華丸先生の連絡帳

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2018年03月

担任発表1日目にすること学年の仕事の割りふりから購入するものまで
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1日の流れの確認だ!

基本方針は、まずは学級・学年のことが中心になります。

学年の仕事をわりふりしましょう。

毎月の学年だよりの書く順番を決めます。
会計は学年主任でない人が行います。
運動会のダンスの主が誰になるかを決めます。
担当教科(校務分掌)などを決めます。

業務量が多い仕事

・体育(運動会・マラソン・なわとびの負担が大きい)
・理科(日々の実験の準備・備品の管理など)
・図画工作(夏休み後の作品の回収・作品展など)
(音楽)

業務量が調整できて少なくなる可能性がある仕事

・算数(教材作成程度・備品の点数が少ない)
・社会(なんども買うものが少ない)
・国語(なんども買うものが少ない。作文などの読み合わせが忙しい場合もある)
・生活(その季節ごとのもので作る)

学年だよりを作る

教材を決める。

教材は児童費で購入します。そのため、なぜその品物が必要かは考えて購入したほうがいいです。
しかし、急いで決めることもありますから、こだわりがないなら以下の方法がいいです。
・昨年度の購入した物品を事務員からもらう。
・その品物を中心に購入を検討する。品物については、前年度の担任の先生や引き継ぎの紙があればそれは参考にする。
・そこから、作品展の作品をイメージしたり、授業をイメージしたりして必要な商品を決定する。
ドリルだけで5冊から選ぶなど手間がかかります。ある程度「えいやっ!」と決めたほうがいい場合もあります。
・決定した品物の名前と値段を控えていく。
・植物の購入が必要なものがないか確認しておきます。
・業者に発注をします。電話で連絡の場合は、事務員さんより電話番号を教えてもらいます。
・決定したものをパソコンに打ち込んでいきます。
このときに、校外学習の場所と交通費も変更がないか確認します。昨今は値上がりが多いので、必ず確認をしておきましょう。
予備費を取れるなら予備費をとっておくと予算が足りない場合にそこから使用できて、再度お金を集める(徴収)する必要がなくなります。
品物の見本は保管しておいて、実際の商品と同じかどうかや届いた商品の中身が不足している場合には、その見本から不足部品を渡します。

ゲーってなるほど忙しいですが、なんとなく頭に入れておくとスムーズに仕事が流れますよ。 
ニコニコ元気で朝を過ごしましょう。 
毎日、自然にブログを見るなら、LINE読者になりましょうー。友達からのメッセージのようにブログに仕事の流れがわかる記事が通知されますよ!


 

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明日の担任発表(始業式・授業びらき)の後にノートを買いに走ろう

教材研究ノートは子供と同じノートを使おう。
担任発表があれば、続いて学年打ち合わせになります。
ノートの種類については確認をしておきます。
学年打ち合わせがグダグダしていたら、昨年度の学年通信 をみて共通のノートについて確認しましょう。

ノートの種類とノートの使い方

前年度の同じ学年の国語・漢字ノートの文字数を参考に決めます。
算数(計算ノート・学習用ノート)・理科は5mm方眼であることが多いです。
前年度ノートを使うか問題
ノートは学年の切り替わり時に新しいノートにすると、ノートがもったいないと苦情がくることがあります。
その場合に備えて、十分に文章や言葉で子供達に説明します。
例えば、全学年のノートは自習学習用のノートに活用してください。というひとことを学年だよりに添える。
この場合は、学年の切り替わりに新しいノートになります。
ノート指導を1から子供達全員が同じようにノートの書き方を教えることができる点が大きな長所です。
何をしていいかわからない。
うん、教材研究ノートを買いに行きましょう! 


4月は新しい人間関係の始まり

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明日から4月になります。
2日にはきっと学年発表などがあり、新しいメンバーとの出会いがあります。

若手教員からしたら、中堅さんやベテランさんと組むことが多いと思います。
先輩から信頼してもらえる若手教員として頑張りたいですよね。
信頼してもらえると、色んなことを教えてもらえます。逆に信頼されないと放置されたり、
その1年がとても辛いものになります。


そこで、今回は先輩教員に信頼されるような振る舞い方を紹介します。 

信頼される立ち振る舞い


◯伝達事項はしっかりメモを取ろう
 伝えたことが漏れていると不信感が募っていきます。メモを取らないこと自体に不信感を持つ人もいます。メモはしっかり取りましょう。

◯プリントを刷ろう
 印刷するのって面倒です。そういった面倒なことは率先して引き受けましょう。

◯体力に自信があるなら、力仕事を引き受けよう
 まだまだ元気な方もいらっしゃいますが、女性の方など力仕事が苦手な人もいます。
 荷物を運んだりと小学校教員は結構泥臭い仕事も多いので、率先して手伝いましょう。

◯研究授業を引き受けよう
 研究授業は誰しもがやりたくないもの。しかし、やると学ぶことも多いので、若いうちにどんどんやりましょう。 

◯会計を引き受けよう
 学年の会計などもできそうならやりましょう。もちろん、苦手な人もいると思いますが。

◯教具など学年みんなが必要なものは取ってこよう
 ものを取りにいくのは面倒です。自分が取りにいくついでに学年みんなの分も取ってきておくと好印象。

◯お茶やコーヒーをいれよう
 自分がお茶などをいれるついでに先輩の分も。気が利く後輩だと思ってもらえますね。
 
◯「何か手伝うことありますか」
 手伝うことがわからないなら、こう聞きましょう。気遣ってくれているなと感じます。 

◯挨拶と笑顔
 挨拶はかかさず、笑顔でにこやかに。

◯服装はきれいめで
気にする人は気にするようです。よく様子を伺って、着ていく服を決めましょう。
男性なら襟付きが無難。女性は過度な露出は控えましょう。
Tシャツでも大丈夫だと思いますが、柄がたくさんあるものは嫌う人がいます。
ジーンズやハーフパンツなども様子見してください。
男性なら髪の長さは清潔感があるように(デコ出し・耳出しなど)
女性なら髪の色も明るすぎないように(黒や茶が無難かと)

