華丸先生の連絡帳

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タグ:教員採用試験の自己PR

今日は自己分析の1つともなる。長所と短所について説明します。


日頃、道徳などで小学生相手に「自分の良い所を見つけよう」という授業をすることがあります。
その授業をするなかで思う事は、短所の方が見つけやすいということです。
子どもたちも短所はわかるけど、自分の長所を見つけることが難しそうです。

そこで長所と短所をどのように見つけるかです。

1つは前回紹介した自己分析の中で、自分の性格などが見えてくると思います。
その性格が長所に近いはずです。

たとえば、私ならば小学生から1つのスポーツを続けてきました。
そのことから、継続力があるという長所を導きだしました。

また、長所を裏返せば短所とよく言います。私は継続力があるため、1つのスポーツをずっと続けてきましたが、その反面、新しいスポーツに挑戦することをしませんでした。そこから短所は新しいことに飛び込むことが苦手と導きだせます。

 2つめは他人に自分の長所や短所について聞く事です。これは面接などの質問で「周りの人からどういう人間だと言われますか?」と聞かれることがあるので、聞いておくと良いでしょう。
家族や友人などできるだけ色んな人に聞くといいでしょう。 

では、これらを使って長所や短所を見つけると、複数でてくるかと思います。けれども、面接で伝えるのは1つでいいので、使いやすいものを1つ決めておくといいでしょう。

長所については、ただ回答するだけでなく、
①.その長所が今まで活きた場面
②.その長所を生かしてどのように仕事をしていくか

を用意しておきます。

たとえば、継続力が長所ならば、
「私の長所は継続力です。①これまで1つのスポーツを小学校から今までずっと続けてきました。もちろん嫌になることもありましたが、あきらめずに最後まで続けて結果を残そうと今も頑張っています。 ②その継続力を生かして、教師になったらどんな子たちとも粘り強く向き合い、その子たちがよりよく成長していけるように、指導・支援をしていきたいです。


このような回答を用意しておくとその人柄がイメージできてよいと思います。


また、短所については、
その短所を克服するためにどのようなことをしているかを用意しておきます。
たとえば、新しいことに飛び込むことが苦手ならば
「私の短所は新しいことに挑戦することが苦手なところです。その短所を少しでも克服するため、今はいくつものサークルや大学などに顔を出して、新しいスポーツをしたり、色々な人と出会うことで、様々な考えに触れる練習をしています。将来はこの短所を克服して、挑戦することを楽しめる教師になりたいと思います。」

短所はありますが、そのことを理解しつつ、そのための対策を取っていますよ。ということを伝えるのです。
 

長所と短所はエントリシートなどに書く場合もありますので、早めに用意しておきたいですね。


さて次回は、自己PRについて説明します。
 

今日は自己分析について説明します。

よく「自己分析が嫌い」などという言葉を耳にします。
たしかに自己分析って何したらいいかわからないし、面倒なことではあります。

しかし、どうしても面接で自分についての質問は聞かれますし、自分のある程度のカラーを見つけておくことは、働きだす上でも大切なことかと思います。

では自己分析はどのようにやっていくのか。
私は小さいときから今までの自分の人生のなかで、転換期だったり何か決断をしたり、大きな出来事があったときに注目し、そのときに「なぜ自分はそのような行動を取ったのか」という問いを繰り返して自分像を掘り下げていきました。

例えば、中学校の部活に入ったという過去についても、
「どうしてその部活に入ったのか」
「強いチームが良かったから」
「どうして強いチームが良かったのか」
「何かをやるならばダラダラするのでなく、一生懸命やりたいから」 
 というように、そうすると自分は一生懸命に物事に取り組みたい人間だと少し自分像が見えてくるわけです。

自分を幼少期から振り返ってみると、自分の意外な性格が見えてきます。その中で、自分の長所や短所も見えてくるわけです。 

自分の過去を振り返る際には、自分グラフ(人生の折れ線グラフ)を使うこともいいですね。
わかりやすい説明をしているブログさんがあったので、下にのせておきます。
自分グラフについて


では次回はよく聞かれる質問である長所と短所について触れたいと思います。 

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