DNAの抽出を教えていただきました。中学校の教科書では、ブロッコリーがのっていますが、たまねぎで行なっています。
事前準備

発芽種子を70%エタノールに浸して貯蔵する。

酢酸オルセイン(染色)と1Nの塩酸(細胞の分離)を、1対2で混合した溶液に、発根種子を3時間程度冷やす。

発根種子を水洗いし、保存瓶やシャーレの水に浸して冷蔵庫で保存する。

材料は

玉ねぎで抽出する。

試薬は

10%の塩化ナトリウム水溶液

中性洗剤(界面活性剤)台所用の洗剤JOYなど

エタノール

器具

乳ばち・乳棒・ビーカー・ロート・お茶パック・コーヒーフィルターIMG_3785
 

すべての手順を低温でおこなうこと

1.    材料をすりつぶす。

2.    お茶パックとコーヒーフィルターでろ過し、10mLを計り取る。
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3.    10%の塩化ナトリウム水溶液に中性洗剤2mLを加えて静かに加える。
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4.    冷却したエタノール20mLを加える。
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5.    糸状のDNAが抽出される。
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DNAは水には溶けるが、アルコールは解けない。この性質を利用してDNAを析出させる。

スライドグラスの上からおさえてつぶして

カバーガラスをあけてアセトオルセインを1滴


 

お茶パックにたまねぎのミキサーしたものをいれて、コーヒーフィルターでこしとる。細胞膜を壊すために、中性洗剤がいる。

そのあとにエタノールを加える。

エタノールが上にきているので、エタノールのほうにでてくる。

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