特に新任さんならスーツ出勤が好まれることがあります。

◯ 何かあれば相談・質問
わからないことをそのままにしていたり、大事なことを相談せずに進めることはすごく困ります。
ちょっとしたことでも相談や質問をしていいと思います。

◯「ありがとう」と「すみません」
何かしてもらったら「ありがとうございます」
ミスをしたら「すみません」
当たり前ですが、しっかりと意識しましょう。


少しでも実践してみよう!


当たり前なことばかりかもしれませんが、全部意識するのは大変。
少しずつでいいので、実践してみてください。

仲間と団結した楽しい1年になるように頑張りましょう! 

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今日はサラッと流し読み記事を読んで、4月2日から楽々こなせるイメージを臨床心理士のブログを読みながらつくりましょう!楽々こなせるイメージから、子供達から「担任をもってほしい!」といってもらえる先生になりましょう。

新任・若手の先生は何をしていいかわからない

ばくぜんとした時期ですよね。何となくそわそわしながら遊びに行っても面白くありません。
何かしないといけない!
その通り
でも、何となく過ごしてしまった。
不正解

不安の心理


逃げる(回避)ことは不安を増大させます。

抱えきれないほどのときは、逃げることも有効です。ここはプロのさばきどころ。

何をすればいい?

トレイを買いに行きましょう。

トレイはどうして必要?

毎日、班ごとに宿題のノートを集めるときにあると便利です。

トレイがないとき 

毎朝、宿題の提出をするときにすごい時間がかかります。
朝、ノートを子供達が出します。

ノートの未提出確認をチェック表を使いながら確認して、未提出者に声をかける。(5分ほど)
でも、休み時間になると子供は忘れてしまってスルリと逃げてしまう。
そして、放課後残す。(1時間ほど)

トレイがあると

班ごとのノートを開いた状態で出せるトレイ(100円均一で実際にノートを使って試しておきます。)を用意します。班ごとのトレイに出されたノートや音読カードを班長が提出を確認して未提出の人に名簿でチェックさせて、黒板に名前をかかせておきます。
先生のお仕事は、開いた状態のノートや音読カードの状態で丸つけをして、返すだけ。
子供が逃げることもないので放課後の時間もできますよ。
そして、地味に楽なのが、ノートを開いた状態で出させるので、ノートを開く手間もはぶけます。
毎日30冊もノートを開ける作業がないだけでも楽になりますよ。

さわやかな朝もすごて、そろそろ昼になります。
春の陽気に誘われながら、買い物にいってらっしゃい!

華丸先生ってどんな人?
臨床心理士でカウンセラー歴は10年超え、中堅教員。実践ではテレビや新聞などの掲載もされる。
子供達から、「来年度も持って欲しい」は毎年の出来事。
そんな先生になるには?LINEで読者になって学ぶ。ツイッターで流れをつかむことオススメです。
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2日目の準備はこれをしよう!!


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・まずは、1日目の仕事もれがないかの確認です。
□教材使用届は事務・教務の方に渡せているか。
□学年通信を教頭に渡しているか。

◯仕事の質を高めるための確認


□校外学習・校内行事をもう一度みてみよう。(もれがないか、とイメージのためです。)
□家庭から学校への連絡方法を記した紙(家庭状況調査表などいいかたはいろいろ)を学級にわけます。


◯教室の準備


□教室の掃除(意外とほこりが・・・)
□名簿の名前を教室でよんでみる(イメージが高まりうまくいきます)
□番号シールを下駄箱やランドセルロッカー、机などに貼りましょう。
□子どもの困りごとを確認していきます。(アレルギー、持病、苦手なこと)
□困りごとをどのようにサポートするか考えて学年主任と話したり、保健室の先生とお話しします。
□ネームカードを作ります。ラミネートをして裏にマグネットをはります。
□学級のチェック表(子どもの名簿とチェックできる表)をセットしておきます。
□荷物をいれます。
□名前をもう一度よんで覚えます。


◯学級経営の準備

□掃除当番をどうするか
□給食当番をどうするか
□学級開きはどうするか
□日直の仕事はどうするか
□学級のルールはどうするか
□学年のルールを確認したか
□教材研究をできるだけする
□後ろの掲示はどうするか
□3日間の流れと連絡や宿題を決めたか
□学級通信は書いたか


ひとつずつ終わらせていけば、いいのです。
翌日から入学式準備が入ることが多いです。その担当が何かを確認しておくといいですよ。
そして次々と繰り広げられる会議に時間が奪われることでしょう。
降り注ぐ仕事をイメージしてその隙間で確実に上記を実行しましょう。 
余裕があれば、本ブログの昨日の記事や記事を読んでいただければ始業式の準備から実際の仕事の流れやイメージがつかめますよ!頑張りましょう!

学級開きについてはまた紹介したいと思います。 
 

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