によってかなり差があると思いますので、初めは控えめにいきましょう。

ワックスなどで軽く整えるとより好印象でしょう。
ガチガチで決めすぎは悪くないですが、自然な感じがいいと思います。

おでこや耳を出すだったり、長いならまとめるだったりして、すっきりした髪型にしたいですね。

○持ち物
・印鑑と朱肉(色んな書類があるはず)
・筆記用具
・提出書類など(これは絶対忘れないように)
・ジャージ(職員作業があるかもしれません)
・クリアファイル
持ち物を忘れていると、借りることになり少し気まずいです。特に新任の方は持ち物がわからないこともあると思うので、上記のものは持って行っておきましょう。

何を話すか、どう振る舞うかを考える


○挨拶
簡単ではいいですが、その学校で頑張るという意志や、いろいろと教えてくださいと謙虚な挨拶をしっかりと考えておきましょう。何か色が出せることがあると面白いですね。特技や趣味で○○をしてきましたなど。色を出しておくことで、周りの人があなたにコミュニケーションを取りやすくなります。その場で考えるのでなく、春休みの間に考えておきましょう。

○表情や接し方
にこやかに過ごしたいですね
また風邪なら仕方ないですが、マスクなども初日くらいは外せるなら外した方が表情が見えていいですね。

丁寧にコミュニケーションを取りましょう。基本は敬語で同年代や年下の方には徐々に崩すくらいで丁度いいでしょう。
また、わからないことはたくさんあると思うので、どんどん聞いていきましょう。それが色んなコミュニケーションになると思います。その職場では新人と思って謙虚さを忘れずに。


 

子供から一番の先生と言われる条件

 私が新任の頃は若手教員が少ないこともあって、何をしても注目の的でした。
一緒に遊べば、保護者から「いつも遊んでいただいてありがとうございます」
近隣の中学校からは、兄弟姉妹から噂をきいた子供たちが門越しに見にくるほどでした。

親身になること

話を聴くことです。子供たちは自分たちの話をすることが大好きです。
遮らず最後まで興味をもって話を聴くことです。
この話を聴くことで授業もその年の子供たちの雰囲気にあった授業に組み替えていきました。
塾で教えた経験も豊富な私にとっては授業が学校のよくある授業だる必要がないこともわかっていました。

教育の答えは青い鳥と同じ答え

学校現場のよくある著名だからそれをすればいいという安易な授業をすることはなかったです。
大事なので繰り返しますが、
著名な先生の唱える方法だけを受け売りして子供に押し付けることはありませんでした。
答えは身近な子供たちの中にある。青い鳥のお話の通りです。

子供たちから受け取った手紙を今見ると

教えていたあの日の子供たちの様子がよみがえります。
ほんとうに大切でかわいらしかったあの子供たちの姿です。著名な先生
私は子供の夢の中で一緒に料理を作ったり、遊んだりしているそうです。
これは一人の子供が言ったことではなく、ぼちぼちと教えてくれる話です。
夢にまで出演できるなんて、子供の人生に大きな位置を占めているのだと感じます。
授業のこと、一緒に悩んだこと、子供たちは手紙にたくさんのことを書いて教えてくれます。

同じ先生に頼るのは自分に自信がないから

だからこそ、もう一度子供に寄り添って話を聴く練習をしましょう。
これはトレーニングで身につきます。
有名な先生の授業は参考にしてあくまでも目の前の子供のことを考え続ける
そんな先生こそが、子供に感動を与える先生です。
よそ見をせずに、子供のほうを向きましょう。

物知り子供博士をうならせる先生になれ!

子供は動物図鑑を喰い入るようにみます。低学年ほどその傾向は強くて、動物クイズや動物ネタは大好きなものです。小学生はいつ動物園に社会見学に行っても楽しいと思います。

低学年であれば、禁断のうんちネタがつかえます。1・2年での理科 動物園に行く前に(1) 一生に一回の経験を
高学年であれば、ひいてしまううんちネタでも3年ぐらいまではキャーキャーいいながら盛り上がります。上の記事では、コアラのうんちをにおう体験などもありです。(アレルギー注意)。
ユーカリのほのかなにおいがかおって、くさくない!という発見が新鮮な実践です。
1・2年での理科 動物園に行く前に(2) 一生に一回の経験を

 この記事では、フルーツを食べるコウモリの話もでてきます。
あえて、残念な動物の話題を出すのもひとつです。「それ知ってる!」という反応とびっくりする子供の反応があります。最後にこの本は図書室にあるから借りてね!と一言添えれば、大人気図書になることでしょう。
動物ネタひとつで先生のことが好きになる子供たち。先生の引き出しってたくさんあるほうがいいね。 

