華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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2017年12月

さて今年も今日1日で終わります。
私個人的にはあっという間の1年だったなと感じます。

明日から2018年心機一転がんばろうと気合いが入ります。
でもその前に、今年の頑張ったことや成長したこと、楽しかったことなどを振り返ってみてください。

なんで?面倒くさい!

だって最後くらい楽しい気持ちで終わりたいじゃん!
誰も褒めてくれないから、自分ぼめしようよ!
1年間頑張って歩いてきたんだから!
教師だって「よくできる」欲しいじゃん!!

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私たち教師の仕事は慌ただしく新学期が始まってあっという間に学期末が終わってしまい、中々ゆっくり考えるに浸ることができません。
また、マイナスなことはよく考えてしまいがちですが、良い振り返りはしにくいもの。

今年1年思い出してみてください。きっとあなたが頑張ったことや成長したことがあると思います。
楽しかったこともあると思います。


そんなとき振り返りをしやすいように、私は写真を撮るようにしています。
別に良いカメラを使っているわけではなく、ただのスマホで撮っています。笑
おいしいご飯・綺麗な景色など

ちゃんとお出かけをしてても、忘れちゃうんですよね。「あっ!こんなとこも行ったな、あんなことあったな」と振り返りがしやすくなります。

あとは日記ですね。ツイッターを非公開にして日記風に使っていたこともありました。結局、備忘録化してしまったのですが。笑 
良いことを日記にしたいですね。個人的な意見ですが、嫌なこと不安なことを書くのは、どうでも良い捨てれる紙などに書く方がいいですよね。マイナスなことをもう一度見てしまうと気分も下がります。良いことはしっかりと残していきたいですね。


こういった写真や日記も使いながら今年1年を振り返るのです。
「仕事で子どもたちがこんなに喜んでくれたな」
「綺麗な景色たくさん見たな」
「このお肉おいしかった〜」など

そして、2016年12月31日の自分と今の自分も比べてみてください。
どこが成長したでしょう。きっと1年経つごとに素敵になっていくと思います。
私はそう思い込むようにしています。笑
考え方や仕事のこなし、プライベートのこと。


今日は1年の締めくくりです。反省することも大切ですが、自分ぼめ!しっかりと褒めてあげてください。今年1年本当に「よくできました」と認めてあげてください。そして、皆様が来年より楽しい1年になるように、いい気分で今年を終えてもらえたらなと思います。

今年1年応援ありがとうございました。皆様が読んでくださり、コメントやランキングクリックしてくださることが私にとっての何よりの励みになっています。来年も少しでも皆様のお力添えができたらと思います。良いお年をお迎え下さい。














 

どうも華丸です。さて30日になりました。
テレビをつけると年末年始の特番をよくやっていますね。

子ども達は家庭にもよりますが、ゆっくりテレビを見ている子が多いでしょう。
そこでこれだけは押さえておこうという年末年始の特番を紹介します。

年明け、子どもたちと「おもしろかったねー」と盛り上がることができます!

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12月30日(土)
テレビ朝日 夜6時半〜11時半
アメトーク年末5時間スペシャル 

雨上がり決死隊が司会のトークバラエティーですね。
◯◯な芸人がそのテーマについて話します。 

12月31日(日)
日テレ1 夜6時半〜0時半
笑っていはいけないアメリカンポリス24時

ご存知、笑ってはいけない。これを見る子は多いのではないでしょうか。
ここで面白かったネタが学校で流行るかもしれないので、要チェックです。

12月31日(日)
NHK総合1 夜7時15分〜11時45分
第68回NHK紅白歌合戦

根強いですね。紅白とガキ使を交互に見たりするのではと思います。

12月31日(日)
TBS 夜11時45分〜
CDTV年越しプレミアライブ

紅白よりもティーン向けです。流行りのアーティストを知ることができます。

1月1日(月)
日テレ1 夜0時30分〜
新春おもしろ荘

ナインティナインが司会の若手芸人発掘番組!私も大注目です。
毎年ここからブレイク芸人が登場しますので、要チェック!

1月1日(月)
TBS 夜9時〜0時15分
ドリーム東西ネタ合戦

有名芸人たちがネタを披露します。時間帯からも見ている子は多いはず!

1月2日(火)1月3日(水)
日テレ 朝7時〜
第94回箱根駅伝

陸王でマラソンや駅伝に注目している人も多いかもしれないので、
子ども達も見ているかもしれません!

