華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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2017年11月

今日は楽しい遠足なのに、子どもがこない(電話連絡がない)

まずすべきこと

外にでる行事の日は早めに出勤しましょう。時間はゆとりにつながります。
まずは、電話連絡してつながるかを確認します。繋がらない場合は、学年主任と管理職に報告をします。
「子どもが来ません。電話をしてもつながりません。」
時間があるなら
「自宅にいって確認をしてきてもよろしいでしょうか。」
時間がなければ
「申し訳ありませんが、家庭訪問など連絡をとってもらってもいいでしょうか?」

・・・がないから遠足にいけない。

この場合は、教員が用意することを申し出てみるのもひとつです。
お弁当がありません。
アレルギーを確認しながら、お弁当を近くの店で買ってくる。

おやつがありません。
日頃食べていて問題がないものを保護者などに聞いてわける。

おはしがありません。おしぼりがありません。
事前に、教員が持っていきあげるといいでしょう。おしぼりは使い捨てのものでいいと思います。

レジャーシートがありません。
近くの人に少し場所をわけてもらいましょう。

家庭訪問をする場合は、出発の時間を念頭に送れないように対処しましょう。
いつでもすぐに助けてくれる先生というイメージを日頃からつけましょう。
そのためには、子どもの悩みや困りごとを日常細かく聞いて、解決をしていく頼りになる先生という印象をつけておくとよいでしょう。












 

研究授業前にすること

楽になる方法は、プレ授業をすることです。
プレ授業とは研究授業の前に他のクラスを借りて授業をすることです。
授業の流れや主発問を洗練させることができます。
作り物が不完全であった場合も、プレ授業のあとに作ることができます。
私は、プレ授業の逐語録(教員と子どもの発言を記録)を作り、主発問と補助発問を整理していきます。
自分の発言のクセなどがつかみやすくなります。
自分の授業風景のビデオを観る方法もありますが、言葉でしっかり子どもに指示をするためには逐語録がよいと思います。自分の話のクセもみえます。

研究授業でのトラブルの解決について

研究授業中にトラブルが起きたときの対処法についてです。
発言がでない・・・。
これはプレ授業で検討しておくことですが、突然発言がでない場合は

・「発言がでないこともあるよ。例えば隣のクラスでは・・・という意見もでていたよ」
というヒントを投げる方法もあります。

・話し合いにもっていけない場合
まずは「隣同士で話をしてみよう。」
「班で意見を話し合いましょう。」
事前にヒントカードを用意し、案を伝えます。

・何も書けない子どもがいる場合
これも「ヒントカード」や具体物(カードやブロックなど)を用意しておき、さりげなく渡す。
「考えをくわしく説明できるように、ブロックをつかいたい人は使おう。」とヒントを使うことが恥ずかしくないように声かけをしてかかせる。

・まとめにもっていけない場合
子ども達の意見から、想定しているまとめに近いことでまとめる。
無理やり指導案に合わせるのはよくないと思います。
そして、まとめとして不完全の場合は、
「まとめとして足りない部分があるんだけど、どうするといいかな。」「このあたり(まとめとしてほしい部分や内容の部分)をまとめると今のまとめがさらによくなる気がするんだ。」などと付け加えて反応を待つ。それでも難しい場合は、「次回復習をかねて考えてみようね。」と声をかける。


研究授業ってこわい

 いくつになっても、手間はかかるし反応がこわいものですね。
実践的・挑戦的な授業をするときはある程度覚悟を決めますが、通常の研究授業で心の準備ができていないと辛い思いをするときがあります。
ですから、準備と授業そしてふりかえりについてざっくり考えをかきます。

指導案の作り方

同じ市内の指導案を探し書きぶりを参考にしましょう。同じ単元の場合は、大いに参考になります。
よくわからない場合は、指導する単元の部分と同じ指導案をインターネットで探すといいでしょう。
書き振りはその市町村の形式で書きます。
書いている途中であっても仕上がりが遅いと思う場合は、途中の部分を学年主任の先生のみてもらうといいでしょう。そして、「書けなくて困っています。」と声をかけておくと、その途中の書き方について助言がもらえる可能性が高いです。
少なくともその学年主任の先生の助言を参考に書けば、研究授業の討議会では学年主任の先生は助けてくれることでしょう。
自分の意見を取り入れているのに、それを否定するのは普通はできないものです。

