華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

学校の先生の生活を豊かに
学校現場をもっと元気に
楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

タグ:団体演技指導

さて、8月も半ばですね。
2学期の用意していきたいところです。

2学期といえば運動会。
9月から練習がはじまる学校も多いのでは?  

運動会のダンスの練習で気をつけておきたいことを紹介します。
当たり前のことも含まれているのでご了承ください。


まずは、ダンスは可能であれば2人でやる方がいいでしょう。
一人が踊り、一人が口答で動きを示していきます。

踊る際は鏡のように左右逆にして踊る方がいいですが、
大変なら教師が正しい動きをして、子ども達に逆で覚えさせたらいいです。

口答で指導するときは、1・2・3・4とカウントをしてあげて、
8カウントで1区切りをつけて振りを入れていきます。


そのときに動作を具体的に口答で言ってあげたり、動作に名前をつけてあげたり(両手を広げる→パーなど)すると子どもたちも覚えやすいですね。

また振りを考える際には過去の記事が参考になりますので、
ご覧ください。動画もあります。
      ↓
ダンスは苦手!運動会の練習どうやってする?2 −団体演技−



よく見せたいなら、振りは大きくです。 
運動場はとにかく広いので、大げさなくらいでちょうどいい。
また手や足はしっかりと伸ばすことも意識させたいですね。
「指の先までピンと伸ばしてごらん」などと言うと子どもたちも意識しやすいですね。

また、中学年くらいになると、重心移動も大切になります。
前から後ろや左から右など、体重をかける中心を移動させると、
より迫力のある大きな動きに見えるので、
まずは重心を移動させることを練習して感覚を掴ませることも大事です。


陣形移動もあると思います。
アルゴリズムの様にグループによって動きが違う場合は
赤白帽で赤と白でチーム分けすると分かりやすいですね。

最後に、子ども達は子ども達なりに頑張っています。
できるだけ褒める指導をしてあげてください。

本来、ダンスは音楽を聞いて自然と体が動き出すというものです。
つまり、楽しくあるべきものです。
それが厳しい指導で、「辛いもの」となってしまうのは悲しいですよね。
もちろん、部活動やクラブチームでやるなら別ですが、あくまで学校教育です。
体育は生涯にわたって身体を動かしたい、運動は楽しいからしたいと子どもたちが思うための授業でもあります。保護者に見せる見せるという意識が強くなりすぎて、目的を見失わないようにしたいですね。


9月は暑いですし、きっとだれてしまう場面もあると思います。
こまめに水分補給をして、熱中症を予防して、
楽しく進めていけたらいいですね。














 

今日はダンスの振りを考える場合について話します。

前回と通じるものがあるのですが、
観客席から距離がありますので、できるだけ振りは大きいものがいいでしょう。

なので、手元だけのダンスは映えません。
ポッキーダンスなども動画ありきでアップでみるといいですが、
運動会では迫力がないかもしれません。
恋ダンスはまだ、全身の動きがあるので使えるかなと思いますが、


振りの参考に動画をのせておきます。

低学年 ダンスの振りつけ例


 高学年 ダンスの振りつけ例

 
小学校 リズムダンス 振りつけ 

指導の際には、
・曲を聞かせる(可能なら全部通して踊ってあげる)
・カウントで振りを覚えていく(1・2・3・4・5・6・7・8)
このときに振りに名前をつけたり(「大の字!」とか「まわしてジャンプ!」とか)
動きを指示してあげたりします。(「横!右!」など)
もちろん一気にやるのではなくて、8カウント×2〜4ずつくらいで振りを教えます。
・スピードをゆっくりして踊らせる
・通常のスピードをゆっくりして踊らせる
 


水分補給もしっかりとって、頑張ってくださいね。 

1学期に運動会がある学校は連休明けから運動会の練習がはじまるのではないでしょうか。
今日は運動会の練習(ダンス)のポイントを伝えたいと思います。


まず、指導は学年全体にしますので、数が多いです。
教室とは違うので指導がとても通りにくいです。

また、こちらも踊りながら指導するので、苦しくなります。
ここは聞かせたいというときは、一旦座らせてから話します。
そうすることで子どもたちは話を聞きやすくなります。

手具などがある場合は、手具を置かせてから話をはじめましょう。


では肝心の内容です。
本番を想定して、運動場という広い場所でも映えるものがいいですね。
なので、ダンスは大きな動作を心がけます。

子どもたちに大きな動作をさせたいなら、もちろんですが
教師は大きな動作で行うことが大切です。

私は「手や足を伸ばし過ぎっていうくらい伸ばしてごらん」
と言ったりします。子どもたちなりに意識して伸ばしてはいるのですが、やりすぎだっていうくらいのダンスで、離れてみてたら丁度いい具合になります。

また、重心移動もきっちり行うと綺麗に見えます。
手や足しか動いていない子は、重心が中心で定まったままです。
手や足の動きに合わせて、重心を移動させてあげましょう。
「このとき、右側に体重をかけてみて」など言うと、少し意識できます。

最後に、楽しく踊らせてあげてください。
ついつい厳しく指導しがち、
けれども怖々とやると子どもたちの表情は堅くなりがちです。
楽しんで笑顔でダンスしている子どもを保護者も期待しています。
できていることはしっかりほめて、楽しませてあげてください。

明日はダンスの振り付け例などを紹介します。






 

↑このページのトップヘ