華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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カテゴリ: 教員の雑記

忙しい教員(私)は、食洗機は買ってみてもいいと思う

 食洗機を買っても、予洗いがいるだろうしかえって面倒だと思っていました。しかし、2015年の6月末に48900円でかった食洗機がまだ使っている。こう考えると私は役に立っていると思います。
場所もとりますし、

お値段5万円弱で5年は使えそう

1年1万円とみて、1ヶ月800円となります。結果論ですが、水道代は確実に下がりました。
その意味ではありです。ただ、使用頻度となると手洗いのほうがはやいのでは?と思います。多少の汚れを気にせず、まずは食洗機で洗うという使い方をしています。
エコの方ならば、食器の上にラップをする。
効率主義の方なら使い捨ての紙皿やスーパーの惣菜そのままという方も
さらに効率的なら外食のみというツワモノもいます。
健康を考えた時に外食ばかりは考えものですが、野菜を意識してとるのであれば食洗機などいりません。

だらしない人には、選択肢のひとつとしてありかも

 教員の中には片付けが苦手な方がいます。
洗い物がたまりがちであれば、もう初めから汚れれば食洗機という癖をつけて少量でも食洗機で洗うと割り切れば選択肢のひとつとして、私はありでした。 
しかし、少しずつ荷物をもたない生活に変えていく中では一考すべきです。
私は、忙しいときも一定の清潔さを保つために故障しても次回も購入する予定です。 
人生の中の時間短縮の方法をいろいろ考えてみたいと思います。 

ふるさと納税は12月でも大丈夫。 

ふるさと納税は2000円の自腹を払うだけで、定められた上限額まで特産品などが送られてきます。 
相当お得なのですが、毎年1月から12月までという期限付きです。
本来の目的は 
ふるさと納税は、寄附で地方自治体を応援するものです。

年収300万円で独身で19000円が目安のようです。
病院などの医療費控除等々を受ける予定がないなら、1万円はふるさと納税してみてもいいかもしれません。この0から1の一歩が大切だと思います。

還付されるのはあっさりと

5月ぐらいに還付されます。ただし、納税後に地方自治体から送られてくる資料(ワンストップサービス)は返送しましょう。
これにより、確定申告が必要なくなります。ワンストップサービスの手続きは忘れないようにしてください。

医療費控除などを受けるために確定申告を行うならワンストップサービスは使えない

医療費控除を受ける場合は、確定申告でふるさと納税した金額を書き込む必要があります。私は本の収入がありますから、確定申告を行います。また、医療費控除も受けると思います。
確定申告は、2月から3月の申告時期に間に合うように今からせっせとレシートを整理しましょう。

注意点 
 住宅ローン控除や医療費控除を受けている人はお得とみなせる寄附金額の上限が変わります。税務署で税務相談を受けてください。もしくは税理士等国家資格者に頼りましょう。株式の損益等でも変わると思います。

認知行動療法が薬物と同様の脳内変化を起こす!?

 認知行動療法は、エビデンス(根拠)があるとよく言われます。越川房子さんのインタビュー記事に、認知臨床心理学の領域を研究するきっかけとして、大学時代に読んだ論文を基に、
「認知行動療法が薬物と同様の脳内変化を起こす」すなわち「人間の認知を変えると薬物を飲んだ時と同じ効果がある」という点が、非常におもしろかったのです。
早稲田大学文学部 waseda university tower?より引用(2006年8月時点で存在したネット記事より 
考え方を変えていくことで、薬物を飲んだ時と同じ効果があるのかどうかは、分かりません。しかし、考え方を変えることで行動が変わり、得られる結果が変わると思います。

精神分析的なアプローチも大切

 子供の指導を行う上では、意識されていない面に着目することで子供の問題理解やアプローチが得られやすいことも見逃すことはできません。
私は、精神分析風独自のアプローチを行うことになります。
休憩室でフロイトのソファに見立てクライエント役になり、自由連想をスケッチボードに書きながら、子供の発した言葉を繰り返して、浮かぶイメージをイラストや文に書き留めることがあります。
その直後と数日をおいて、自分がセラピストとして解釈します。精神分析風ですが、自分には合っている方法です。



精神分析療法には膨大な時間がかかることと効果の点は、疑問とされることがあるかもしれません。
実際問題、子供の言葉にならない点を体全体でつかむためには、落ち着いた場所で子供の言動を真似して浮かぶfelt senseのような何か実態のないモヤモヤを書き出します。

認知行動療法は人に説明しやすい。だから保険適用される

また、保険適用のために効果のある心理療法が求められる点からも認知行動療法が保険の対象として、短期的な効果があげられる点も有名です。ただ、子供にとってあまりにもロジカルな方法はそぐわない子供もいることは事実です。子供向けのたくさんのパッケージなどの工夫も見られていますが、現場の教員の立場から見ると子供により向き・不向きはあります。とはいえ、処遇の選択肢が増えることは大歓迎です。

紙のお宝資料がたまって、転勤時にダンボール8箱分

 1校目の転勤のときに必要としたダンボールは8箱でした。他校から転勤した教員を見ていると、だいたい8箱前後の教育資料を大切に持ち運んでいる様子でした。2校目の転勤のときは6箱、3校目のときも6箱と記憶しています。

