華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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カテゴリ: 教員の日常

医療費控除も考えて。今はふるさと納税は慎重に

私は今年はすでに、少額を1つの地域にふるさと納税。それとは別に大学に寄附しています。
寄附金控除で税金が還付されるのですが、医療費控除との兼ね合いも必要なのではないかと考えています。税理士さんに聞かないとわからないのですが、私は今年は慎重にふるさと納税をしようと思います。

コロナ後遺症や大病につながったときに今年は病院が受け入れ余力がなくて重症化など様々な不測な事態がうまれるやもしれません。医療費負担に上限はあった気がします。
まぁ、医療費控除のことも考えてふるさと納税は慎重にと思います。
何も考えなくて、ふるさと納税でお得と思っていれば、結局負担増だったというオチで済むのかもしれません。
私にとって大切なことは、気に入った自治体に寄附したり、大事にしている大学に寄附したりすることも大人の嗜み。
せっかくする寄附です。自分が、損したと感じないように今は慎重にふるさと納税に取り組みたいと思います。

年末にふるさと納税の結論をもちこす予定

12月末日では、ふるさと納税が間に合わないこともあるでしょう。
冬休みに入れば、寄附金やふるさと納税が最終的にどうなるか決めようと思います。
お金を人に寄付するってほんと不思議。
私は、自分が寄附する感覚が身についてきたことが嬉しい。
せっかくのいい仕組みがあります。老後に自分のお金を寄附するのも1つですが、今から少しずつ寄附するのもいい経験になるはず!

世界中の誰もが解決できていないコロナ問題

 学校現場では、二転三転どころか四転するコロナ対策。それに伴う、保護者の苦情やご意見。
「そのご意見正しい?」、その学校の判断は「正しい?」
フェイスシールドの着用1つとっても、私には正しいか判断できませんでした。

医師会からフェイスシールドに対して意見があったときです。
医師から、学校の変わった取り組みに突っ込んで欲しいものです。
こういったフェイスシールドの着用については、学校教員の専門外です。私は教育委員会にせっかく指導していただいているので言うがままになりがちです。
 もし私がしたり顔で、「・・・が正しい」といえば、医師と異なる意見を言った言わないになるでしょう。
職場で発言した場合、異端児扱いでしょうか?
正しいと思われることを発言しても、確証なんてない。
だから、感情論の戦いになります。
この先生は気に入っているから「賛成」、意見しないことで「反対しない」を表明
あまり好きな先生ではない「反対」「何いってるんだろ」と陰口の対象。
想像以上にムラ社会の学校現場では、その人が好き・嫌いが判断軸になることが容易に想像されます。

学級が30人以上であれば、2mどころか1mの間隔も厳しい。

1mの間隔をあけることすら、教室の大きさから考えて無理な場合が多いことでしょう。
この距離について先生が意見をするのも無駄です。
すぐに校舎の増築という物理的な問題にぶちあたります。
改善するにも早期解決は無理です。
こうなると遠隔授業も、1つでしょう。
小学生の集中力を保ちつつ、思考しまとめていく作業は遠隔授業では不向きななこともあります。

トイレの便器でアウト

トイレの便器を子どもたちが毎回消毒しているかどうかを考えると、完全には難しいことでしょう。

出来る限り言われていることを守る。二転三転しても文句を言わない

 学校で解決できることは、発言する。あとは、対策に関わってくださる方々に対して感謝です。文句を言わない。子どもたちのことを一生懸命考えて下さっています。子どもたちには、人を責めないと指導するのが教育的でしょう。また、子どもには、「自分で判断できる部分は自分で判断して気をつけていけるといいね。」
ここまでの発言が限界だと思っています。

自分の健康や子どもの健康に目を向けるチャンス

 コロナの影響により、子どもの運動不足は容易に想像がつきます。子どもも教師も一緒に健康に目を向けるチャンスです。
教室でイスからあまり離れずにする軽い筋トレ、ストレッチを考え指導する。
自分のオフタイムで筋トレをする。
教育指導でないことを考えるのも視野が広がり面白い。
ほんっと、甘いもの食べてます。
ツイッターの筋トレを頑張っているみなさんに刺激を受けて、うすーーく努力をする。
毎日少しずつ、1つでもやってみたいと思います。
子どもと元気に遊ぶために必要な努力。

投資だって人の勧めるまま行うのではなく考えよう

高校で始まる投資商品の指導(株、債券など)。自分が経験していないことを教えるのは危険です。
指導を深めるためには、背景の知識や経験も大切。
自分の老後も考える。
今回の給付金などで財源は確実に必要で、しわ寄せは私たち公務員にも及びます。
会社でも公務員でも人件費は高い。
今回の問題解決で使われる税金により、ますます年金問題が危うくなる気がします。
自助努力として毎日楽しく生きるために、少しだけ投資についても学ぶ。
こうして私は、コロナ対策だけでなく、自分の至らぬところに思いを馳せて内省し行動する。
うーん、地味。







 

華丸先生大好き!の手紙を受け取る

 同性・異性関わらず、よく「先生大好き」の手紙を受け取ります。若い頃なら自分の容姿などが加算されているのかと思ってしまいます。子どもにとって保護者受けや子ども受けもビジュアルは大切ですから。
 突然、手渡された手紙に笑顔で「何だろう?ありがとう」と答えるのも手慣れてしまいました。
子どもなりの内容で一生懸命書かれた手紙です。他愛もありませんが、読むと笑顔がこぼれます。

