小学校教員、臨床心理士の華丸先生連絡帳

成果を明確に出せる人になれるブログです。教え子も、有名大や最優秀賞受賞などの夢を叶え手応えを感じている中堅教員です。 自身も大学院を出て臨床心理士、文科省海外派遣、受賞多数、研究費獲得、大手出版社での出版経験を持つ。 教員の仲間を博士号取得の高みに到達させつつあります。 華丸先生の近況は、金融庁推進の積み立てNISAを自身が体験した上での金融教育(投資教育)の展開を推進中。

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教え子も、有名大や最優秀賞受賞などの夢を叶え手応えを感じている中堅教員です。
自身も大学院を出て臨床心理士、文科省海外派遣、受賞多数、研究費獲得、大手出版社での出版経験を持つ。
教員の仲間を博士号取得の高みに到達させつつあります。華丸先生の近況は、金融庁推進の積み立てNISAを自身が体験した上での金融教育(投資教育)の展開を推進中。

カテゴリ:授業のコツ > 国語

参観で子供に手紙を書かせる手順

手紙をノートに下書きさせる

1行ごとに文を開けてかかせます。

書かせたノートを持って来させる
子供と話をしながら、詳しく聞いていきます。
その内容をこの空いている1行に追記してあげます(子供によっては自分でメモをさせていきます)

文章を読ませる

ゆっくりと大きな声で読ませて予定時間(だいたいは1分になります)で読めるか確認させます。
読める自信がある子供が出てきたら個別に聞きます(このときはあまり周りの子に聞かれない様にするとサプライズ感がでます。しかし、無理をせず)

1分で読める様になれば、お手紙下書きに書かせます。
書き方の例は先生で示して、手紙のバランスをよく書かせます。

誤字・脱字の最終確認

下書きのバランスと誤字脱字を確認します。赤でいれます
おっけーであれば、本書きをさせます

清書

1時間ほどかけて、ていねいに書き上げさせます。字のバランスが悪い子は、先生が薄く鉛筆でかいてなぞらせます。

ここまでは最低限指導しておきましょう。

 手紙を書かせる授業は、国語の1年間のまとめを発表しようといった内容と被せて指導することができます。つまり、指導時間が確保できるということです。
その上で、子供たち一人一人から一番ネガティブだったこと(悲しい、悔しい、嫌など)といくつか一番ポジティブ(よかった、嬉しい、楽しい)ことを聞いておきます。

感動させるお手紙にするとき


 はじめ
お父さん、お母さん
今日は参観に来てくれてありがとう。

なかの1つ
・・のとき、・・・なことがあってお母さんを困らせてしまったね。あのときは言えなかったけどごめんね。

なかの2つ
お父さんと一緒にいたときに一番楽しいことは、なんといっても・・・です。
(お母さんのこともいれる、バランスをとります)
・・な家にうまれて僕は幸せです。

終わり
お父さん、お母さんこれからもよろしくね

文章の構成としては、子供とお家の人だけが知っているストーリーを情景豊かに書いていくことが大切です。
言葉で発表してしまうとどうしても消えてしまいますが、文章にするといつでも読み返すことができる。
あのときのあの情景が思い浮かぶほど詳しく書くと、一生物になりますよ。


 参観が近づいてきました。2分の1成人式や学習発表で手紙を書かせることがよくあります。そのときのコツや注意点を教えましょう。

子供の家庭の実態をおさえておく

一番大切なことです。お父さんだけ、お母さんだけ、祖父母だけなど家庭環境は様々です。
ですから、みんなちがっていい!家庭環境もみんなちがうもの、離婚は珍しいことではないという話は十分にしておきます。その上で、無理のない範囲で書きやすい保護者の方への手紙を書いてみませんか?とやんわりと声かけをします。
なやむ人は先生に聞いてね(相談してね)。と声かけをしてから手紙の指導を始めます。