指導案検討会までに根回しを

校内の研究教科に詳しい先生に事前にみてもらう。学年主任にみてもらう。
おすすめはしませんが、
離れワザとして、指導講評して頂く指導主事・管理職に事前にみて指導を受ける。
(指導講師によって発言が変わることがふせげます。)
しかし、これは答えを聞いてから問題を作るような雰囲気になります。
子ども視点がどうしても薄れていきますので注意が必要です。

指導案検討会では

 先生ごとの性格を思い出しながらお聞きするといいと思います。批判があてはまるときもあれば、検討違いのときもかなりあります。発言をされた先生の日頃の教育実践などを思い浮かべて納得なら取り入れてみるのもいいと思います。基本的に時間延長するような指導案検討会は、周りの先生に問題があります。問題外の指導案だとしても時間内に終えるけじめがない雰囲気は、長時間粘れる先生・声の大きい先生の意見が通りやすい可能性があります。
長文ではなく、1−2行ごとに句読点はあるほうがよいでしょう。

次回は、
研究授業前にすること
研究授業でのトラブルの解決
研究授業の討議会
です。























 

華丸先生の多忙な週とその乗り越え方

忙しいのは、誰でも一緒。と言われても、泣き言は出てしまいます。まずは、すべきことを書きぬきます。方向とどこまでするのかリミットセッティングすることが大切。フェイクもありますが、忙しいときの雰囲気とこなしかたをご参考に。

これからこなすこと
  1. 研究授業
  2. 研修講師
  3. 研修を受ける
  4. 作品展の仕上げと飾り付け
  5. 会社との打ち合わせ
  6. 社会見学
  7. オリエンテーリング
  8. 学年の研究授業をみる。
  9. 研究の会計報告書の報告
研究授業は指導案と細案と若手向け解説書を完成。あとは、プレ授業して流す。

研修講師
方向性は決めましたが、必要物品をまだ用意していない。せっかく来ていただくのですから、オマケをいくつ用意できるか。

研修は、受けて見たいものの疲れて寝てしまわないか心配。ためになるので、楽しんで受ける。

作品展の仕上げと飾り付け
これは、子どもたちがもう一息頑張れるように支援する。自分のペースではなく子どもの納得が得られるまで支援に時間をかける。

会社との打ち合わせ
私の日程があかないせいで、延期が3回になったため、丁寧に頭を下げて話を伺う。

社会見学
他の先生にお任せしてみる。トラブったときは、お助けする。地味に気になる。

オリエンテーリング
楽しく、しっかり時間をかけて子どもと接する。

学年の研究授業をみる
無理強いはせず。優しく接する。

研究の会計報告書
人のお金なので慎重に
もっともストレス。
でも、職場の人と複数でみるため安心はある。

このように、すべきことを書き抜いて、今回は優先を決めるだけにはしない。
どこまでするのかを決める。
つまりリミットセッティングをしっかりきめる。

実行は、早めに仕事を始めて1日の限界まで懸命に働く。
家でできることはすると思いながらも、しっかり寝てミスを避ける。

今回はパワーで押し切る1週間になりそうです。
終わるころには、成績つけて懇談会の用意も進めていかなくては^_^




覚えておきましょう

これは全然楽しくありません。学習ゲームを使って楽しく遊びましょう。

  1. 黒板に覚えて欲しいことを書きます(英語の単語を例にとります。)。
  2. 2人1組で勝負します。3人1組でもかまいません
  3. 机を向かい合わせにして、真ん中に消しゴムを1つおきます。
  4. 1つずつの読みを確認します(オレンジ、アップル・・・・)。
  5. NGワードを決めます(アップルとしておきます。)。
  6. 手拍子2回(トントン) オレンジ (トントン) バナナ(トントン) アップル!
  7. NGワードが出た瞬間に消しゴムを先に取ったほうの勝ちになります。

子ども達は、楽しんで学習に取り組みます!
ぜひお試しください。 





 

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