普通の公務員なら、こんな無駄金と時間払わなくていいのにの教員免許更新制にすべてお答えします。

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どうせ3−10万円かかる教員免許更新講習です。徹底的に調べて解答例からコツやポイントを教えます。 

教員免許更新制とは?

文部科学省のHPに以下のように示されています。


教員免許更新の講習と通信は早めの申し込みが必要です。

教員免許更新は、すぐに予約が埋まる。

何と飛行機に乗って受けに行く人もいます。
どうして、ここまで厳しいのでしょうか。
 
2年以内に取らないと失職します。
 
この厳しすぎる制度のために、忙しい教員の方がうっかり申し込み期限に間に合わないことがあると次年度取るか、最果ての地、もしくは通信で授業を受けることになります。普通の公務員なら、失職リスクまで追うほどの研修ってない。教員の仕事を続けるのは、厳しい時代です。


せっかく大学に行くのだから、憧れの大学で教員免許更新講習を受けたいという人もいます。

早稲田大学の教員免許更新講習の講義などは東京で受講するならオススメです。


早稲田大学などの有名大学の教員免許更新講習のメリット


早稲田大学の教育は「教育の早稲田」というコンセプトが強いので力点を置いている大学です。
教員免許更新講習を東京で受けるなら早稲田大学というのは何だか頷けます。
 
教員免許更新講習を東京で受けるなら法政大学という手もあります。

教員免許更新講習を東京で受けるなら複数の大学に申し込んで学食や地域の有名店で夕ご飯を食べるという方法もありですね。観光を兼ねて楽しむというポジティブさも大切です。
 
せっかく教員免許更新講習を受けなくてはいけないのなら、旅行を兼ねて東京で受ける。
 
早稲田大学で教員免許更新講習を受けておけば、講義終了後の午後5時は高田馬場など遊びに行くのにアクセスのよい地域となります。
土日も含めて長期旅行を兼ねて教員免許更新講習を受けるのであればいいかもしれません。


教員免許更新講習の費用は結局何円?


