卒業文集を書こう

一生残る文章。いろんな人が見る文章。
それが卒業文集です。
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どんなテーマが多いの?

・一番心に残った思い出

・将来の夢

・未来の自分への手紙

・お世話になった人への感謝


これらのテーマが多いかなと思います。テーマを絞ると書きにくい子も出てきますので、
個人的には幅を持たせてあげる方がいいかと思います。


まずは練習

2学期のうちに週末などに作文の宿題などを出して、書き慣れをしておきます。
テーマはどんなことでもいいですが
例えば、修学旅行の思い出 体育大会の思い出 今までで一番驚いたこと など
文章量が書けるように練習をしていきます。


内容の構想を考える


書くまえに、構想を考えさせます。
どんなテーマで書くのか
内容はどんなものにするのか
箇条書きでもいいので、ノートなどにメモをしていきます。
急に書き出すのは無謀です。
この構想ノートをチェックしてあげましょう。

ポイントは
・学年全員の手に渡る
・学年全員の家族も見る


不適切な内容がないかは確認しましょう。
また、具体性に欠ける場合はこの時点で指摘します。
具体性に欠けていると内容が薄くなりますので、注意しましょう。


下書きと清書

構想ができたら、下書きを書きます。
下書きはよく推敲させます。
そして、教師の方で添削をします。

・日本語がおかしくないか
・字が間違ってないか
・文の組み立ては綺麗か


子どもの思いを尊重しながら、添削をします。文の組み立ては子どもに任せる先生もいるかもしれません。私は組み立てや言葉の選定まで見てあげます。添削というよりは、提案という形にします。修正するかは子どもに選ばせます。

このやり取りを2回ほど行います。添削のポイントとして、前に文章を見た時から1週間ほどあける方がいいので、余裕を持って取り組みましょう。

下書きで内容も間違いもなくして、完璧な状態にします。

下書きが完成すると清書を行います。
清書は静かに集中させて行います。
今までで一番綺麗な字で書くように言います。


清書が完成したら、必ず誤字脱字がないかを確認しましょう。
素敵な文集ができるように願っています。