小学校教員、臨床心理士の華丸先生連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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懇談会の組み立ては時間と各方面の調整がいります。今すぐ段取りをしておきましょう。
毎日子どもと顔を合わせるのとは違って保護者の方と合うのは精神力がいります。
組み方で、流れが変わることもあります。
まずは、エクセルPDF)で作ることをオススメします。毎学期使えて退職まで役立ちます。
手書きで頑張ってもオッケーです
エクセルデータのあげかたがわからないので、わかりましたらアップします。
前準備
関わる人
1.何十人もの保護者
2.兄弟姉妹学年の担任の先生
3.管理職の先生
それぞれ、持ち場があります。この3点の関わる人の段取り(前準備)


1.何十人もの保護者
子どもたちに保護者のご都合伺いの紙を配布します。
チェックシートを用いて提出を確認していきます。
提出が遅い場合は、子どもがそもそも持ち帰っていない可能性もあります。
できれば、電話で「ひょっとして、懇談会の手紙が届いてませんか?」と責めないように聴いてみてください。忙しいからまだということであれば、お待ちしています。」で終わるといいと思います。
連絡がとれない場合は、連絡帳ですが「お電話がつながらなかったので、ひょっとしたら紙が届いていないのかと思い、念のためステープラー(ホッチキスです)でとめておきました。また、ご都合がつきましたら、よろしくお願いします。」ぐらいでおいておきます。急いでいるとか他の人の都合もあるなどは、書かない方がいいです。遅すぎて調整がつかない場合は、管理職に相談して後日など対応をすればいいだけです。気持ちよく、さわやかに書いてください。

保護者の希望日時の紙が集まり出せば
分けていきます。
A.はじめにこの日しかだめという方を曜日ごとのかたまりで束にします。
B.次に、希望日が複数日ある人のかたまりで束にします。
C.最後に、いつでもいいよと書いている人で用紙を束にします。

 
時間帯を決めます。多くは15分の間隔ですが、10分の予定で組み5分を思わぬ延長予定の重なりのために開けておきます。
3時前後に一コマ空けておくことも大事です。時間のずれこみを防ぎます。
なぜそれが大事かはまたの機会に。

この日、この時間しか難しいと言われる方の欄をうめます。ただし、勤務時間外のときは少し考えて下さい。これはその3でお知らせします。
支障がないならば、その時間に入れます。

次に、複数日を了解してくださった保護者の方の予定を決めます。
1日に1.2回空き時間を作って遅れに備えます。

最後にいつでも大丈夫な人の予定をうめます。
兄弟姉妹学年の担任の先生と調整をして、保護者の方が次にその兄弟姉妹学年にいけるよう1日で待たせないように組めるといいです。これはその2でお知らせします。

日程が確定しましたら、保護者に確認の用紙を配ります(教務などからもらえます。)。
自分の勘違いや保護者の方の勘違いがある場合は、空きコマにしておいた3時の時間や空いている時間で調整します。どちらに非があるではなく、謝ると大人な人にみえます。 

下書きは鉛筆
パソコンならポチポチ楽に変更できます。
懇談会日程用紙は管理職に渡して、保護者の万が一のときの連絡のときなどに使ってもらいます。

チェックリストにしました。コピーしておきましょう。
□子どもたちに保護者のご都合伺いの紙を配布
□チェックシートを用いて提出を確認 
□電話で「ひょっとして、懇談会の手紙が届いてませんか?」と責めないように聴いてみてください。忙しいからまだということであれば、お待ちしています。」で終わる。
連絡帳ですが「お電話がつながらなかったので、ひょっとしたら紙が届いていないのかと思い、念のためステープラー(ホッチキスです)でとめておきました。また、ご都合がつきましたら、よろしくお願いします。」

□はじめにこの日しかだめという方を曜日ごとのかたまりで束にします。
□次に、希望日が複数日ある人のかたまりで束にします。
□最後に、いつでもいいよと書いている人で用紙を束にします。
□10分の予定で組み5分を思わぬ延長予定の重なりのために開けておきます。
□ できれば3時前後に一コマ空けておくこと
□予定決定の用紙をこどもに配布
□勘違いや再調整が必要な場合は、空きコマなどで対応する。
□えんぴつで下書き。エクセルにすると毎回楽になってきます。
□懇談会日程用紙は管理職に渡して、保護者の万が一のときの連絡のときなどに使ってもらいます。





リフレーミング第三弾
 少しお気づきかもしれませんが、
 書きにくいとき、ひょっとするとその子どもに対して苦手意識があるのかもしれません。
でも、
相手を苦手だと思うから、相手もあなたのことを苦手と思います。