1月3日(火)
テレ朝 夜9時〜11時07分
映画「君の名は。」

ついに地上波初登場!まだ見ていなかった子もきっと見てハマるでしょう!
新海監督の「君の名は。」もし見ていなかったら是非見てください!!
私も感動しました。笑

1月8日(祝・月)
日テレ1 昼2時05分〜
第96回全国高校サッカー選手権 決勝

サッカー好きな子が多いなら見ているかもしれませんね。


少し、中・高学年向けかもしれませんが、以上の特番がおすすめです。
個人的には流行りを先取りできる「おもしろ荘」と子どもが好きそうなアニメ映画「君の名は。」はチェックしようと思います。

最近の子達は時間帯が遅くて見逃してもyoutubeでまた見直せるので、情報量が多いです。
みなさんもどれか目星をつけて、年明けの子ども達との会話を楽しんでください。
きっと子ども達も自分が好きなものを知ってくれていると嬉しいと思います。
もちろんどの番組も面白いので、是非チェックしてみてください。






 

今日は当たり前だけど、やっておくと3学期が楽になることを紹介します。


今年は1月の6日7日8日と3連休なので9日始まりの学校も多いのではないかと思います。
今年の冬休みは長めかなと思います。
3学期は短いですが、学級が荒れてしまうこともしばしば。
まずは段取り良く業務に取り組んで、心の余裕を持ちたいですね。
では、やっておくといいことを紹介します。


・研究授業や公開授業の準備
 
3学期に授業を控えている方もいると思います。指導案を検討したりするのは
ゆっくりとした時間でやる方がいいです。参考にする指導案や書籍を検索するにも
いい期間ですね。

・通常授業の教材研究

特に理科・図工は教材を買うなら事前に確認しておくといいでしょう。
理科の予備実験もしておくと楽ですね。
算数も何単元かを事前にさらっとでもいいので確認しておきます。
ノートを作るでもいいですが、私はノートを作ると時間がかかるので、
授業内でポイントとなる所を見つけておきます。
指導書をコピーして、書き込めるようにして、授業の大まかな流れを決めておきます。

また、道徳や総合、パソコンなどもやれていますか?
総合はさすがに大丈夫かなと思いますが、
道徳は教科書を返す学年もあると思います。書き込む所もありますし、
もし2学期まで忙しくてできていないならば、3学期にやれるところの見当をつけておくと
実践しやすいですね。パソコンなども1年間全くいっていないのはあまり良くないです。
学年にもよりますが、明らかにこれから必要な技術です。
予定に入れておくか、何かの教科と兼ねてしまうのも手です。(社会や国語の調べものなど)


・算数や漢字などのプリントを刷っておく

始まってから刷ると印刷室が混んで、時間がかかりすぎます。
空いている年明けを狙って、刷っておくと便利です。
→教室に置いておくと急な対応に間に合います。(例えば、喧嘩などで個別対応しなければならなくなった時など、他の子達にはプリントをさっと配れます。)

・年明けの学級開きの準備

年明けだから楽しく始めたいですよね。詳しくは学級開きについてまた記事を書きます。

・宿題集めの準備

チェック表を用意したり、シールなどを用意しておきます。
列の後ろの子どもに集めさせるのか、出席番号順にするのか、
段取りを少し考えておくといいでしょう。
もう3学期なので、返しそびれることがないように早めに返したいですね。

・指導要録を少しでもやっておく

指導要録の所見などは1学期や2学期のことを参考にして、もう書けるはずです。
春休みは忙しいです。4月1日からフル稼働で働かなければいけません。春休みゆっくり休みたいから
3学期終わりにあれもこれもと焦ってしまうと、ミスがでます。

今までは次の学期でなんとかしたらいいやと思えたかもしれません。
3学期のミスは取り返しにくいです。そのためには余裕を持ちたいですね。

そして、3学期は子どもたちとの最後の学期です。
どうせなら楽しく過ごしたいです。業務業務で追われていたら、きっと楽しめないです。
余裕がないと見逃しが多くなり、学級は荒れます。
そのためには段取り良く取り組みたいですね。





















大学院受験を検討されている方におすすめするのは論文を読むことです。
今日は私なりに論文はこう読んだらいいよというのを紹介します。

もちろん、色々な考え方があると思いますので、参考までにと思います。

まず論文の検索ですが、論文検索サイトcinii
cinii こちらがリンクです
基本的な検索サイトだと思います。しかし、見れないものもしばしば。

日本の論文を読めるサイトです j-stage
j-stage リンクはこちらから 
pdfの形式で読むことができます。私もよく使います。

海外論文も検索できるサイトです google scholar
google scholar こちらから
一番使うサイトです。とりあえずサッと検索したいならこれ!