人気は落ちますが、植物ネタもいいよ

3年・4年・5年・6年の理科植物名が実は分からない人 答えと対応方法
春になると、理科の教科書で定番の春探しが始まります。
「先生、この花なあに?」
こう聞かれて答えられない人は必見のブログ記事が上の記事です。
知らなくても気にしなくていいので、先生も一緒に調べていきましょう。
この一緒に調べようね!のよゆうをもたせることがとっても大切なんですよ。
イヌビエなどイヌがつくと役に立たないという意味合いになることが多い植物
わんちゃんに失礼!というよりも、昔の人の言葉の雑さを感じます。
今と昔では、今は言葉狩りかな?というほど厳しい言葉のチョイスが求められるのが教師の世界です。
イヌってつくと役に立たないって意味だよといい切るより。わんちゃんかわいそうだよね。と共感を足さないと都会の学校では、問題になりかねません。
そして、「この花って・・・というんだよ」と教えてくれた子供にはすかさず
「すごい!」よく知っているね。と声かけして大いに春探しを盛り上げましょうね。
新任の先生!4月にはこんな楽しい毎日がまっています。
 

講師のメリット


華丸です
教諭にならなければ!と焦る講師のみなさん。
講師ってとってもいい条件の仕事なのですよ。

金銭的なメリット

常勤講師の場合です。まずは、取っ払いで退職金が支給される契約もある。
(契約は事務員さんにしっかり聞きましょう)
退職金は、1ヶ月分ほどかもしれません。しかし、20万円近く年度末にもらえるのは助かる。
地方公債という借金で公務員の退職金が支払われてきていることを考えると、将来の退職金が減り続けることを考えると、今もらえるほうがいいのです。

20万円が38年もらえることと38年無問題でもらえる1500万円
760万円と1500万円 

退職金の金額が倍違うから、教諭になる!
これはもったいない考え方です。
かっては2000万円近い退職金が将来的には1500万円ほどになる可能性があります。
今あるお金と将来のお金と考えると行動経済学によくのっている課題に見えます。
しかし、38年間まったくミスをせず、病気で休職もなくまったく問題がないときに支払われる1500万円。しかも、遡求して返金を求められることもあるのです。
それか毎年もらえる20万円
ずっと勤められるのであれば、私なら20万円もらいます。
それほどに教員の世界は訴訟などリスキーな仕事になりました。
何が安定職なんだって思うほどに、課題の多い職業です。

人間関係も1年ごとにリセット、なじめば3年、さらに正規採用

職場も様々あり、勤めることが難しい職場もたくさんあると思います。そこで、体調を崩しながら働き続けるのか、1年ごとに転勤できる講師の立場を活用するのかは、ずいぶんと精神的に気持ちが違うものです。
職場が気に入れば、数年同じ職場でそのまま採用される。これもステキな話です。
早く教諭でなければいけないと考えるよりは、この採用がガバガバの時代ですから、ゆっくり成長していくこともひとつでしょう。

責任をもたされにくい

大きな責任がある仕事はもたされにくいものです。なぜなら問題があるときに管理職の責任につながりますから。それでも、責任を持たされるときは、教諭のみなさんが逃げてしまったような状況の授業担当などになります。これは、講師で管理職と面談したときに断ることができますから、嫌であれば勇気を持って断ってください。教諭の場合は立場により逃げれないこともあります。管理職が逃げ腰で投げつけてくることも多々あります。そのあたりが、「辞めます」で1年を待たずにきっぱりよけることができます。

割り切り?ではなく契約です

教育も仕事です。これは難しいというときには、割り切る。講師になった方はこれを覚えておくと生きて行きやすくなります。割り切りという言葉が教育っぽくないというバイアスがかかっている人は、大人同士の約束(契約)に基づいて働くという感覚を身につけましょう。
都道府県や地方自治体を変えれば、問題なくまた採用になります。途中退職で一瞬突っ込まれることもありますが、なんせ講師不足です。再度採用されれば、途中退職の事実なんて消えたも同然です。
問題を起こしてしまうより、辞めてしまう割り切りを身につけることが大切かと思います。

しかし、失業保険はもらえない気がします・・・。

講師なら時間が終わればすぐ帰ることができる!・・・権利がある

下手な条件なら断る原則を守るなら、担当授業が終われば帰ることができる契約もあります。
人間関係にわずらわしさを感じる間もなく、スーパーによって買い物をして!

契約により夏休みも給料がでる

小学校の場合は、半分は研修ですが、それ以外は有休であったり、のんびり過ごしている職場もあります。その場合でも給与は満額支給される契約もあります。

教諭になると人生の大半が教育に持っていかれることもあります。
たった一度の人生です。バランスを考えて働くには講師という考え方もありです。
市役所もアルバイト契約で続けていく方も増えてきました。
多様性を認めていけるといいですね。
公務員の待遇がうらやましい?公務員的待遇を無試験で手に入れる方法?
 

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