人間のルール1
相手をかえるのは難しいが、自分を変えることはできる。

子どもと接する仕事です.
自分のとらえ方を変えて、さまざまな角度から子どもをみることができるようになりましょう。

教員としてプロのお仕事であるなら、自分の感情を伝えるよりもどうすれば子どもが伸びるのかを考えて話をしましょう。その中で自分の感情を伝えたほうがいいときもありますが、これまで読まれると分かるとおり、その感情は自分の感情であり、子どもを伸ばすこととは関係がないことがあります。

えらそうな子ども

若先生 あの子、塾にいってるっからっていつもえらそうなんだよね。この前は、難しい算数の問題もってきて、わかりませんって・・・。塾で聞けばいいのに。(怒り心頭)それに、算数のときも僕をおしのけてこうすればいいやんって他の子どもに教えはじめるから困るんだよね。(怒りおさまらず)。この前は、わり算の苦手なA君に教えて、先生よりわかるとかいわれたし。それに、キックベースボールになるとみんなをえらそうにつかうし、この前はけりかた教えていたかと思えば、エラーしたらきれるし・・・。なんなんでしょうね。(もう怒りっぱなし。)

 それって、ドキッとするしプライドも傷つくこともあるからしんどいね。(若先生が傷つかず、その子も考える子に育てるために、まずはリミット・セッティングだな。)
難しい問題もってきたときは、「これは、今はぱっと分からないから塾できいてきてごらん。」とリミット・セッティングをするか、「そうなんだ。また解けたら教えてね。」で返しましょう。教員は専門分野をもつものなので、算数が専門でないなら「○が先生は好きで得意なほうだけど、この問題は考えるなぁ。できたらすごいから解き方もまた教えてね。」と返すといいよ。

若先生 ますます、えらそうに他の子に教えたら自分が困ります。

 教えあいをして教えるほうがどの先生が教えるより教えたり教えられた子の両方が伸びたという論文もあるから、教えるのはいいことだね。でも、先生の話を聞いてから考えたり、教えたりすることは、授業をすすめる上では大事なことだしもっと効果的だから、まず先生の話しを聞こう。と伝えよう。
次に、上手に教えられる子どもがたくさん育つほうがいいから、できるだけ公平に教える機会を与えたいから、一斉に分かっている子が教えるのか、誰か一人が黒板で説明するかは先生が考えて決めるからね。これは、先生の仕事です。
キックベースボールのけり方を教えるよい面もあったんだね。でも、勝敗にこだわるところがあるのかなぁ。

そうすると、所見としては
算数の学習に意欲がみられ、難問に取り組むようすがみられました(教えにきてくれたら・・・難問に取り組み○の部分を△に例えながらみごとに算数の思考の流れを表現しました。)
わり算の苦手な子どもには、□という方法をつかって先生の教え方と視点を変えて、子ども達なりに伝わりのよい表現で説明することができました。
キックベースボールの学習では、体全体をつかってける方法を熱心に教えるすがたがみられました。仲良く勝利に導いていけるといいですね(少しネガティブ)。


書いていて抵抗がどうしても抜けない場合は、少しネガティブまでを限度にかくといいと思います・・・が、書かないほうがいいと思います。

自分が不快ならば、先生もプライドがあるから、できないみたいないいかたはやめてくれる?と口頭で毅然と伝えてください。先生も人間だから、いやなことは伝えればいいと思います。

(作話としてご理解ください。所見をかかれるときは、子どもを観察したり話をしたりした事実と上記の見方を組み合わせるとよいと思います。)

読むだけで、子どものよいとこらに向かう力を身につけるためのリフレーミング


目先の楽しさ。向かう子ども

若先生 あの子うるさいなぁ。
どうしたんですか?(情報収集)

若先生 体育のときにいつもドッジボール(ドッヂボール)コールをして授業を潰すんですよ。体育終わってドッジボールをすることにしておさめてますけど。私も参加するんですけどくたくたです。他にも、地図帳でマダガスカルを見つけて叫ぶし、散々です。

授業後にドッジボールをする若先生すごい。授業中にその子にドッジボールしたいといわれると、みんながドッジボールコールして大変ですよね。授業中断って休み時間に一緒にする!さわやかです。それでいいと思います。
授業中のお笑いの話は授業と関係ないですし、それいわれるとつかれますよね。(若先生、つかれてるなぁと思って共感して支えています。)

若先生 マダガスカルでさわがれると、授業と関係ないですし。いいところみつけれなくて、所見書けません。(かけなく困っているの分かります。)

