華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

学校の先生の生活を豊かに
学校現場をもっと元気に
楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

タグ:終業式

待ちに待った夏休み!
さて、今週で1学期が終わりの学校も多いのではないでしょうか?みなさん、最後の日はどんなことをしますか?終わりよければ全て良し。いい締めくくりにしたいですね。

余裕があるなら黒板に

余裕があるなら黒板にイラストやメッセージを書いてあげると喜ぶし、特別感が出ていいですね。

通知表を渡す時には声掛けを

通知表を渡すと思います。その時にはしっかりとこんなこと頑張ったね、こんな良いところがあったよというようにプラスの声掛けをしてあげましょう。きっと子どもたちも喜んでくれます。どんな声掛けをしようか、イメージしておきましょう。

通知表を渡されるのを待っている時

その間に先生の通知表といった、先生への評価シートを書かせると聞きます。2学期の目標でもいいですし、夏休みの目標を書いてもいいでしょう。クラスのみんなへのメッセージでもいいですね。何か課題を用意しておきましょう。

時間があれば、みんなでゲーム

やっぱり楽しく終わりたい。
何でもバスケットや船長さんの命令、爆弾ゲームなど、みんなでゲームをして終わるのもいいです。そのクラスのみんなが喜ぶゲームを用意しておきましょう。

最後はクラス全体に声掛けを

1学期がんばったこと。クラスのいいところ。ねぎらいの言葉をかけてあげましょう。温かい言葉で締めくくれるといいですね。みんな揃っていたら記念撮影してもいいですね。暑中見舞いなどにも使えそうです。


楽しく締めくくり、気持ちよく夏休みに入りましょう。

さあ、修了式だ!!

ついに1年が終わり!! とっても嬉しいですね!今日は最後の終了式を迎えるにあたり、当たり前だけれど、大切なことを紹介します。祝日の間にしっかりポイントを確認してください。

text_syuryoushiki


子どもに向けて

〇一人一人と関わる時間を
通知表を渡すときだけでも、声をしっかりと掛けてあげよう。終わり良ければすべて良し。手を焼いたあの子とも、お別れですので、気持ちよくさよならしましょう。できれば、この1年できるようになったことや頑張ったことを伝えてあげるとうれしいです。ほんのちょっとでいいので、時間を取ってあげてください。

〇連絡帳は必ずチェック
最後の日に連絡帳にお礼のお手紙を書く、保護者もいるかもしれません。書いたのに、返事がなかった・・なんて恐ろしいことがないように、確認をしましょう。「お手紙がある子は持ってきて?」と声掛けでもいいかもしれません。

〇すべてを持って帰らせる
教室がすっきりで安心ではいけない!靴箱や傘立ても確認!あらゆるところに子どもたちの持ち物はあります・・。机の中は意外に盲点ですので、お隣さんと確認し合うのもいいですね。

〇時間があるなら全体でできるゲームを
王様じゃんけんでもいいです。船長さんの命令でも。楽しくてすぐできるゲームを用意しておくと、間延びしません。
 
 -ゲーム例-
 ・王様じゃんけん
   すぐできて低学年は大好き!
 ・船長さんの命令
   これもすぐできます!
 ・クラスお別れバスケット(何でもバスケット)
   理科の授業が好きだった人
   このクラスが楽しかった人
  クラスの1年に関するお題にできたら面白いかもしれません!
 ・連絡帳サイン集め
   今日は最後なので、連絡帳のサインは先生ではなく、クラスのみんなにもらいましょう!

〇最後は子ども全体に言葉かけを
最後なのに、普通にさよならは悲しいですね。子どもたちも先生からの温かい言葉を期待していると思います。このクラスで先生が感じたことやクラスの良かったこと、来年はこんなこと頑張ってね、と伝えてあげてください。

さよならの時は、
さよならじゃんけんファイナル(じゃんけんで先生に勝った人から帰れるゲーム)
さよならハイタッチ(クラスみんなとハイタッチしてさよなら)
など、ネーミングに特別感を出して、楽しくさよならしましょう。
  

大人(教員)に向けて


今年1年を振り返って、どの先生にお世話になったでしょうか?しっかりとお礼をしたいものです。

・新任なら新任指導の先生
・専科の先生
・支援学級の先生
・学年主任
・教務主任
・管理職
   などなど他にもたくさん支えてくれている人がいます。感謝の気持ちを伝えましょう。

〇言葉が一番
 まずは言葉が一番。こう改まって言葉にすると、喜んでくれると思います。教員間も「終わりよければすべて良し」ですね。

〇ちょっとしたプレゼント
 とてもお世話になった先生には言葉だけじゃ足りない!お菓子や、マグカップやハンカチなど、そんな高くなくても気持ちが大切です。きっと喜んでくれると思います。


自分に

〇指導要録や出席簿、クラス替えなど
サクサクっと終わらせちゃいましょう。やることやって休みましょう!