 お世話になったことを書かせると泣かせる手紙になりやすい
1週間に1度ほど生まれた時のこと、3歳までのこと、4−6歳までのこと、1年ー6年までと家庭へのインタビューなどを通じて少しずつ書き溜めていきます。

インタビューで書いてきた内容は発表したい子は、発表するように声かけをする
強制的に言わなくていいということは十分に伝えておきましょう。
「言いたくないな」と思っている子供もいます。
しかし、発表することで「あるある」とうなずく子供も増えて、「こんなこと書いてみたいな」となる子供もいます。

信頼関係が築けていない学級の場合

小学校の学校生活のことだけに限って書かせるようにします。この場合ですと、家庭環境まで触れないので安全度が高くなります。

小さいときは文章で書き表すことができなかった子供たちも2年生以降になると親への感謝、お世話になったことを文章化することが大切となります。
これにより、客観視(メタ認知)する力もつきます。
また、保護者の方にとっても子供たちの成長を知る機会となることでしょう。
お手紙を書かせて読ませるとなると困難やハードルは高くなります。
しかし、子供の自分のルーツや生きてきたことについて振り返る時間を持ち文章にすることは大切な教育です。
指導は、10年ほど前と比べて相当難しくなりました。
無理をなされず

教師の全てとは何か

子供と接する時間を最大化して、全ての子供の学力を上げるダンドリを立てることです。©︎華丸

漢字指導を中心にダンドリの立て方を説明します

毎日3つずつ漢字を指導する これだけで、1年の漢字が2学期で終わります。
2学期の国語下の教科書にうつる頃(10月)には、教科書の後ろのページを使って3学期の漢字を終えることができます。簡単に見えますが毎日進めるためには、時間の厳守が学級経営上求められます。

なぜ、毎日少しずつ漢字を進める必要があるのか。

 一気に漢字を覚えられる子供とそうでない子供がいるからです。

覚えなければならないことは、教師が責任をもって教えるためのダンドリ

英語の単語学習でも、毎日少しずつ覚えなければ一気に覚えるのはなかなか厳しいものです。
例えば、都道府県を覚える時に、学指導要領通りの数時間で覚えることなど不可能です。
心ある先生は、小テストで完全に暗記させます。しかし、多くの先生は一応小テストを行い、一気に覚えきれる子供だけにしか影響しない指導を行います。
私の小学生時代は、一切指導されなかったため苦労した覚えがあります。
小学生のころは、勉強の仕方を教えることも大切です。
徹底して全ての子供をフォローするためには、時間をしっかりかける必要があります。
限られた授業時間です。指導しきる責任が持てないのであれば、1学期から都道府県を指導する「先習い」を行いましょう。そうすることで、1年間の全てをかけて細切れの時間を完全暗記指導につなげることができます。

上記を基に、漢字指導を再考する

 責任を持って漢字を指導するためには、しっかり時間をかけるというダンドリが必要です。このため、1学期から決めた量を指導します。1日に4つは子供には厳しいものです。授業のノートも1時間2ページが基本です。私は、職場の取り組みとして、今は6ページほどノートを書く指導も行います。しかし、ついてこれない子供や授業がノート取りに終始している子供が半数にのぼるのが現実です。いろいろな取り組みを否定はしませんが、目の前の子供が悲鳴をあげていても「やめます」と言えないのが職場です。そうであるならば、自分の裁量がきく漢字指導だけは子供がついてこれるように、ダンドリを立てて指導をします。

特別な漢字指導は必要ありません

漢字指導では、漢字ドリルをもとに「空書き」「ドリルを手でなぞるなぞり書き」「鉛筆をもってドリルに書き込む」「ノート1ページに書く」この手順を3つの漢字で指導します。必ず1日3つ指導します。行事や子供のモチベーションによっては宿題なしの日もあっていいでしょう。このように学級担任の裁量で必ず全ての子供たちに「教師の全て」をぶつけて指導する。
教師の全てとは何か
子供と接する時間を最大化して、全ての子供の学力を上げるダンドリを立てることです。

