入学式準備



入学式準備は1日ずっとかからない! 

入学式準備は午前中で終わることが多いですね。そうなると午後にできるのは、学年の仕事か学級の仕事。学年の仕事が優先ですが、終わっているときには学級の仕事をしましょう。
学年の仕事は4月1日から3日の記事をご参考にください。

学級レシピ 確認しておくこと。 

・指導書を確認しましょう。4月分はコピーしておくと便利ですよ。
・机・いすの大きさや数はあっていますか?あっていなければ、教務主任の先生に伝えます。
・給食当番表を作りましょう。円盤のあのよくあるやつか、一人一役にするかです。私は一人一役派
 です。全員が分担場所を決めて掃除をすることは大事です。
・タブレットやスピーカー・テレビは映りますか?動かない場合は、視聴覚主任の先生に相談です。
・教室の掃除をしましょう。
・音読の用紙を決めよう。
・計算ドリルと漢字ドリルをみる。漢字小テスト問題を作ろう。
・背面掲示として詩や作りもの(チューリップなどの掲示)をするならしましょう。よく分からないと
 きは行事予定を書くのもいいと思います。
・朝の会・先生がいないときにどうするかを書いた紙を作成しておきます。出張のとき便利です。
・児童の名前を覚えましょう。

これは、明日になるかもしれませんが。
・時間割を考えていきましょう。
・給食当番を決めましょう。





準備不足のために書類に追われて
子どもの顔もろくにみれず
子どもに対して叫んで
声をからして
参観に家庭訪問そしてゴールデンウィーク

こうならないために書いています。

めんどうですが、最後まで読んで実行していただくと、次のように変わる可能性がグーンっとアップします。変わる部分をカッコにしています。
準備が(そこそこ)できていて、
書類処理も(まずまずできる。)
子どもの顔もみて、(遊ぶ時間ができる。)
子どもに対して(叫ばないで叱るなど)
の指導もあるけど
(落ち着いて指導できるから)
声をからさずに
参観(の後の懇談会で、「学校が楽しい」と保護者から子どもの声が聞けて
に家庭訪問では、(「先生で喜んでいる。」と言われて
そしてゴールデンウィーク(声を枯らさずに楽しく息抜きと5月の段取りをしておく)に変えてみせます。
ついてきてください!


条件は、ご自身がブログを読むぐらいの元気があること。
子どものために頑張れる場合は
最終部分を手帳にメモをしてやってみる気持ちがあることです。


それでは、前振りからです。

新任のかたなどは辞令式で1日・入学式の準備・入学式で2日の合計3日間
辞令式はないから3日あると思っていても、会議が続々と入ります。
年度当初は確認事項が多いため、仕事が通常よりずっと多く事務作業が最優先されます。
となると1週間のうちで実質2日しか準備はできないとイメージして段取りを組みましょう。

新任さんは1日しか実質時間がないですね(笑)。今すぐとりかかれば2日になります。
私は1日しか時間がないなら去年と同じようなことをしてしまいそうです。

少し辛めに書きます。
でも、これって先生のさじ加減ですよね。春休み散々遊んでいる人が子どものために急に何かって笑かします。
ベテラン?関係ありません。
目の前の子どもは成長や個性もあるので同じではないからイメージや対応は同じにはならない。だから、子どもに合わせて計画を考え直します。つまり時間はベテラン・新任に関わらず半端じゃないほどの時間がいります。

もうひとつスパイスを与えます。
人間は思っているほど能力に違いはありません。
カリスマ教師に付き合うセミナーではなく、目の前の受け持つ子どものために時間をとろう。
(勉強をしたいなら本。本当に勉強をしたいなら、実践論文ではなくエビデンスのある論文を読みましょう。)
イメージができると、その隙間をねらって仕事ができます。

終わらない場合は・・・、土日ですよね。
そうすると子どもに出会うためにかける時間がどうしても削られます。
前振りはここまで
本題です。

お待たせしました!
以下を読むと
準備がそこそこできていて、子どもの顔もみれて、子どもに対して遊んだり叱ったりもほどほどに楽しめて、その様子を参観のあとの懇談会で朗らかに伝えて、家庭訪問でも「学校が楽しい」の言葉がもらえる可能性があります。
その結果、あなたの気持ちのやる気スイッチがブーストされます。そうすると勤務時間が長いなどの心ではなく、リミッターを外したスーパーサイヤ人状態になり楽しく仕事ができます。
良し悪しはありますが・・・。

準備に使える日の2日目のシュミレーション

・まずは、1日目の仕事もれがないかの確認です。
□教材使用届は事務・教務の方に渡せているか。
□学年通信を教頭に渡しているか。

・仕事の質を高めるための確認
□校外学習・校内行事をもう一度みてみよう。(もれとイメージのためです。)
□家庭から学校への連絡方法を記した紙(家庭状況調査表などいいかたはいろいろ)を学級にわけます。


・やっと教室です(遅い人は3日目以降になりますよね・・・)
□教室の掃除(意外とほこりが・前任のかたのごみが・・・)
□名簿の名前を教室でよんでみる(イメージが高まりうまくいきます)
□番号シールをはりましょう。
□子どもの困りごとを確認していきます。(アレルギー、持病、苦手なこと)
□困りごとをどのようにサポートするか考えて学年主任と話したり、保健室の先生とお話しします。
□マグネットに名前をはりつけます。
□学級のチェック表(子どもの名簿とチェックできる表)を戸棚に忍ばせます。
□荷物をいれます。
□名前をもう一度よんで覚えます。

ひとつずつ終わらせていけば、いいのです。
翌日から入学式準備が入ることが多いです。その担当が何かを確認しておくといいですよ。
そして次々と繰り広げられる会議に時間が奪われることでしょう。
降り注ぐ仕事をイメージしてその隙間で確実に上記を実行しましょう。 
余裕があれば、本ブログの昨日の記事や記事を読んでいただければ始業式の準備から実際の仕事の流れやイメージがつかめますよ!頑張って! 
1日目の段取りは過去記事(こちら)