華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

学校の先生の生活を豊かに
学校現場をもっと元気に
楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

2017年08月

8月からはじまっている学校は、明けてから少し時間が経ちました。

9月から始まる学校はいよいよですね。



夏休み明け、きっと子ども達は緩んだ気持ちだと思います。
そこで確認したいポイントをのせておきます。


・言葉が荒くないか

夏休みで、家族や友だちとだけ接しているので、言葉が乱れがちです。
乱暴な言葉になっていないか、確認しましょう。
言葉の乱れはあっという間に広がります。気をつけたいです。
教師への舐めたような口のきき方も危険です。


・暴力(手を出す)

小さくても手を出したり、冗談でも叩いたりはやめさせたいですね。
たたくということは暴力であること、しっかり指導したいです。
普通、大人であれば気軽に人には触れさえあまりしません。
子どもがしていたらかわいらしく見えるかもしれませんが、
注意していきたいです。


・授業中の私語、立ち歩き

私語も気をつけましょう。子ども達は授業中のルールも忘れていますので、
もう一度徹底しましょう。
急に立ち歩く子もいるかもしれません。すかさず指導を入れます。


・一定の子に対しての冷たい雰囲気

休み明けに人間関係が変わることがあります。
大丈夫と思っていた子たちが、こじれているなど、
ほっておくといじめにも繋がります。


・ダラダラと行動する雰囲気

気持ちはわかりますが、それを許してはいけません。
子どもたちはどんどんだらけていきます。
切り替えをしっかりさせて、テキパキ動くように指導しましょう。



以上、まだまだあると思いますが、
学級の雰囲気が緩んできていないか、しっかりと確認したいです。
2学期は長いです。中だるみもします。
荒れやすい学期でもあります。
体育大会などで忙しいかもしれませんが、
少し警戒して学級の雰囲気を確認していきたいですね。











 

緘黙の子どもへのお願い

場面緘黙の児童に対して、どのように関わろうかと誰もが頭を悩ませます。
その子にとって居心地がよく、できれば話せるようになってほしい・・・。
子どもの立場に立ってみると、話せるようになるということ自体がしんどくなることがあります。
でも、話せないと教師である自分がダメなような気がしてと思われる人もいるかもしれません。

研修もあり、学校で話せない子どものためへのお願いとしていいなぁと思う文章がありましたので、ご紹介します。
「どうしてはなさないの?」「あ」といってみてと、いわれると、とてもつらいきもちになります。
はなしたときに「あ!しゃべった!」といわれるとドキドキしてしまいます。
「はなした」「はなさない」に、ちゅうもくしないでください。
 学校で話せない子ども達のために(http://silencenet.sakura.ne.jp)より引用
これを伝えておくことは、話しかけた友達が意識することでずいぶんと場面緘黙の子どもにとっては居心地がよくなるかと思います。

不安を下げて・子どもの自信をつけさせて、外でも人と触れ合っていく。
でも、発語を目標としない!
大事なことですよね。

先生としては、取り組まれていることは多いとは思いますが
  • 交換日記をする。
  • 言葉で返す他に、コミュニケーションカード(指さしカード)を活用する。
  • 反応がうすくて、つい忘れがちになりますがノートや記録などをみてほめる!
  • メモをオッケーにする。(周りの子どもの理解が必要)。
  • 仲良しの友達と一緒のグループにする。
話をしてくれることを目的にせず、先生自身も気負わずニコニコと接していきましょう。
進学すると、何事もなく話すことができるようになることも多いので、その子どもが楽しく過ごせる支援を考えましょう。


 

みなさん、クラスに手のかかる子いませんか??