研究授業、管理職が見にきたときにザックリできてると見せる方法

このテクニックの前に頭に入れておきたい屁理屈

授業がうまい人の雰囲気は作り出すことができます。私は、有名塾や特定大学受験向きの講師のアルバイトを大学生のときからしています。成績をあげるための授業と学校文化の中でよいとされる授業は同じとは限りません。国語でいえば、古くは出口汪さんの指導方法は成績向上させるのに役立つと思います。
学校の場合は、自称「専門家」、狭い世界での「有名な人」が多い印象です。そういった方々を細かくみていくと、様々な気づきがでてきます。
成績という観点ではなく、感じ取る世界ではいい方法
書かせる意味合いではすごくいい方法
百花繚乱で選びきれないほど有名な先生がいます。

細分化は各個撃破されてしまいます。

細分化している中で、多くに共通する最大の問題点は
生活上とリンクしていない
研究授業のための研究授業である
サーカスのショーのような教師受けの授業
これが多すぎます。でも、評価されるのはこういった授業です。
教師の狭い枠組みで評価された授業はどこでも通用するかというとそうではありません。
はっきりいうと、永遠に林修さんに勝つことができない。
あのテレビに出ていて、本も書いて、予備校でも教えている時間をかけている林修先生と
専業でプロとして(笑)教えているはずの学校の教員が束になっても勝つことができない。
勝てない理由は、外部指標(成績、大学受験、後の卒業生の成功者数)に晒されていない実践が教師の中にはびこってしまっています。しかしながら、細分化された授業の中でいいな!と思う方法を紹介します。

授業がうまい風に見せる技国語

1.題名を書かせます。
2.(指導する授業の部分を音読し)めあてを書かせます(必ずしも子どもから意見を出させなくてもよい)。教師のめあては、画用紙で書いておきます。
3.音読をする。
4.試写する(80−120字程度 板書が授業している風になります)
5.同義語やオノマトペ、似た表現、修飾語(強調させるための形容詞などに着目させると表現がみえてきます)、元気があれば、接続詞の関係(本来は接続詞はとっても大切ですが、授業上スムーズにいかないなら省略も可能)
6.構造化を決め打ちして指導(お話がこうなっていますねを簡単に矢印や色チョークで表現)
7.考えを書かせる(ここは7分は取ります。)
8.考えを書かせている間に、机間指導を行いながら授業のまとめや欲しい答えの人のところのノートに線を引き、名前を覚えておきます。
9.班やペアで意見を交流させます。ここで、ペアトークをしましょうとか、アクティブトークをしましょう!というとそれっぽくなります。アクティブトークというのは、ノートを持って立ち歩いて店に行くことです。活動している!ってみえますね。
10.発表させてまとめさせます。
(11.授業のふりかえりを行います)
1時間のノートの書く量は、中学年3ページ、高学年見開き2ページは最低といったところでしょうか。
授業後にまとめを教室掲示しておきます。1のように最初から教師が画用紙に書いておけば吊り下げておけますので、授業しているなぁという雰囲気が作り出せます。

ところで、以下のブログリーダーで読者登録をすると、ブログ記事がラインで通知されます。登録者が誰かは私はまったくわかりません。これなら小学校の先生の仕事で今何をしないといけないかが、通知ですぐわかって便利ですね。


さらに授業のレベルアップしたいとき
・同一著者の本を集めての並行読書できるように図書館で用意する。
・語句や語彙を辞書で調べて、自分だけの単語帳を作る。
・作文指導につなげる。
・指導書をしっかり読む。
・わけもなく大声だったり、声を抑えたりして読む。(少しだけ皮肉です。)
・ノートを毎回見てコメントをする。
・子どもの振り返り記録をもとに授業を構成する(これが最高の方法です。)。
・2パターン以上の研究会に行く。これは市町村の研究会と他府県の研究会、2つの異なるサークルに行くということです。林修先生を超えるには、多軸の視点をもてるようにこのぐらいの労力は最低限必須です。



 

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