最後の学習参観嫌だなぁ

最後の学習参観に来てもらうことがおっくうになっている声よく聞きます。
わかります。
準備の時間もかかりますし、1年のしめくくりですからそれなりのものをみせたいという気持ち。
でも、時間などうまくまわらない気持ち。面倒だという気持ちたくさんの気持ちがまじっていますよね。

学習参観で最低限の工夫

1人1回は当たるようにしましょう。
当たり前かと思われます。
でも、見せ場を必ず作ります。
となると台本があったほうがいいですよね。


無難な最後の学習発表会

子どもの1年間でがんばったことをご披露する学習発表会。
1.頑張った教科やできるようになったことを子ども達に考えさせます。
2.笛なら笛でチームを作り習った曲を練習させます。
3.体育でとび箱などであれば、マットととび箱を教室にもっていきます(安全面に注意。)
4.理科なら実験キットを用意。
5.算数なら、とびっきりの問題を自分たちで作らせて答えを発表します。
6.国語なら音読や劇など。
7.社会なら調べたこと発表会。
習ったことを再度まとめなおす感じで行います。グループでかためることで発表時間が1時間以内に必ずおさまるようにしましょう。
だらだら進むのはよくないです。
後の懇談会や他の学級の先生にとって「なんでこんなにかかっているのだろう。」と思われてしまいます。

1年間の校外学習のスナップ写真を廊下にはる!

子ども達の1年の様子を写真におさめたものがあれば、廊下に掲示しておきます。
4月から順番にだいたいでいいのではっておくと、「こんな1年間だったのだな。」と
保護者のみなさんもふりかえることができます。
終わった後に、その写真を使って子ども達にメッセージカードを作ってあげるとよろこびます。
一言メッセージでじゅうぶんです。
「いつも、元気な・・・さん!」
「明るい笑顔が大好きです・・・さん。」
「読書熱心な・・・さん。こんどはどんな本を読むのかな。」
そういった楽しい言葉をつむいでいくといいでしょう。

いつ自分の子どもが発表になるのか、おおまかな順番と時間を知らせる。 

時間によゆうがあるのであれば、発表会のお知らせの手紙やしおりを作るといいでしょう。
なければ、だいたい授業のはじめ・なか・おわりと伝えておきましょう。
保護者の方は、妹・兄などがいる場合は、その時間を見計らってみにいくことができます。
時間を細かく伝えてしまうと、遅れてしまうと焦ります。

この準備ができれば、あとは自動的に授業がすすみますよ。

ここまで準備をしておくと、あとは子ども達の発表を紹介してコメントをいれるといいですよ。
「・・・さん、・・・さんは練習の時「ファ」の音がでなくてなんども練習してうまくできるようになりましたね。」
「・・・さんのとび箱は着地までビシッと決まってかっこいいね。」(安全面注意)
こういったコメントを加えるだけで時間が過ぎていきますよ。

私は、こういう方法はしません。
でも、若い方にとってはいいのかなぁと思います。
やりやすい方法で、子ども達がキラリと光る実践を頑張って!