〇教室はきれいにして次の人へ
物が残っていないか、汚れていないか、しっかり確認しましょう。

〇自分自身を称えよう
本当にこの1年色々あったけど、頑張った。私も自分でそう思います。春休みは少しではありますが、少しリフレッシュして、旅行でも、おいしい食事でも、ゴロゴロでも、自分へご褒美をあげてください。

皆様へ

いつもブログを見てくださり本当にありがとうございます。この1年、大変なこともあったかと思います。皆様が気持ちの良い最終日を迎えられることを願っております。この1年、少しでも、この「華丸先生の連絡帳」が皆様の日々に役立っていたら、嬉しく思います。今後も皆様のお役に立てるように更新していきますので、どうぞ「華丸先生の連絡帳」をよろしくお願い致します。
                                             華丸







 

いよいよ3学期もあと1週間 

enjin_friends_boys_girls

さて、3学期も来週で終わる学校がほとんどかと思います。
最後は楽しく終わろう! 楽しく盛り上がるためにどんなことを考えていますか?
お楽しみ会のメニュー以外で、今日は簡単にできるメニューを紹介します。


クラスが盛り上がれるメニュー

色紙を書く
普通の紙で良いので、人数分の線だけ引いてあげてクラスみんなに1人1人メッセージを書いてもらいます。紙なので印刷して全員に配ることができます。クラスの思い出づくりにぴったりです。

みんなで写真撮影
クラスみんなで写真撮影し、思い出として配るのもいいでしょう。
普通の紙にカラー印刷で十分だと思います。

サイン集め
紙に四角の枠をクラス人数分、用意しておいてクラスの1人1人のサインを集めさせます。
子どもたちは喜んでサインをし合います。

◯◯大会
うでずもう・押ずもう・指ずもう・ビー玉おはしつかみ・ 計算・なわとび
などクラスの中で一番を競わせます。
色んな種目があると色んな子が輝けますね。

クラス対抗◯◯大会 
ドッヂボール・大なわ・リレー・音読・リコーダー
色んな種目があると楽しいですね。
 
学習振り返り大会
班対抗で1年間の全ての教科の問題を作らせて出題させます。
楽しく復習ができていいですよ。
 

とにかく楽しく終わろう

子どもたちを色々と思うことありますよね。どうしてもこの時期、子ども達も気がゆるみます。
怪我やトラブルにならないようには注意しないといけませんが、
少々は許してあげて楽しく笑顔で終わりたいですね。
そして、1年間の頑張りをほめてあげてください。たくさん頑張ったことがあると思います。
それが子ども達の自信に繋がると思います。
是非、取り組んでみてください。
 

 終業式が終わって、一息ついているときに苦情(保護者の申し出)の電話が!
苦情とは記しますが、これは受け手側(教員)の見方であり、保護者からすれば気になることの申し出です。(本ブログでは苦情とも記しますが、保護者の方が気になった申し出です。) 
どんな電話が来るのでしょうか。
 
1位 圧倒的に多いのが、成績についてです。

懇談会でお話していたはずなのに、苦情がでる原因は

友達との成績の見せ合いによります。
なぜこの子より私の子の成績が悪いのか。
これを防ぐ第一は、友達同士で成績を見せ合わないことです。
評価とは個人のがんばりを伝えているものであることを伝えます。
通知表をもってその子どもの評価の全てのような受け取られ方がないことが大切ですね。

どうしてもであれば。誠実に根拠を簡潔に説明します。

保護者のかたに説明するならば、
ノート点や授業での発言やふりかえりでの評価など点数では見えにくいものが評価になっていることを説明します。具体的にいうとその子どもとの比較になり絶対評価の意味がなくなります。ですから、もしも、3学期にこの面を努力するともっとよくなりますと伝えておくとよいでしょう。
 
もしも、説明しきれないのであれば比較対象の子どものノート点やふりかえりのこのあたり、発表のこのあたりが評価されたのですがと説明となると、個人情報の点からもよろしくないので伝えにくいのですが・・。と言わざるを得ません。
ですから、保護者の申し出で説明をする場合は注意が必要です。
お子さんのこのあたりが素晴らしい伸びが見られているので、・・・のあたりをさらに冬休みに取り組んで来てもらえることを期待しています。もし課題が必要なら印刷をしてお持ちしますし、冬休み明けに持って来てもらえれば、みますよと伝えます。
こうすれば、成績がどうこうよりもその子どもの実態に寄り添い、より伸びる方法を提案していることにもなります。

してはいけないことは、 
保護者のかたに言われたからという理由だけでは、成績をかえてはいけません。
お怒りの点をしっかり聞き取りながら誠実に対応していきましょう。

気持ちのよい終業式になるためにも、ていねいに誠実に言える範囲で子どもたちを傷つけないように考えてお話しましょう。 

終業式は気持ちが高まり伝え忘れがふえてしまいます。

伝える優先事項

伝えておくとよいこと
・冬休みのお小遣いの使い方
友達におごったり、貸したりはしないことを伝えましょう。
友情が壊れたり、お家の人を巻き込んだり大騒動になります。
・遊びについて
校区外に出ないことを伝えましょう。
事件に巻き込まれたり、事故にあったりします。

できれば
・登校日について
登校する日ともってくるもちものについて確認しましょう。

初詣、クリスマスなど宗教と関わることには話をするときに注意をしましょう。

持ち帰らせておくこと
下ぐつ・上ぐつ・手さげカバン・本・お道具箱・(習字セット・絵の具セット)

冬休みは短い期間ですから、置いていても何とかなりますが計画性がないなぁと思われてしまいます。
明日は、終業式あるある。終業式の後に保護者から苦情が来たらです。 

↑このページのトップヘ