華丸先生の連絡帳

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タグ:学級が楽しくなる

家庭訪問お疲れさまでした。
どうでしたか?結構、学校の顔と家の顔が違う子が多くて、
面白いなと思ったりします。
しかしたまにこう言われることがあります。

「うちの子、学校が楽しくないって言っているんです。」 
こう言われるとショックですよね・・・ 

4月期は指導をたくさん入れる時期ですので、どうしても厳しい指導も入ります。
仕方ありません。前年度の学級ルールのズレもありますしね。
これをほっておくと、規律が乱れていきます。

ではどうするか。
やはり家で話をすることは直前のことがどうしても記憶に残っています。
直前は午後のことが多いですよね。
なので、指導を入れたいときは午前のうちに済ましてしまいます。
これは無理な場合もあります。
しかし、できるだけこれを心がけます。
厳しく指導した子もフォローする機会が増えますし、お昼からは全体的に集中も切れますのである程度は仕方ないです。

お昼からは給食を一緒に食べたり、昼休み一緒に遊んだりと楽しいこともできます。
厳しく指導した子も一緒に遊んであげて、心のフォローをしておきます。

また、帰りの会を少し工夫しても喜びます。
まず帰りの会で「今日いやだったこと」などのシュールなメニューはやめましょう
「◯◯くんに〜されました」「あやまってください」「ごめんなさい」
シュールですね。子どものときにあった人も多いのでは?
なんで最後にテンション下がるようなことを!!子どもながらにそう思ってました。
せめて「今日のキラリさん」とか友だちの良い事を言うメニューにしましょう。

また、帰りの挨拶を工夫して、
「◯◯した人からさよならです」とお題をだします。
じゃんけんで先生に勝った人とか負けた人とか

低中学年なら、友だち5人とハイタッチ!や先生とハイタッチなどもいいでしょう。
高学年はグータッチにして接触を減らします。

ちょっとゲーム感覚でさよならできるので、少し上機嫌になって帰ってくれます。
やりだすと「今日はなんだろう??」と楽しみにしてくれて、子どもたちからも好評です。

「帰りは楽しく」が基本です。そうすると家で「今日は楽しかった」と言ってくれる子が
少しは増えるかもしれません。




 

お得なこと
子どもたちの学年の締めくくりを意識させることができます。次の学年で頑張ることを指導しながら、荒れを防げます。
カウントダウンの中で楽しいイベントを企画することで最後のだらけを防ぐことができます。
最後の保護者会での話のネタになります。

準備するもの
色鉛筆
マーカー
A4の紙
ホッチキス

すること
班ごとで、あるいは学習が早く終わった子どもたちで後何日という日付を書かせます。
周りにイラストを書かせます。

全部書けたら、ホッチキスでとめましょう。
黒板に張って毎日朝めくるときに、子どもたちに後何日で学年が終わることを伝えて、楽しいことや頑張ることを伝えれば、子どもたちも意識しますし、理解しやすいです。

何はともあれ、ここまで頑張ってきたのですから最後のだらけ防止をしながら、楽しい企画を考えるって素敵です。

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