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カテゴリ:資産形成 > 資産取り崩しにすること

2024年の新NISAに向けての準備

新NISAは旧NISA(2023年まで5年間非課税120万円)からのステップアップに使おう 

40代で貯金額が多く1000万円以上投資予定の方は、NISAから新NISAもあり。

 40代で投資が進んでいない人は2023年まで旧NISAで2020年から2023年までで毎年120万円の4年間で480万円投資してから、新NISAに移るのはありと思います。ロールオーバーしないのであれば、新NISAは、2024年から2028年は122万円が5年間つみたて可能です。610万円ですね。
合計で1090万円が非課税枠で投資することができます。
旧NISAで購入した商品の非課税枠を伸ばしたい場合は、新NISAの枠内の122万円までならロールオーバー可能です。取得時価格ではないようです。
2029年から2033年にいったん期限が終わる頃には、53歳ですね。お小遣いにできそうです。あるいは、投資の株式などの割合を減らして債券などの割合をあげるのに適した時期ともいえそうです。5年から
2029年から2037年までは、新NISAから1階部分のつみたて投資信託をつみたてNISAにいくら儲かっていてもロールオーバーすれば、20万円の非課税枠の消費ですみます。最低年に20万円が積み立てられることができます。ロールオーバーしない場合は、毎年40万円の投資が9年間の360万円投資できそうですね。現在のところ最大で1450万円程度非課税枠が使えるのではないかという皮算用が立ちます。

新NISAの使い勝手の良さ

20万円をつみたて型で積み立てておくと翌年2034年につみたてNISAに切り替えても取得金額の20万円だけがロールオーバーされて、あと20万円1階部分として積み立てが可能です。
新NISAの1階部分で配当収入を2階建から得ながらも、つみたてNISAに移行できる20万円分を老後に活用できる資金として分離できるわけですね。 

40代ぐらいから、いきなりつみたてNISAはあり

つみたてNISAをして2037年までに40万円を最長20年間つみたてるとします。
現在40歳なら20年後なら60歳です。老後の足しになりそうです。
2037年まで毎年40万円ずつ投資すると終わりは2057年ですね。2020年で40歳だとすると77歳。
悪くないですね。老後資産形成と決めれば、迷いもなくなるでしょう。

それでは若く貯金がまだあまりない方はどのNISA商品がいいのでしょう、 

若い方は、つみたてNISAがいいでしょう。

 働きたての方は、つみたてNISAで40万円の非課税で20年持ち続けることができます。長期ですから運用がプラスになりそうです。20年ピッタリでなくても15年前後から解約
中卒の方で35歳前後から非課税枠が終わり売却するなり、持ち続けるなりの選択となります。

収入に余裕があれば、20代の新NISAスタートも悪くありません。

20代から1年間に最大122万円も投資できるのはすごい人だと思います。
1階建のつみたて投資をしながら、自分の予算内で2階建に手を出すという方法は、投資経験をつめそうですね。
途中で新NISAに移り、投資に興味が広がれば、今後投資商品などの幅をもたせることも可能です。
小さく失敗して大きく育つ。
それがベストです。
どうしても40代以降だと、投資期間が短くなり、大きな金額かリスクの高い投資を選ばないと十分なリターンが得られないこともあります。
若ければ、期間が長くとれるのでそれだけで有利です。非課税期間の5年後にどうするか考える。十分に投資判断できる時間となりますね。

貯金が多いならば20代からの旧NISAも選択肢

 旧NISAはレバレッジ型の投資信託にも投資ができます。新NISAではレバレッジ型はダメとなっていますので、旧NISAの枠内と決めて投資信託でレバレッジ型を選んで、恐ろしいほどに減ってしまう投資商品(あるいは、すぐに増える投資商品)を経験しておくのもありです。
年老いて、レバレッジ型に投資しすぎて、人生設計が狂うよりも、所得が比較的少なく若い時期に経験しておくほうがいいでしょう。

若い方に有利な仕組みがたくさん用意されています。
この新NISAを見据えながらも、多様なNISAを活用して資産形成につなげていけるといいですよね。
 

ツインコア資産を作成して、老後に備える。管理が楽なコア資産2

 ノーベル賞をとった理論でポートフォリオを組成してきました。世界の時価総額を意識して株式の配分が決まりました。世界株式全体を買う投資信託で株式の割合を固定することにより、日本株はいらない、・・・株は欲しいという自分の思いつきを止めるためには効力を発揮しています。
これが以下のコア資産1です。