そうですね。ドッジボールコールは先生にはくせものですけど、その子は自分が何が楽しいか知っているといえそうですね。若先生は、子どもを見つめることができているから、所見には角度を変えて描いてみましょう。

マダガスカルはネタとして古いですけど、子どもから笑いがうまれてるなら、所見には、周りを明るくして学級の雰囲気を明るくしてくれる子どもって書けますね。
うけないのに繰り返しているなら、いつも前向きでプラスにとらえられる子といえそうですね。
つまり、所見には
冗談をいって学級のみんなを明るくして、学級の雰囲気をよくしています。休み時間のドッジボールでは先生も混じってやっていましたが、〜のところが○でした。
〜は速い球を投げるところが
○素晴らしいや
〜パス回しが
○的確で次々と当てることができました。
などみた事実を書きます。
所見はここまで

でも、若先生はまじめです。荒れの原因となるところを改善したいようす。懇談会での指導などにつながりそうです。


若先生 でも、ほんと困っていて抵抗があります
それなら、懇談会のときに、困っていること1つだけを伝えます。
そのときは、いいことを3つ以上伝えて、ここだけは気になってきてという形で伝えて下さい。紙の記録には、気になっていることは書きません。
人間は時間が経てば変わります。成長したときに、嫌なこと書かれていたらその一年がよくなかったようにうつります。
読まれている若先生・ベテラン先生が、子どもが読み返して幸せになる所見を書くことができますように!


(作話としてご理解ください。所見をかかれるときは、子どもを観察したり話をしたりした事実と上記の見方を組み合わせるとよいと思います。)

 若い先生とお話しをしていると、どうしても書きにくい子がいると言われる方がいます。
私は若い先生に
リフレーミングするように声をかけることがあります。
リフレーミングとはReframing
Re再び
Framing枠組み
枠組みを変えて見る。その子の見る角度を変えて見るという意味とします。

見る角度を増やし所見も書ける

若先生と私(ベテラン)の会話
若先生 あの子協調性がなくて、マイペースでかけない(いいようにみれていない。つかれています。)
自分の考えをもってるんだね(下線部分をリフーレミングしました。)
どんなときにそれを思いましたか?(具体的な事実や情報を集めようとしています。
若先生 この前の作品展も僕が説明しているのに無視してずっと書いているんですよ。いくら、作品を描いていてもあれではねぇ。
どんな作品だったんですか?(具体的な事実や情報を集めようとしています。
若先生 構図は大人顔負けで、迫力はあったんですが、僕のやり方と違うし塗り方は雑だし
なるほど、それなら所見には
作品展では、自分なりの構想をもって集中して作品制作に取り組みました。その結果,大人顔負けの迫力のある作品に仕上げることができました。この集中力はさまざまな教科に活かされていくと思います。
と書けそうですね。

親がどういおうと、ほかの先生がどう思おうと、この子の良い点と事実です。
リフレーミングをして、子どもの輝きを切り取って下さい。
具体例は、観察したり聞いたりしたりして集めた情報や事実+リフレーミングで書いてみよう。

日頃その子に対して腹立つことが多く書けなとき
リフレーミングしてみて下さい。
その腹立ちはあなたのその子をいい方向に変えたい、伸ばしたい気持ちです。
その気持ちを真っ直ぐにその子どもを伸ばす力に変えましょう。


所見を書くのはしんどいけれど、この書き方を学べばあなたの見識を高めるトレーニングになります。
頑張ってください。

(作話としてご理解ください。所見をかかれるときは、子どもを観察したり話をしたりした事実と上記の見方を組み合わせるとよいと思います。)

 リミット・セッティング(制限を設けること)は,生活時間を大事にして,健康を整え子どもを指導するために大切だと思います。
  しかし,年に何回かリミッターを外すときが必要です。
1.新学期の準備
2.新学期が始まっての3日間とそのあとの1ヶ月
3.学期ごとの成績処理前3週間前ごろから
4.力をいれた実践や作品展・劇などのとき
 
今回は3.のときのリミッターの外し方です。

まず,やってみる価値その1は朝活です。
朝に喫茶店に入って,段取りをたてます。
職場についてからの段取り
□職場についてすることを書き抜く。
□空き時間などで数人書くと決める。
□情報であやういところ(あの子と仲良くやってたけど,本当はどうかな?や活躍していたと思うけど,本人はどう感じていたか?)などを休み時間などにきく。
□最近がんばってること(はまってること)などを聞く。
□放課後,学年会で書く時間を取れないか相談する。
□信頼できる人にみてもらう。
□先輩の過去の記録をみせてもらう。

紙に書いた記録は一生残ります。読み直したとき,楽しかった・頑張っていたことが浮かぶような書き方をしましょう。

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