国際化が進みそうな情勢で、外国にルーツのある子どもが入学してきたときのことを考えましょう。

例えば、


初めての遠足や校外学習ですること。


すみやかに保護者と面会して、写真などを交えながら遠足について情報提供を行う。
お弁当について お弁当がどんなものか・どうやって作るものか・日本のお弁当と外国のおべんとうのちがい。(学級でも外国料理について説明もしておくといい。)
しきもの(レジャーシート)について


体育で実は思っている可能性があること。

水着への着替えに抵抗があるし、水が怖い。
水泳がない国も多い。

運動会の練習をなぜこんなにするのか。しんどい。
運動会は希望者制の国もあり、集団行動やマスゲームの練習をしんどいと感じる子どもも多い。


交友関係での違い

友達関係の中で
けんかについて、お互いに謝るという解決について納得がいかない。
善悪の二元論で判断する国や、納得いかなければ謝らないという国の文化がある人も多い。


教育活動についての違い

掃除の時間
なぜしないといけないか。
日本の教育活動の中では、教科と同じように学校ですることに入る。
(これは国内でも賛否両論ありますが)


保護者が感じている困りごと


学校から配られるプリント!
プリントの内容が読めない・わからない。プリントの数が多い。
行間に含まれる意味がわからないことがあるので、重要なプリントは特に電話や訪問で説明しましょう。

参観や懇談会でわからないこと

学校を休んで行事にいかないとだめなのはなぜか
学校教育には保護者と教員で共に全力で取り組んでやっとという感覚(これは日本でも賛否あります。)が少ない。

教員が発する家でしてほしいこと
家で宿題をみてください。
保護者が日本語がわからない場合があって協力したくてもできない場合がある。
放課後に残すなどの工夫がいります。


変な英語を教員がつかっている。
和製英語やイメージできない英語がある。
レジャーシートなど英語っぽくても、通じない場合があります。
時系列に沿って説明していくと助かると思います。


最後に

保護者の方が楽観的に「大丈夫よー。」という言葉に惑わされて、実際子どもが困ることが多いのでご注意!