 今回はコア資産2を作成します。双子のようにコンセプトの違うコア資産を積み上げていこうと考えています。前回、世界の時価総額を意識したポートフォリオのコア資産1は、年数回のリバランスと資産が積み上がったときに、リバランスが売却してリバランスという形になりえるからです
シンプルな投資信託2つを組み合わせたポートフォリオをコア資産2として作成します。

コア資産2は、8資産分散8に対して金2の割合で作成します。

2020年5月1日現在リターン6.8%,リスク11.1% シャープレシオ0.61です。(ヘッジなしの値です) 
2020年5月1日

コア資産2のメリット

シャープレシオの値がよい。リターンも高い割にリスクはよくおさえられている。
簡単に管理できる。金(ヘッジあり)を20%、8資産を80%毎月買うだけ。
売却時もこの割合で売ればよい。
リバランスもこの2つの割合にそろえればおしまい。
均等購入で毎年の資産クラスの上昇順位にかかわらず買い付けができる。

コア資産2のデメリット

金利が低くなっている債券を20%(日本国債、先進国際)を買ってしまう。
金の価格も現在最高値近辺。
株30%、リート20%と変動が大きな資産クラスが50%と少ない。
新興国株式、新興国国債の割合が20%と多い。

どうして2つ運用するの?

コア資産としてのセオリーが違う2つのコア資産。判断が鈍る老後に取り崩しをしたいこと。また、2つのコア資産の資産価値のピーク時期がずれることから、解約するとき価格の高い方を選択できる。最終的に1つを解消して1つを運用するなど柔軟に対応できると考えたのです。
ノーベル賞では、世界の時価総額をまるっと買いなさいと言われています、大手の運用会社も同様に世界の株式と債券の購入を進めています。他方、ランダムウォーカーといった著書では、不動産が含まれます。しかし、個々に投資信託を組み合わせると一定の価格以上の売却をしないリバランスが難しくなる。
自分にあった投資かわかるのが数十年後となったときに、どちらかを積み立てておかなかった後悔がでそうなことも理由です。割合はコア資産その1とその2の割合が半分ずつ。ここは自分で調整できる部分としてのこします。いずれ片方を全て売却したとしても、片方は老後資産の取り崩し用として頑張ってもらう予定です。このコア資産の合計は全体投資資産の70%までとすることは不変です。
若い方であれば、株式100%でも可能でしょう。折り返し地点に立とうとしている私は、取り崩しやトッピングのサテライト資産も準備して取り崩しの練習もしていこうと思っています。
次回は、サテライト資産についてです。

 

就職活動費は、大学費用の他に就活費14万円の捻出をしよう

 大学生には難しいのが現実です。
 大学に入学して国立なら1年目は100万円程度、残りの3年は180万円の280万円。
仕送りが月に7万円なら年84万円の4年分で336万円。合計616万円。
この仕送りよりも大切なのが14万円の就職活動費です。
金融教育などろくに受けていない大学生が大学1年生から3年生の春までに14万円貯蓄で用意することは難しい面もあると思います。

上記の記事のように早めに低金利の借金してでも準備する必要がある投資が就活費です。
14万円から100万円就活費で捻出する。まずは、14万円の工面は優先順位が相当に高いと思います。

保護者だからできる就活費捻出方法 仕送り5000円減らしましょう。

例えば、仕送り予定の金額を5000円ほど減らして、天引きで貯めておくとおおよそ14万円となります。
大学入学時に話し合う事項として、奨学金のうち14万円を保護者で預かる方法もあります。
大学生だからそれぐらい自分で考えよう!は難しいものです。
家計簿をつけることを習慣としながら暮らせる大学生はなかなかいません。
後先考えずに、遊びに使うのが大学生ともいえます。英会話など並行する子供もいますが、貯蓄を大学時代から始めることが優先順位が高いとは言えません。勤め先は依然として生涯年収を決める大きなファクターです。お金が足りないからパートナーがパートにでる。涙ぐましいですが、これも大切なことですよね。

家計簿は習慣づけば大丈夫なんて軽く言うのは簡単ですが、これは難しい。
だから仕組み(天引き)や借り入れをはじめから予定して保護者と子供で捻出方法を話し合うことが大切です。いきなり借金に追われるよりも親子で借金について取り組む方がのちの住宅ローンの検討の際に役立つはずです。
貯蓄、節約で用意して、大学生が数年の投資を行い数年の成果でなんとかする!そんな投資商品や景気動向で就職活動費を用意するのはやめたほうがいいですね。
金融教育として、保護者と子供で話し合うラスト何番目かのことになるでしょう。




 

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