華丸先生の連絡帳

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タグ:感動の学習参観

キャリア教育に基づいた2分の1成人式


プログラム例をのせておきます。

学年全体で体育館で行う場合

メインとして将来の夢の発表を全体の前でします。また成長した姿を見せるという意味で合唱や朗読を披露します。


入場
入場までの時間にBGMとして、児童が生まれた年に流行った曲を流します。

初めのあいさつ 
(クラス代表)

歌「10歳のありがとう」

呼びかけ

将来の夢発表(1人ずつ)

詩「朝がくると」朗読

合唱「YELL (いきものがかり)」

終わりのあいさつ

退場


将来の夢発表は全体の前で1人で行うため、練習が必要となります。無理は禁物だと思います。

歌は一曲で十分かと思います。代わりにリコーダー奏を入れることもいいですね。いきものがかりのYELLは難しいけどかっこいい。四年生には少しハードルは高かったです。10歳のありがとうは定番ですので、オススメです。

あくまでこれからも頑張りますということがメインなので感謝を深々とすることもせず、幼少期を振り返ることをしません。家庭状況に配慮して。

私たちの職場では、前年度まで感謝をテーマに行っていたので、ボリュームダウンしたと思われがちです。

そこで、学年全体で実施しました。付け加えて、子どもたちから保護者へメッセージ映像を体育館で上映します。(学年懇談会という枠で)

よく結婚式のムービーにあるテイストですが、子どもたちに画用紙に一言メッセージを書かせて、写真をとります。その写真を次々流していき、ムービーメーカーでBGMや文字を入れて、一つの映像にします。子どもたちも一言を書くだけで、負担は少ないですし、家庭のことを掘り下げて振り返ることも必要もありません。

これはあくまでも一例なので、ご参考までに。
色々な方法をまた教えて頂ければ嬉しいです。

2分の1成人式という名前でキャリア教育をする。


2分の1成人式はうまくすると感動的です。非公開ながらコメントをいただきました。
公開できる範囲ですと、他の保護者が従来の親への感謝をして保護者が感動される中
我が子は自分の将来の夢を語っていました。といった話でした。
子どもの希望に沿ってすすめればいいのですから、それでいいです。
他の人がどうこうではなく、子どもの希望に添いながら表現する力をつけさせる。
教育ってそんなものですね。
今日は職業調べの方法その2です。


その1は(こちら

職業調べその2

今回はその際に役立つサイトやツールを紹介します。キャリア教育にも使用できますのでご参考に。

2分の1成人式推進派ではありません。地域と教員と個々の子どもの意思こそが大切です。


NHKティーチャーズライブラリー
http://www.nhk.or.jp/archives/teachers-l/
NHKが放送した番組で学校教育に関わるもののDVDを無料貸し出ししてくれます。(送料はかかります)
防災や環境など様々なテーマのDVDなどがありますが、キャリアをテーマにした、プロフェッショナルやプロジェクトXなど職業は限られていますが小学生対象のDVDもあります。

対象としては中学生にはなってしまいますが、仕事ハッケン伝(芸能人が仕事に挑戦)やあしたをつかめ(若者の仕事奮闘記)などの番組はセット貸し出しで10本以上貸し出しとなるので、あらゆる職業について映像で見ることができて、とても参考になります。

また身近な仕事人として校長先生に語ってもらうのも面白いですよ。校長先生も嬉しいだろうし、校長先生の意外な苦労を知ることができて、教師からしても勉強になるかも・・余談ですね。

キャリア教育などをやる上で本当は何かの職業のゲストティーチャーを呼ぶことができたら一番良いのですが、中々難しいときは以上のようなツールを是非使ってみてください。

次回は、具体的なプログラムをご紹介します! 
その前に!2分の1成人式 ワークシート・カレンダー機能など資料つき記事はこちら 

4年生といえば2分の1成人式。

毎年親への感謝をテーマに行われることが多いと思います。
保護者の方から目を輝かせて今年もしてほしいとはよく起きる話ですね。

しかし、家庭状況によっては感謝をしにくい場合もあるなど配慮が必要です。
そんなときには無理に親への感謝をテーマにするのではなく、成長した自分の姿を見せ、将来の夢を伝える式にしてもよいと思います。

キャリア教育の一環として2分の1成人式を捉えることもまた良い取り組みです。といっても、4年生ではまだあまり夢が定まっていない場合が多いです。

そこで、職業調べが必要となります。
今回はその際に役立つサイトやツールを紹介します。キャリア教育にも使用できますのでご参考に。

「EDUTOWNあしたね」
https://ashitane.edutown.jp/
子どものための職業調べサイトです。
申し込めばワークシートも無料で送付してくれます。
サイトには好きなことや興味のあること、例えば「人と話をすること」が好きならば、そのカテゴリーに属する職業を見ることができるなど、段階を踏んで様々な職業に触れることができます。
また仕事人インタビューという実際に働いている人のお話を見ることができることも良いです。フリガナが打っていることもとても助かります。
少しサイトとして重たいのでパソコン室で見る際は少々時間はかかります。しかし豊富な情報量なので、たくさんの職業に触れることができます。

2分の1成人式推進派ではありません。地域と教員と個々の子どもの意思こそが大切です。



2分の1成人式のネーミングのよさはステキですね。

2分の1成人式というのは商標登録でないなら
設定をしっかり決めて取り組むのもいいと思います。






   
(上記のワード版はこちら その1 その2) 
目標は
子ども達に、10歳という成人式のなかばに自分を振り返り、大人になっていく発達段階に即して文や歌などで発表する。

配慮は
事情のあるご家庭に配慮しつつ、自分の成長を伝えるですね。
また、子どもが伝えたいことを大切にして強要はしない。

キャリア教育をメインに将来の夢を考えて見るのもいいですね。
卒業式のときに慌てて考えるよりいいですね。
有名プロ野球選手も四年のときに夢を決めたケース多いですね。
大きく羽ばたいてくれる意図を持って指導しましょう。
5.6年になるとなかなか難しいですから。
資料はこちら




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