お返事はずいぶん考えて書きましょう

 手紙に書かれた好きというポイントに対して返事をするのは危険です。保護者の目に触れたときにやりとりがわからないと「この先生はどうして私の子どもとこのようなやりとりをしているの?」と受け取る方もいます。
 当たり障りのない返事として、 子どもの学習面や生活面で頑張っていると思われる部分を返します。
所見のやわらか版と考えていいでしょう。
もしも、その子どもの成長を願うのであれば、子どもの性格や行動の一番のチャームポイントを伝えます。
文章として残り、子どもが繰り返し読むことで自分の強みを潜在的に持つことにつながります。
子どもの長所を将来的にアファメーションできる材料となります。
難しく考えなくても
子どもからアクションしてくれることに対して、教師として最高のお返しは、子どもの一番いい部分をさらに伸ばすことができるメッセージを含めることです。

保護者の連絡も必要な時代

 保護者が手紙を見たときにやりとりの前後がわからない先生からの手紙はときに不信を招くことがあります。できれば、「お子さんから素晴らしいお手紙をいただきました。・・・という返事を書きました」という話を電話で伝えてミニ懇談会としてもいいでしょう。

 子どもからもらった手紙の存在はときと共に忘れてしまうものです。もらったときの嬉しさは、先生冥利につきます。
今日も素敵な1日を。
華丸 

学校に子どもを縛りつける学校教育

長期休校が続きました。
授業時間数増加は仕方がない。
休日に授業も仕方がない。
学校行事もも全てしたい。
私も含めて、学校現場では学校の先生が思考停止している。

でもね。
もう1年の半分が過ぎました。
焦りを感じながらも、残り期間でできることを何でもしようと思っていました。
教員の仲間たちからも
コロナからの遅れを何がなんでも取り戻す
 そのような空気が漂ってきます。
高学年の時数不足は相当厳しく、相当確保する必要があります。
学習の遅れを考えれば、家でも数時間自習する子どもを育てなくては、解決しません。

テレワークで気づいた!1日中だと午後も同じパフォーマンスは出せません

大人であっても、午前中の集中力を午後も同様に出すことは難しい人が多いものです。
子どもは学校に通うという業から離れることは至難の技です。
大人は転職など環境調整ができます。
1人1人の個性をといいながら、6時間缶詰で子どもを学校に押し込める?
学校再開ではじめは学校が楽しいといっていても、体が疲れてくることでしょう。
心配になります。

今、私たち学校の人間がひょっとすると奪っている時間

放課後に草むらで虫を捕まえる時間
友だちと自転車でお出かけする時間
習い事に通って別の友だちと学ぶ時間
自分の興味のあることについて取り組む時間
家で静かにすごす時間
(保護者と子どもとの約束が前提です)

子どもの環境を守ることは、みんなの責任

教育委員会が悪いわけではありません。
学校現場も行政サービスとして頑張っていますという成果を見せなくてはいけない仕組みの問題です。
私たち教員も教えるのが仕事ですから、子どもの学習を何とかしてあげたい!と思います。
できれば、自分の手でできることをしてあげたいのです。
保護者も、学校で何とかなればいいかなぁという淡い希望を持ちます。
保護者の方も学習に取り組ませたり、息抜きさせたりと工夫されている姿に感謝しています。
変わらないことがあります。
時間は取り戻すことはできません。
私が今気になることがあります。
それは、「なければないでアレンジする」すら許せなくなっていること。
私なりのアレンジは、絶対に今後必要となる計算など積み上げの学習を十分に時間を取ること。
あとは第二波を予想しながら重要事項から指導する。これが私の正解だと思います。第二波が回避されれば、ていねいにそのほかを指導していく。小さい子どもに何時間も休日も奪って教えるイメージは今のところわきません。

あれば嬉しい。けれど、なければないで。今あるもので楽しむ感覚

 私が子どもに教えることは、何か用意してくれれば「ありがとう」。なければないで「ありがとう、あるもので楽しみます」という感覚です。
大人になったとき、全てが自分の思い通りになるわけではありません。
様々な捉え方ができる機会として、考え方の1つとして話はしていくつもりです。

行政、保護者、私たち教員に何かしてもらうことに期待して時間を空費するよりも
「今」を楽しみ、どんどん自分から学んでいく感覚を子どもに教えていこうと思います。

こう決心しても、やはり子どもを見ればつい教えたくなるものです。
冷静に状況を見て、指導できることは指導する。
このような心の天秤で揺れ動いています。

保護者の方から感謝の連絡帳をいただきました

 ドタバタと毎日忙しい日を過ごしています。ほっとした連絡帳をいただきました。
細やかに子どもを見ていたことについての感謝の連絡帳でした。
今年は、コロナ対策に追われる日々です。
細やかな描写に気がついた保護者の方が一枚上手だと思います。

学校の様子は、保護者の方には見えません。
しかし、子どもへの声かけや様子の観察に気がつく。
保護者の方は主に夜に、一手間をかけて連絡帳を書いて下さったのです。
小学生になると保護者の方も忙しくなり、なかなかできないものです。

コピーをして保存しておくと、辛いときに自信を取り戻すトリガー(引き金)になります。

 毎日がハッピーではなく、保護者からお叱りの声を受けることもあるでしょう。
そのようなときに、こういった連絡帳や手紙のコピーを読み直してみましょう。
自分の非を認めやすい気持ちになります。
また、冷静に保護者の受け取りや機嫌が悪かったのか、相性が悪いのかなぁと少し原因の帰属を外的にもっていくことができます。
ご意見頂いた話には、受け止めて、自分なりの改善につなげやすいように気持ちを整えていくのに、この連絡帳は役立つことでしょう。

感謝の連絡帳や手紙をたくさんもらえることは、ひとつの保護者との信頼の証です。
たくさんの絆を今年も作っていこうと思います。




 

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