教員免許更新講習を東京、早稲田大学などで受けるのであれば10万円

ただ、新幹線やLCCで5000円から2万円の旅費
 
教員免許更新講習が3万円程度

東京で教員免許更新講習を東京で受けるなら宿泊費も1万円とみて5万円(5日間)、スポットで1日1万円。
 
もちろん宿泊などでもお金がかかります。10万円前後が予算ですね。


近場で教員免許更新講習を受けるなら予算4万円前後
 
交通費もかかりますから、おおむね4万円と見ておくといいでしょう。
 
どうせお金がかかるなら、職務免除制度が使える講義システムを選んで講義の終わりから遊ぶと割り切ることも大切です。宿題になるものが少ないものです。

教員免許更新講習の通信講座と講義のどちらがいいか問題

教員免許更新講習の通信講座のメリット

教員免許更新講習のe-ラーニングのメリット

・好きな時間に視聴できる。流しながらご飯を食べても、寝ながら受けることもできます。
 
・大学院を出ていれば、類似の専門の講義なら授業は既知の内容でそれほど労力がかからない。
 
・好きな日に受講できる。授業の場合は遅刻厳禁で無駄に疲れます。
 
・体調に応じて受講を選べる。
 
・カンニングし放題。調べて構わないので、人に聞きながらまとめることができる。
 
・無理やり行う、ロールプレイなどの活動がない。

教員免許更新講習の通信講座のデメリット

教員免許更新講習のe-ラーニングのデメリット

・一般的に通信講座のほうが試験は厳しい。
・ふとした疑問を質問できない。
・職務免除の申請が難しい。現実は休みの日に受講

教員免許更新講習の講義のメリット

・5日集中すれば終わるというわかりやすさ
 
・タイムスケジュールから何から丁寧
 
・幼稚園、小学校、中学校、高等学校の教員の交流の可能性がある。大学教員も受けて欲しいですけど(笑)。
 
・モチベーションが低い、気持ちが落ちているときでも、何とか通えば講習が終わる。
 
・持ち込みが自由なので、実質話を聞いていると試験ではなく、それをまとめるだけで済む。


教員免許更新講習の講義のデメリット

・体調を崩すとお金と時間が全て無駄になる。一発リスク大です。
 
・終わりが午後5時20分まで。だらしない感じです。
 
・昼食の準備
 
・だらだらと事務局が説明をする時間のロスが多い。講義棟の移動もむやみにある。
 
・1日に試験が3つある。
 
・ロールプレイなど、無理やりアクティブラーニングが多い。これはキツイ。

教員免許更新講習は大学の収益
まず、大学を選んでいただきありがとうございます!
あぁ、失敗した。と思いました。商売の一翼ですね。

教員免許更新講習情報の時期は?教員免許更新講習の募集がくるのはゴールデンウィーク前後です。

多くはゴールデンウィーク
教員免許更新講習セットの準備
・受験票
・顔写真
・遅刻は、最悪の結果に
・昼食
・飲料
・名札カードホルダー(送付されてくることが大半です。講習後返却です。)
・タオル
教員免許更新講習のweb予約も増えました。
人気の大学はあっという間に埋まります。ですから、堪能な先生に前以てお願いをしておく。
時休か管理職にスマホの許可をとる

教員免許更新講習の持ち物

持ち物でもってきておいたほうがいいもの
バッテリーつきの扇風機かうちわ
上着
えんぴつ、消しゴム(論述試験で便利)
授業用ノート(せっかく1日8千円近く払うのだから)
お茶
お弁当(遅刻厳禁なので外に食べにいくのが厳しい)

教員免許更新講習の朝

1時間前から20人ほど待っています。
会場が9時から9時10分の受付と厳しいからでしょう。おおむね9時20分までに入らないと出席とみなされません(つまり無効)
延着証明などがあれば対応できる学校も多いです。(明記されているか確認しましょう。)
 
受付も通常よりはやい8時45分から始まっていました。
名前等の確認は相当もたついている様子なので余裕があるほうがいいでしょう。

教員免許更新講習の服装

教員免許更新講習の服装男女で相当ばらつきがあります。
教員免許更新講習の服装の男性の場合
 
夏場の場合は、半袖のTシャツが半数以上です。のこりは、一応えりがついているシャツです。
 
ズボンはハーパンが2割、デニムも相当数。
あとは、スラックスもどきですね。
相当年配のかたにワイシャツとスラックスは多い印象です。
靴もスラックスの人だけは革靴テイストでその他の人は、ほぼスニーカーのような履きやすい靴でした。

教員免許更新講習の服装の女性の場合

女性は白地の半袖ワンピース、シャツなどが多い印象です。
下もスカートも派手すぎない程度でよく外でみかける服装です。
年配のかたのみ色も濃紺や濃いめの色味でカーディガンをお持ちのかたも多かったようです。
大半はスカートとみていいでしょう。
パンツスタイルの女性は半数もいない印象です。

講習の雰囲気とするともうおじいさんからおばあさん、おじさん、おばさんといったところです。
若いかたは少ない。平均年齢もばらけすぎています。おおむね30ー60代の幅です。

教員免許更新講習の待ち時間
 
同期と日時を合わせてきている人は、おしゃべりをして過ごす。

そのほかの人は、教材をパラパラめくっている印象です。
携帯を触る人も多いですね。ラインも多い印象です。
 
私の自治体では、問題行動とされる行動もここでは自由。
何だか牧歌的・おおらかさに涙です。
講師や採用試験を受けたい人は大都市はやめておく方がいいですね。
大学のスタッフは10人程度で騒がしくても注意などはしない感じです。

教員免許更新講習の座席
座席は自由席であることが多いので、早めに行ってお好みの席を取ることがいいでしょう。
受験票
受験票は受験時に顔写真入りのものを机上に置くという案内ですが、入場時に確認をしているため、再確認はない感じでした。
ロールプレイなどにより座席が決まっていることがあります。 

教員免許更新講習の交通手段

これは公共交通機関がいいのではないかと思います。

遅刻厳禁は思いの外厳しい印象です。
不測の事態に備えて、タクシーなどの配車アプリをいれておくほうがいいと思います。

教員免許更新講習の講義の時間割
午前9時から20分まで
受付
9時20分から9時30分まで 
オリエンテーション
9時30分から10時50分まで  1時間20分ほど講義(後半15分試験)
10時50分から11時までの   10分 休憩
11時から12時10分まで    1時間10分ほど講義
12時10分から13時10分まで 1時間 昼食
13時10分から14時30分まで 1時間20分 講義(だいたい午後はロールプレイなどの活動)
14時30分から14時40分まで 10分 休憩
14時40分から15時40分まで 1時間 講義
15時40分から15時50分まで 10分 休憩
15時50分から17時まで    1時間10分 講義(討議と試験)
17時から17時20分      会場整理とアンケート