一度検索してみてください。興味のあるテーマなんでもいいです。
「えっこんなに研究されているの?」と驚くと思います。


では、実際に自分に合った論文に出会うにはどうするか

まずは論文のタイトルを確認します。
タイトルはその論文の内容が凝縮されたものなので、タイトルを確認して
読みたいものかどうか判断します。

次にキーワードを確認します。
ないものもありますが、論文ではその内容で扱っているものを
キーワードとして挙げる場合があります。
そのキーワードに自分が関心のあるテーマが含まれているか確認します。

次に要約・抄録・アブストラクトを確認します。
論文の本文よりも前につけられている場合があります。
そこには本当に大まかな論文の内容が書かれています。目的・方法・結果・考察と順を追って
書かれているので、これを読んで関心のあるテーマか確認します。
ドンぴしゃなら本文を読んだらいいと思います。

では、本文です。論文の種類によりますが、目的・方法・結果・考察の順で書かれている場合がほとんどです。

目的・・どういった目的でその研究を行ったのかが書かれている。

方法・・どんな方法でその研究を行ったのかが書かれている。

結果・・研究の結果が書かれている。

考察・・その結果から考えうることが書かれている。


ざっくりと読みたいなら、目的を理解して結果を読みますが、結果も何を書いているかわからないなら、考察をさらっと読むと、結果を簡単にまとめてくれていますのでわかりやすいです。

本当に研究を知りたいのであれば、方法と結果が大切です。目的や考察はどうしても筆者の主観が入るので、
事実だけを知りたいのであれば方法と結果です。


おさらいです。
タイトル→要約・抄録→本文の順に読む。
目的と考察に注目すると理解しやすい。



色んな論文を探して、知識を広げてください。進学を検討している方は何より論文の書きぶりにも
触れてみてください。

今回は研究計画書の書き方です。
大学院入試の肝となる部分です。

そもそも研究計画とは何か。
研究計画とは、大学院に進学して私はこんな研究をしたいと考えていますよということを
文章にしたものです。 
作文のように思いのまま書き連ねてはいけません。
書き方のポイントがあります。

・どんな問題意識があるのか
・先行研究にはどんなものがあるか
・どんな研究をするのか
・その研究は先行研究との違いが何で、どんな意義があるか

の4点です。
細かく説明していきます。

・どんな問題意識があるのか 
研究というのは、何かしらの問題意識があり、そこをきっかけに計画されるものです。
例えば、不登校が多いという問題があって、不登校の数を減らしたいので、その方策を考えたい。
そういった現場にあるような問題などをもとにしてどんな研究をするのか考えていきます。

・先行研究にどんなものがあるか
不登校をテーマにするならば、不登校についての研究を色々と探してみます。
論文検索サイトcinii やgoogle scholarなどで不登校と打って検索すると大量にヒットします。笑
その先行研究を読み進めるなかで、明らかになっていないことが出てくると思います。もしくは研究されていないことなど。それが実践可能そうであれば、そこをテーマにすると良いでしょう。

・どんな研究にするのか
その大学院にもよると思いますが、できるだけ具体的に書く方が好印象です。もちろん、実際に進学してからテーマが変わる人なんて大量にいますので、安心してください。
例えば、「不登校の数を減らしたいという問題意識から、方策について調べたところ、小学校高学年以上を対象とした実践は多数存在するが、中学年以下はあまりなく、対象者数も少ない。そこで、研究テーマを小学校中学年対象の不登校予防プログラムの開発とする。」というように先行研究で触れられていない部分をテーマにしてかつ、具体的に(対象や研究内容を明らかに)する。この例であればプログラムの内容をおおまかに考えておく方がよい。「道徳や総合の時間を使おう。」や「自己肯定感をあげるために良い所みつけをしよう」などというように。

・先行研究との違いが何で、どんな意義があるのか
先行研究で明らかにされていないことを強調します。また、それを明らかにすることで、教育界や教育現場にとってどんな意義(いいこと)があるのかを述べます。「小学校中学年対象のより有効な不登校予防プログラムが開発されれば、高学年での不登校の減少に繋げることができ、児童が健やかに成長していく手だてとして1つの示唆となるだろう」というように。

一番大切なのは、どんな問題意識を持って何を明らかにしたいか(どんな研究がしたいか)です。
先行研究など少々読めていなくても、仕方ありません。

ただ、何がしたいかが明らかでない人は「何しにきたんだ」と思われます。最低限、したいことを明らかにしましょう。







 

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