華丸先生の連絡帳

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カテゴリ: 授業のコツ

用意しておくもの
・  今学期の学年便り(算数の教えたことで項目名としてつかう。)
・  算数ノート
・  発表
・  計算ドリル
 
 テストの採点は簡単にできます。しかし、算数の思考力をみるためには、発表やノートは必要になります。
授業であれば、発表や学習の進め方で思考力・判断力などをみていきます。
見通し たとえば単位量をもとにすることや、図や表をつかう場面
考え方 見通しをもとに解決につなげていく力を見ることができます。
まとめ 複数の考え方をもとに「はかせ」(はやく かんたん せいかく)などの観点をもとにまとめていくこともめやすになります。
他に友達同士での教えあいなどで説明している様子を観察して評価していきます。
学んだこと 学習で学んだことや教えた時のコツ・教えられたときにわかったことなどを記述していきます。
 
このように発言(ノートでみていけますが、友達の考えと分けて書いていないと後日確認は難しいです。)
考え方として見通しをもとに(既習の考え方などをもとに)とけているかなど要素はたくさんあります。
授業での様子や問題を解くプロセスは、算数の公式の導出や既習のことから新たに見出す活動は、子どもに本当につけたい力ですね。
テストだけで評価をするのではなく、学習指導要領・学級の通知表の文言・学年で揃えておく方がいいと思います。国語のときと同じ注意点になります。

学年便りの国語行事がチエックリストに記入されているかみてみましょう。
そして以下の項目にわけて考えます。エクセルなら、その項目ごとにまとめると便利です。手書きの場合は、上に以下の項目をわりふり成績を考えます。あるいは各学校の通知表の観点がいいです。
A 話すこと・聞くこと
B 書くこと
C 読むこと
〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕
各学年の月ごとの学習がどこにあたるかあてはめればいいのですが、どうしようもない場合

A話すこと・聞くこと
・スピーチ・発表会などの記録を探します。おおむね学期のはじめのほうに行うことが多いです。
・日頃の子どもの記録
B 書くこと
・国語のノート
・漢字ドリル
・漢字ノート
・硬筆
・書写などの成績をつけてまとめます。
何よりも日頃の子どもの記録も大切に。

C 読むこと
・学期のはじめのほうに多いです。
・音読の保護者評価など

 〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕
落語・古典などです。 重要ですが、意識が薄いかと思います。昔話の読み聞かせなどでもいいので取り組みが大事です。
読書記録などもあります。

ノートの成績などは7段階ぐらいに評価をつけて得点化しておくこともあります。(どのぐらいの割合を評価するのかで変わります。)
その他 Aなどつけた数がいくつあるかで決める方法もあります。(評価の割合がどうなのかという問題がありますので気をつけてください。習字の評価と漢字ドリル全部の評価が同じだと授業バランスとしておかしいと思います。
テスト●割 その他●割など学年会の方針でつけたり、評価とせずに観点としてみたりという形にします。
どうしようもない場合は、得点化して、テスト●割・ノート●割など、また取り組んだ時間に応じてある程度割合を変えます。決めてからつけておくと保護者の人になぜこのような成績なのかと聞かれたときに、今学期はテストを○割でつけてノートを○割でつけています。△さんの場合、ノートが取れていないことが多かったので、評価としては残念だったかもしれません。学習状況は〜(いいことを指摘)なので、次は見開き1ページのノート作りなどで学習のまとめ方の力をつけるといいですね。など説明できるようにします。
みるのは、子どもの到達状況で伝える相手は保護者の方です。
学校での評価の取り決めがあるときは、かならず合わせます。おかしいと思えば、会議で発言して変えましょう。
ていねいに、子どもの発言や記録をまとめてがんばれるといいですね。
やばいときは、まずは成績をまとめておくといいですよ。(後は職場であわせること。)
 
 

          この時期になって成績のつけ忘れ・よくわからない・時間がない人のために書きます。
          緊急のときのためです。(心がしんどい・介護などで時間がない)
          日頃の記録をもとにするのが基本です。ただ、これから数回に分ける分は最低限です。ここまではしがみついてもつけましょう。これから数年はブログをみていただければ、それなりのレベルのものが楽につけられるようになります。成績や日頃の記録をつけるのに適した日・準備を書きますので、まずは手帳のすることリストに記しましょう。

          準備編
          □チェックシート(教務必携などのノートがなくしにくくておすすめです。いつか最適な冊子をご用意します。)
          □学年便りを今学期分コピーする(月ごとの学習したことリストになります。)
          □もちかえれるものともちかえれないものに分ける。(掲示物は持ち帰るには大きすぎます。テスト・その他の記録は、持ち帰り簿に記入すれば家で仕事ができます。)
          □当ブログのアンケート用紙を子どもに記入させたもの(お持ち帰りデータにあります。)
          □テレワークができるなら、動作できるパソコンやサポート会社の電話番号を手帳にかく。
          □テスト一覧(もしも休みで取り組ませていない場合は、コピーしてわたします。)それすら、難しい場合も考えてみます。





          サーモインクを紙に浸してパウチ


          サーモインクは少しだけ(2・3千円)高いので、購入したときにこのようにしておくとかなりつかえます。研修で学びましたので、ご紹介します。
          紙を切って 、短冊形にします。サーモインクにひたします。パウチをしますが、下1cm程度余白があるようにします。(加熱の都合上)

          thermo2

          こうしておけば、水のあたたまりかたを調べるときに試験管にいれれば、加熱が上からでも下からでも真ん中からでも確かめるのは簡単です。また子どもたちにあげて、家で保護者の方と試すように話をすれば、家庭で理科の話題が増えることになります。
          家庭での光景がうかんでいいなぁと思いました。 
           

          試験管の水を真ん中からあたためるとあたたまりかたはどのようになるのか?

          サーモインクであたためる1



           少しだけ高価ですが、購入しておくといいのがサーモインクです。
          理科実験は好きだけど、教え方が苦手という方にはいいと思います。
          今回は、研修で操作した様子を紹介します。 
          サーモインクをいれた試験管をあたためます。(子どもにさせるときは、ガスコンロで行い、また固定したほうがいいことと突沸(突然お湯がとびだすこと)に気をつけてください。試験管の口は人に向けないようにしないとかかってしまいますので、注意です。(調整が難しいのでみせてあげるのがいいと思います。)
           
          準備物
          ガスコンロ
          試験管ばさみ(写真の持ち方より親指を洗濯バサミの間にはさみます。)
          サーモインク
          試験管 
          サーモインクであたためる2
          加熱をするとたちまち色が変わり始めます。
          サーモインクであたためる3


          1分程度でこの状態です。これ以上加熱を続けてもさほどかわりません。
          サーモインクであたためる4



           

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