華丸先生の連絡帳

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2017年09月

PTA辞めたい

 PTAは教員と保護者の方の任意の団体です。子どもを育てるということが、学校の教員の力だけでは足りず、地域と保護者総出で取り組むために組織されています。夏祭りなど外注という方法もありますが、他人と地域や保護者の人が注意することでも、文脈が異なります。
つまり、
雇われた他人さんが子どもに注意すること
近所の方が言われること
○さんのお家の人が言われること
先生がいうこと
子どもにとっての受け取りや効果が違い、身近な人に言われる方が効果が見込めるのでしょうね。

でも、辞めたい・しんどいときは

 辞めるのは一つの方法です。周囲の人の視線や周囲と比べる(○さんは仕事をしながらもPTAの仕事もしている。)としんどくなります。
保護者の方がそこで悩まれすぎるのであれば、役員は引き受けられないと謝る。それも・・・ならば、退会するのは精神衛生を保つ意味では検討する価値はあるのだと思います。

先生が加入しているメリットは?

ないですね。自分の子どもがいない地域の会費と自分の子どもの通う学校でのPTA会費の2倍支払いです。もちろん役員もあたります・・・。教員にとっては、PTAの協力がない場合は、人でのかかる行事を行わない・短縮という形が考えられます。あるいは、休日無料働きを強要されるでしょう(違法)。
私は、休日に無料活動することも嫌いではないので平気ですが嫌といわれるかたもいます。


PTAに入るなら利用できるものは利用しよう。

例えばPTA会費を使って本が購入できます。その本はPTA会員は無料で借りることができます。
世代の近い人が購入する人気の本が無料で読めます。図書館なら100人待ちでも待たずに借りれることがほとんどです。
借りるのも簡単。参観日などの後や図書解放の日に借ります。

社会見学講座に参加する。
参加時点では見知らぬ人かもしれません。
子どもが育てば、その地域で暮らすのは、年老いた地域の人たち。
ここで軽くつながりを作っておくと年老いたときに、地域サークルになじみやすくなります。
顔を知っている程度のゆるーいつながりでも、自分の退職後に頼れる身近な存在になることもあります。年老いた場合、長年地域でトラブルを起こしていない人と確実に付き合うためにはいい方法です。













 


今所見材料を集めておくと楽になります

 2学期も始まったばかりですね。
もう所見??
そうです。もう所見材料を集めておきましょう。


運動会がある場合

リズム運動・表現運動の様子をよく観察して記録しておきます。
練習風景プラス様子
汗まみれになりながら、手をピンと挙げて練習に取り組んでいました。運動会では・・・・という形で上手なダンスを行いました。
個人走・リレーなども指導をいれたこととプラス様子でかけますね。

作品展などがある場合は

作品の構想・色ぬり・集中して取り組んでいた部分などを観察し、また子どもからどういうところに気をつけてかいていたかを聞いておきましょう。


校外学習がある場合は

社会見学などで、よい質問やグループ活動でいい面が見られた場合はメモしておきましょう。


2学期はじっくりと子どもと接することができやすい時期です。
少しだけメモをしておくと後で所見を書くことがぐっと楽になりますよ。


また、あの子が・・・。

絶対の確信があって、「〜したでしょ。」と声をかける

これは、よくないです。ただしくは


「どうしたの?(優しく)」「〜という(事件)があったようです。何か知っている人いませんか?」


これを最初にいう言い癖にしましょう。
決めつける発言は、いずれ子どもの反発をかいます。
よくある反発は
「なぜ私(俺)だけ?」
何気なく気をつけて発言したつもりでも、その子どもが原因のようにいうものの言い方に聞こえるのがほとんどです。
ですから、必ず魔法の言葉
「どうしたの?(優しく)」「〜という(事件)があったようです。何か知っている人いませんか?」

「どうしたの?」は大丈夫?の意味も込めて、やさしく聞きます。

例えば、花瓶をわった。
わった瞬間を目にしたとしても
「どうしたの?(優しく)」
と聞く癖をつけておけば、
「〜とけんかしていて、ついイライラして。」など、問題の背景がみえてきます。
そうすれば、
「〜さんともめたんだね。どうしたの?」
と問題を解決したのちに
「花瓶を割ってしまったのは、どうかな?」と聞いておけば
子どもの気持ちはぐっと先生に寄せられて、愛される先生になるでしょう。


電話のかけ方で「先生変わったな。」と思わせてみましょう。

学校の先生からの電話が、友達みたいな馴れ馴れしさがあり暗に不快に思われている方もいらっしゃいます。仕事として付き合う訳ですから、特に電話応対ではていねいな応対が基本です。

電話をかける場合
準備
1先方の電話番号、連絡先の順番を事前に確認する。
2用件を整理し、メモをしておく。同時に必要な書類や資料を手元に用意する。
「私、・・・の・・・と申します。(まず、職場名と名前をなのる。」
「いつもお世話になっております。」(あいさつをする。)
「・・・の・・・さんはいらっしゃいますか。」
「・・・の・・・と申します。先日はありがとうございました。(先にお礼の言葉あるならいれる。)さっそくでございますが、・・・の件で確認をさせていただきたいのですが」
「この件は○月●日○時ということでよろしいでしょうか。」

ケース別に考えてみましょう。


 
ケース1 相手が留守のとき
「失礼ですが、何時頃お戻りになりますでしょうか。」
ケース2 再度かけ直すとき 「では、そのころ、もう一度おかけいたします。」
ケース3 コールバックを頼む時 「おそれいりますが、お戻りになりましたら、お電話をいただきたいのですが。」
ケース4 伝言を頼むとき「・・・さんにお伝えいただきたいのですが、お願いできますでしょうか。」

電話をしているときの周りの職員・電話の受け手である保護者の方の印象は格段に変わります。
いつまでも、学生時代の電話の応対にこだわらず一皮むけた姿を示して見ましょう。 






近頃、朝晩は少し涼しくなってきました。
クーラーを使わずに勉強する日もでてきたのでは?と思います。

さて、ではみなさんの学級の児童を思い返してください。
外遊びに行っていますか??


夏は暑いので中々行かないこともあったと思いますが、段々と涼しくなってきた今
チャンスです。
是非、外遊びに行こうと声かけしましょう。

私は「スポーツの秋」と銘打って、一日一回は遊びに出ましょうとクラスの特別ルールをつくります。
でも外遊びが苦手な子もいますよね。

レパートリーを持っておきたいですね。
・鬼ごっこ(変わり鬼・ふえ鬼・こおり鬼)
・けいどろ
・ドッヂボール
・なわとび
・鉄棒
・大縄
などなど

先生もできそうなら是非遊んであげてください。きっと喜びます。
特に行きたがらない子も、先生が行くならと言って、きてくれる子もいます。


子ども達はエネルギーに溢れています。外に行かないことで、大人しく過ごしてくれたらいいですが、
廊下で鬼ごっこをしたり、教室で暴れたり、陰でコソコソと良くないことをしたり、
あまり良い方向に向かないことがあります。

また、これから段々と寒くなりますので、9月や10月は外遊びをさせるラストチャンスです。
今の間に外遊びを習慣化すれば、寒くなっても行こうかなとなってくれる子もいます。

是非、秋の間に外遊びをすすめてみてください。









 

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