学級開きはどうしよう?

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さて、始業式が近づいてきましたね。
今年も色んな教室であらゆる学級開きが行われると思います。

みなさんはどんな学級開きをしていますか?
今日は何をしたらいいかわからない人にここはというポイントを伝えます。

これだけは伝えよう!


大切なのは、
①クラスのルールを伝える。
②なんだか良さそうな先生だと思ってもらう。

ことです。

①クラスのルールを伝える


まずは「①クラスのルールを伝える」から。
 初日は結構バタバタしますよね。教科書など配るものが多かったり、集めるものもあり、
時間がかかります。しかし、 子どもとコミュニケーションを取ることはあります。そこで、私は初日から、クラスのルールを伝えていきます。

配りものを確実に配るために私は教師の自己紹介は後にして、配りものを先にします。こちらはご自由に。私は忘れっぽいので。笑


まず配ることが必然と多くなるので、配り方を指導します。前から後ろに順番に子どもたちが配布物を送っていくのですが、ほっておくと片手で適当に渡そうとします。しかし、それでは、渡される側の子の目に当たる危険もあります。
そこで体を向けて、両手で渡すことを指導します。


おそらくここで、配布物について説明することがあると思います。そこで子どもたちから質問ががあるでしょう。その時は、聞く姿勢を作ることや挙手をさせるチャンスです。手をあげていたら褒めて伝えます。「◯◯さんのように質問があったら手をあげてくださいね。」など。説明途中で話に入ってきて質問をしだしたら「説明が終わってから、手をあげて質問をしてね」と伝えます。となりと話しだしたら、「周りの人が聞こえなくなるよ。先生が話をしているときは、静かに聞きます。」や「手はひざに」などと伝えます。

同時に丁寧な話し方も指導できますね。
「なあ先生これって◯◯でええん?」というように、ついついタメ口で話しちゃう子や試し行動をする子もいます。すぐにピシッと伝えます。「先生もていねいな言葉を使うようにしています。君たちも頑張ってみようね」や「社会に出たら丁寧な言葉を使わないといけないよ。練習をこの教室でしよう」など伝えて指導します。

これらの聞く・話す・配ることは毎日子どもたちが行う動作なので、
初日からルールを浸透させていきたいですね。



②なんだか良さそうな先生だと思ってもらう(自己紹介)

では今日は教師の自己紹介のやり方を説明します。

私はまず自己紹介で自分の人となりやモットーを伝えます。
このときに自分の名前でモットーを説明してもいいですね。

む・・むずかしいことも
か・・かいけつします
い・・いい笑顔で
お・・おもしろく
さ・・さわやかで
む・・むてきのクラスにしよう


など

どんなクラスにしていきたいか、その思いを伝えます。

そのために叱る基準を3つほど伝えます。 
「人の嫌がることをしたとき・命の危険があるとき・当たり前のことをしないとき」 
まずははっきりとこちら側の意志を伝えます。少しピリッとする場面ではあります。

けれどもその後、私は何かワザを披露します。
大切なのは、「この先生なんか良さそうだ」です。
こういった楽しいこともやっていこうと思うと伝えて、
この1年に期待感を持たせて終わります。

必ず楽しく終わることを意識します。