教師の仕事がブラック労働、だから立ち上がれ!はやめとこう
私のブログの方針です。教育について議論を交わすことはあるでしょう。トラブルがあっても軽く身をかわしたい。これを目指す人に読んでほしい記事です。
人と軋轢をうむような行動はしない。
でも、教師のブラック労働で自分がつぶれそう。
過激な言動で対応しようとする人もいます。
誰かがあなたをいじめようとしているわけではない。
たまに落とし穴のように労働環境や自分の家庭状況や精神状況ではまり込むことがあります。偶然、ついていない状況に落ち込んだ。だから助けて!
そうであるならば、以下の対話の方法があります。
週案で管理職に相談だ
管理職の先生にSOSをおくりましょう。これが正当な方法です。ただ、言葉のやりとりだと関係性がよくないときに思いが伝わらないことがあります。
管理職の先生はご多忙です。口頭ではうまくいかないことも多いでしょう。
「管理職の先生は、私の気持ちをわかってくれない。」こうなったときに辛くなるのはご自分です。
ゆっくりやさしく管理職の先生を傷つけず、自分の気持ちや状況を説明するために週案を活用してみましょう。
週案は、准公簿書類です。時数が満たされているか確認するものです。
ここのコメント欄に相談しましょう。なければ、週案を提出するときにメモをそえて(このメモと週案はコピーして持っておきます。)
コメント欄にはこのような書き振りでいきます。
「先週は、土日に8時間かけて国語のワークシートを作りました。できれば、勤務時間内にできるように今後は校務分掌を・・・などにしてもらえると嬉しいのですが。」こういった管理職の先生にお願いする書きぶりが大切です。
この方法ならば
管理職からいただける返答として「国語のワークシート作成ご苦労さまでした。国語主任の・・先生から・・・という資料をいただけそうです。勤務外時間労働短縮につながればいいのですが。」などのコメントがもらえるかもしれません。
労働時間が長くなることは、管理職が嫌がらせでしていることではなく、どうしても起こりうることです。管理職の先生はご多忙で、気がつかなかっただけの場合もあります。不意打ちのように攻撃的にいうのではなく、対話でうまく解決していきましょう。
まったく管理職が対応してくれない
よく耳にします。それでも、不満があるのであればていねいにお願いしましょう。「悲しいことに、生徒指導が加わり残業時間が今月は60時間を超えてしまいました。他の仕事などで労働時間を減じる方法をご助言いただければ助かります。」などやんわりとお願いを続けていきます。
倒れそうなほどの教師のブラック残業。それでも平和的に解決することが大切です。
個人の問題を個人で解決したい場合は、学校共済組合(公立・私立ともに)のカウンセリングなどで相談をしていきましょう。週案に残した記録などをもとに最も角が立たない方法について相談をしましょう。
万が一過労で倒れた場合は、週案の記録があなたを助けます。
戦うのではなく、いい折り合いをつける。極端な判断は禁物です。
仕事をやめるなんて極端な気持ちになる前に、平和にとにかく管理職の先生も自分も傷がつかない方法で解決です。自分が辛くなる前に少しずつ相談です。
可能性がある解決方法
・次年度の転勤
・校務分掌の量が減る
・課題の少ない学級などへ異動
・管理職の先生がやさしくサポート←ここが落とし所です。
・あなたの思う少しマシな人間関係が取れる校務分掌になる
みんながそこそこ幸せになる方法を模索していきましょう。
ハードな方法については、本ブログはすすめませんし、その他のブログ・相談先にあたってください。