学校中の先生がみんな知っているような有名人。
そういう子っていますよね。


まずはその子の背景などをよく探ってみましょう
家庭環境、自尊心の低さ、愛着障害、発達障害など

あらゆる原因があり、重なり合っている場合もあります。
その子の抱えている課題を理解したいですね。


家族に働きかける場合、支援学級と連携したり、スクールカウンセラーなど
連携の形が変わってきます。
 
家庭環境は、変えられない、自尊心もすぐに向上はしない。
でも、自尊心を下げる要因を取り除くことなら先生でもできます。

問題のある子は叱られる経験をたくさんしています。


その子が問題を起こしたときばっかり関わっていませんか??

ついつい、その子に接するのは、問題行動のときばかりになりがちです。
これが問題行動を強化してしまいます。

問題行動は事務的に流して、良い行動をとったときにほめることは大切です。

周囲の子どもには、誰でも叱られてばかりは嫌だから、叱るのは事務的にほめることを今探してるから、みんなのいいところ見せたり、ほめてほしいことを話ししたりしましょうと声をかけておきます。

どうして問題を起こすのかという原因探しに時間をかけるよりは、
その子が良い行動を取れば 、ほめます。その結果良い行動が増えてきます。

そして、良い行動を取れたときはすかさずほめる。
少しずつ良い行動の数を増やしていければいいですよね。
心理療法では望ましい行動をとれた数をグラフにすることもあります。
先生自身にその子どもを伸ばしているという手応えが欲しいなら、それぞれの子どもをほめた数を記録していきましょう。
周囲の子どもも同じ基準でほめていきましょう。





 

先生の給料はいくらですか?と聞かれれば


お菓子に例える
チロルチョコ10個分
うまい棒だと10本
ガリガリ君3つ

子どもと遊んで勉強を教えて

そらす
みんなと遊んで、勉強を教えて楽しく過ごしてそれで給料がもらえるんだよ!高くても安くても幸せ!


●円ですよね?と聞かれたら?

そうですか?調べればたくさんかいているね。
へー、そうなんだ?


給与よりも、むしろ働きがいや仕事の向き・不向きを考えさせると思います。

いろんな考え方があるでしょうが、今のところ私なら冗談でかえすでしょう。




 

さて夏休みもそろそろ終わりか。
もしくはもう始まっていることかと思います。


みなさんの学校でも夏休みの宿題に図工や習字の作品を出したと思います。

コンクールに出すものは丁寧に取り扱いたいですね。


コンクールによって参加賞がもらえます。
なので、誰が出したかなど、名簿をきっちりとつけておきましょう。

子どもたちは参加賞を楽しみにしています。
なので、手違いでもらえなかったら、クレームになる可能性が大きいです。
名簿は確実にチェックし、保存しておきましょう。


コンクールによっては、数点しか校内で出展できないものもあるかと思います。
その場合は、自分で選ぶのですが、
そのコンクールの傾向を知っている、ベテランの先生に相談するのも手です。
他の先生の意見も聞く事で選びやすくなりますし、
若手の先生はベテランの先生とのコミュニケーションにもなりますので、一石二鳥です。


もし、選ばれなくて出展できない作品があったら、教室に飾ってあげたり、
学年の掲示場所に貼るのも一つですね。
小さい賞状をつくってあげてもいいでしょう。
貯金箱などは工夫を説明してもらったり、クラスでプチ作品展をしても楽しいかと思います。

また、コンクールは細かく規程がありますので、サイズなどよく確認してください。
子どもが間違えてきた時はもう一度やりなおすか、
参加賞をあきらめるか、子どもに決めさせます。低学年なら素直に保護者に相談した方が無難ですね。


「宿題としてはこれでオーケーだけど、サイズが違うからコンクールには出せなさそうだよ」
と伝えると子どもたちも理解してくれます。


とにかく、締め切りに間に合うように、漏れなく処理しましょう。
ですので、時間に余裕のあるとき、
短縮期間に処理をしてしまった方がいいでしょう。


一生に一度だけ、夏休みのコンクールで賞状をもらった。
という子もいるでしょう。人生の中で賞状なんてもらったことないという子もいると思います。
入選するように、しっかりと出展できるように、
丁寧に取り扱いたいですね。






















 

↑このページのトップヘ