転勤時の豆知識 ダンボールは自宅に送付か転勤先に断りを入れてから送付

 転勤が決まれば、転勤先にダンボールの送付をお願いできれば送料は1回分。そうでなければ、車などで一度自宅に荷物を持ち運ぶ必要があります。転勤先が決まっていれば、日時指定で転勤後に荷物が届くように手配しておくと、ほしいタイミングで荷物が全て揃いますよ。もちろん管理職の先生に一言声かけしましょう。

一番いい資料の整理方法は、ファイルボックスを使うこと

ファイルボックスを棚に入る数分購入しておくと、教室の棚もきれいに見えますし、自宅の整理でも役に立ちます。カラーボックスにしておくと便利です。私の自宅では、このようなファイルボックスを背向けに並べています。
ファイル4
安いファイルボックスは、頻度の低い資料。ファイルボックスごと捨てても大丈夫な資料です。例えば、インターネット上にある資料、電子データに変えた資料などです。その他は、説明書なども安いファイルボックスにいれています。上のように空っぽになったのは、以下が理由となります。

研究者の論文資料の整理の方法

 研究者の論文資料の整理方法は、ファイルボックスで大量に並べていたり、書類を入れる封筒で分類するものです。ただ、まだ分析が終わっていない論文データや展望論文など手元に置いておきたい資料は廃棄できません。この整理方法を最後に書きます。

子供からもらったプレゼント、保護者から頂いた手紙も廃棄が難しい

 これもファイルに整理してしまいますが、捨てるのは難しく溜まっていく一方です。学級写真もそうですね。こちらも以下の整理方法もいい方法だと思います。

大型整理ボックスにとにかく突っ込む

 先ほどのファイルで収納棚が4つ占有されていました。そこで、かさばるファイルを全て廃棄してひとつの整理ボックスに詰めることにしました。一覧する頻度は少ないですが、とりあえず捨てることができない資料です。
ファイル1
一見してコンパクトに見える資料整理ボックスです。
ファイル5
開くとまず「綺麗」。これも大切ですね。
ファイル6
たくさん入りそうです。
ファイル3
ごちゃごちゃした紙資料を一気に投入
ファイル2
留め具がはなれそうですが
ファイル4
この写真にうつる全てのファイルに入っていた資料が白、黄色、黒色のファイルボックスの幅ぐらいに集約できました。


ファイル2

日頃使う資料には適しませんが、ダンボールよりコンパクトに収まりますし、ファイルボックスほども場所を取らなりました。
本を書くための資料、教育論文の資料、心理学の研究資料、実験データなどをまとめるのには、私にはいい方法になりそうです。あとは確定申告の資料、健康資料の過去のもの、給与明細、家計簿の記録などにも使えそうです。
荷物の多さは心配の大きさに比例するともいわれます。
本を書いている人の本棚や机周りの雑然とした状態を少しはマシにすることができます。
本を書くときの資料は、このボックスを使う。と分ければ作業が終わればそのまま突っ込めばいいです。
また、学年ごとで資料がたまる学校の先生にとって、こういった資料の整理は大切だと思います。
私の大事な教員の後輩には、ファイルの中身ごとプレゼントしてもいいなと思っています。
冬休みの大掃除や転勤に備えてそろそろ片付けしてみませんか。
華丸はがんばる先生を応援しています。
 

教育賞受賞は嬉しい

 今年もあとわずかとなり、ふと訪れた教育賞受賞のお知らせ。素直に嬉しいものですね。
教育論文は、ただ作文だなぁとつくづく思います。
私の場合は、再現性が高くなるように若手教員と一緒に行うようにしています。
論文の再現性の一定の担保となります。
論文を書く時間を考えると、自分の思い込みを書いて受賞するよりも論文の再現性と経験の浅い教員への指導をかねた実践を行わないと割りが合いません。
統計や実験デザインが大事といくら職場で唱えても、教職大学院を出ている方の半数が理解すればいいところです。現場の教員が半数を占めてもオッケーな専門職大学院の弊害ですね。

賞を取ると変わること

他の地域からも問い合わせがきます。
本の依頼などはこないですね。本は別のルートからきます。
同僚の本音が垣間見えます。読みましたの一言ももらえる。
そういったアクションのある人と付き合いたいものですね。
この2年ほどで3つは受賞したので、そろそろ控えていきたいところです。
賞状をとった自分がすごいのではなく、子どもがすごいという部分が薄れなければ、自分に受賞する権利があると思います。自分の勘違いを生まないように気をつけなければいけません。

日々の教育実践で精一杯のあなた

 ぜひ、同じ教員のレベルの人ではなく、大学教員や名前のある出版社から本を出している人とつながってきましょう。新たな視点が得られるはずです。
最近、成績つけテクニックの記事を止めています。日々精一杯のかたは、ぜひ過去記事を読みましょう。さらに高みをつけたいあなた。お助けしますよ。気が向けばtwitterのダイレクトメッセージも返します。
一緒にがんばりましょう。
受賞でとっても嬉しい年末になりました。
読者のみなさんともいい教育実践企画ができればと思います。
楽しいお便り楽しみにしています。 

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