教員免許更新講習の講義の内容

最初に、全体像を説明されます。パワーポイントでおしながら一方的な講義です。
でも、これでいいと思います。無理やりグループで話し合うのは相当苦痛です。

教員免許更新講習の講義の内容 
国の教育政策や世界の教育の動向についてがメインです。
いじめ防止についての問題からスタートでした。
 
中1ギャップや発達の早期化などていねいな(今更感あふれる)講義かもしれません。
しかし、全体の講義レベルがわからないとこういう講義になってしまいますよね。


Society5.0や学校Ver.3.0といった現場の先生には足りない部分かもしれません。

教員免許更新講習を見ての教師の問題点

ノートを真面目に取る人が多いことです。
レポートが先に配られているのであれば、アウトプットを意識しながら作成をすすめればいいのに、真面目にノート取りです。
これを子供に指導しているのであれば恐ろしいです。
基本としてノート指導をされているのは、大切なことです。
しかし、大人がアウトプットを意識した講義が受けられていないことが問題です。

教員免許更新講習の論文試験の内容と解答です

教員免許更新講習の論文試験の問い
国の教育政策と世界の教育の動向についてあなたの学びなった事柄と、今後の教育活動にどう活用したいかを述べよ。
教員免許更新講習の解答用紙
A4で1枚のだいたい400字から800字程度です。
A4たて書きなので文字の大きさで何とでもなります。
原稿用紙でいえば1−2枚程度です。


教員免許更新講習の解答例

解答への着眼点
この場合は、講義で触れた内容を取り上げて自分の感想を書けばいいでしょう。

解答例 872文字 15−20分程度
以下の解答例を読みながら「違うだろ」と思った場所は、オリジナルの意見として自分の文章に差し替えます「送り仮名おかしい」と思った場所は、言葉の通りをよくして変えていくといいえしょう。事例を変えるなどで十分対応可能ですね。


今後の教育現場で最も重要なことは、学校Ver.3.0に対応した教員に自らが対応する必要があることである。
社会がSociety 5.0に向けて動き出す中、学校現場が基礎作りを行う緊急性を講義から痛感した。
学び方の変化として、先生が挙げられた「何ができるようになるか」というアウトカムが問われる学びの時代へと日々の授業を意識づけていく姿勢が私には求められている。
 
言語力、分析力、新たな価値を生み出す感性と力をどのように子供達につけさせるかという問題の解決の手がかりを講義で得た。これを今後の教育活動の活用として以下に一例を挙げる。
 
 
地域リソースを活用したユビキタス・ラーニングの活用
 
私の現場での取り組みでは、3年生社会では「スーパーマーケット」の見学と店長によるお話を聞く機会がある。
これに、省エネの観点を結びつけてプラスチックの省資源への取り組みいついて伺う。
現在のマイクロプラスチック問題にも言及をする。
これが何を理解しているかの部分の知識となる。
この中で、自分でできる改善という形でアウトカムとして自宅でできる省エネ活動の実践に力点を置きたい。

 例えばエコバックの活用によって、マイクロプラスチックの海洋汚染問題の解決の一翼を子供達自身が担っているという実践につなげる。
 これが、どのような社会・世界と関わり、よりよい人生を送るのかという学びに向かう力・人間性等を育成するために、主体的な対話活動を授業内で取り組む。
一見するとこの授業の流れを見ると従来の教育活動に見える。
しかし、この講義を通じて学んだ「何ができるようになったか」というアウトカムの視点に立つと次のように考えられる。
「何ができるようになったか」実社会における海洋汚染問題に今の自分ができる活動が増えた。
「エコバッグを使うようになった。」といった社会という教科の中で理解していること・できることをどう使うかという思考力・判断力・表現力を活用させることができることになる。
このような教育活動の実践の積み重ねによって、学校Ver.3.0の学びの時代に対応した教育実践の活用につなげたい。

どうでしたか?
せっかくの教員免許更新講習です。流れを十分に掴んで、自分にあった教員免許更新講習を受講できるといいですね。