華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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2018年12月

text_kansya

今日は、子供達と会う機会がありました。目一杯くつっいてくるのはかわいいものですね。
でも、距離感、距離感。そこはプロとして頑張ってみようと思います。
少しキャッチボールをしてさようなら。
うん、小学校の先生できてる!学校の先生になるとそんな1日が過ごせます。

2018年のコメントのお返事をします。

2018-05-18  ひなたあきらさん

人の心とかかわる仕事をしていると子どものころの体験が人格形成に大きく影響していることがよくわかります。臨床心理士の教員の先生は稀有ですので頑張って欲しいです。応援しています。

すごく嬉しいです。
子どものころの体験って人格形成に大きな影響を与えている。
その通りです。 私は小学校時代の先生のほとんどは好きではありませんでした。
仕事はサボるし、時間には遅れて授業をするし、気に入らなければ職員室ですねて
謝りに行く。謝りに行けば「何が悪かったと思う。」と代表の子供がネチネチと絡まれる。
正座2時間は当たり前、廊下で半日立たせるのも当たり前
いつも自分の子供の自慢話。
気に入らないとビンタ
そんな毎日でした。
私は、教員になったとき一生懸命に準備をすること、わからないことは勉強してできるだけ子どもに寄り添うこと
わからないことは、できるだけ素直に「わからない。」といって、知っていることに教えを請う。という努力をしてきました。
臨床心理士はその結果であって目的ではありませんでした。
ひなたあきらさんの応援コメントをいただいて
がんばってきてよかったな!と心から思います。
そして、ひなたあきらさんが私にくれた応援で、今日も目の前の子供達にベストを尽くしていくことを約束します。
元気をいただきました。ありがとうございます。
さわやかなコメントはいつでも大歓迎です。
明日も出勤して教材研究がんばります! 

text_kansya

2018年も平和にブログ記事を書き続けることができました。感謝です。2017年はコメントをそのまま返信していたのですが、2018年からは、記事でお返ししようと思います。そのほうが、悩まれているみなさんの参考になると思います。ただ、緊急度の高いと思われる記事や記事にすることで困るのではないかなと思われることについては返信しません。緊急の場合は、医療機関や相談室を活用しましょう。

2018年のコメントのお返事をします。


2018-04-26  
一年生の小坊主持ち働き母さん様

なんて心の晴れる記事でしょう。
来月初めての遠足を前に、「キャラ弁なんて作れるなぁ、みんなキラキラのお弁当かなぁ、どうしよう……」と悩んでいました。

非難の声を挙げてるのは自分の心だけなんですよね。子どもはキャラ弁作れなんて言ってませんでした。

栄養と、子どもの笑顔を思いながら、母さんなりのおいしく頑張った(できたら少しかわいい)お弁当を用意してあげたいと思います。

一年生の小坊主持ち働き母さん様への返信 

コメントありがとうごさいました!
私もこのような真面目で一生懸命なお母さんの本音と触れ合うことができて嬉しいです。
ブログをやっていて良かったなぁと思う瞬間です。
そう、子どもはキャラ弁を作ってほしいとは言っていません。
遠足から帰って来たときに
「楽しかった?」と聞いて笑顔で迎えてあげることができればいいのです。
保護者の方から「お弁当を全て食べてもらえないと悲しい」という声も聞きます。
これ、わかります。私たち大人の立場はその通りで、共感しまくりです。
遠足に出ている子どもの気持ちになってみましょう。
友達と外に出て遊んで帰る1日。
もうお弁当そっちのけで遊ぶ子ども、日頃おやつが少量でもこの日ばかりは、大盤振る舞いです。
おやつ交換まで始まります(アレルギーに考慮という時代ですが)。
友達と遊具で遊びたい気持ちで夢中でお母さん(保護者)の作ってくれたお弁当のことなんてすっかり忘れる。これは、4年生ぐらいまでは同じです。

お弁当って、開いた瞬間が最高潮で15分程度の出来事です。
キャラ弁は作ってみたいお家の人が趣味で作るというものでいいと思います。作るのが好きな方もいます。そういった家庭の個々の問題なんだよって明言して、子どもに違っていてもいいって思わせることのほうが教育っぽいと思います。

非難の声を挙げてるのは自分の心だけなんですよね。

一年生の小坊主持ち働き母さんのこの一言に涙が出ました。涙腺が弱いからということにしてください。
この一言で、日頃子どもを一番に一生懸命向かい合っているお母さんの思いが溢れ出ています。
そう、自分の心だけなんです。そして、この声はあなたがいかに子どもに対して一生懸命すぎるのかということ・・・。今でも十分すごいのです。
最高速度で走り続けると倒れるようにほどほどのスピードで長く走りましょう。
きれいな例えではないのですが、古くから伝わる言葉に
教育は牛のよだれといわれます。途切れることなく、ずっと続きます。
私は、お母さんが悩まれたこの瞬間が大きくなったときの笑い話や思い出話にしてほしいと思います。
お子さんも大きくなったら、分かるすごいほっこりとするエピソードです。

読んでいただいている子どもをもつママ・パパ・ジジ・ババ保護者の方へ

どの保護者の方も、保護者の方の力の中で子育てでベストを尽くしていると思います。 
特にお母さん(保護者の方)は、いつも頑張りすぎる位がんばっているなぁと感じます。
お父さんの協力などが受けられるかどうかは大きな差になります。保護者の方とお話をすると孤軍奮闘されている場面もたびたび想像させられることがあります。
私は、懇談会の時も保護者の方がいろいろ悩まれていても、明らかに頑張ってるなぁと思うかは今のままで良いですよお伝えします。
しかし、懇談会のような表面的なまでは、どうしても社交辞令と受け取られることもあります。
こういった小六の場合、読み手の方の心のあり方さえそれほど気負わなくていいんだと言う気づきにつながるいます。
そういった意味では、今回のおかあさんは100点のお母さんかどうかは分かりませんが、子供にとって最高のお母さんであることは間違いないでしょう。
キャラクター弁当を作ることが、保護者の方の張り合いになることもあります、
負担になることもあると言うことを考えて、私たち学校の先生は子供たちと接する必要があると言うことにも気がつきますね。
 
子育てへの真摯な姿勢をみて、背筋がスッとたちますね。

教師のおやすみは海外でというバブルみたいなノリ

学校の先生あるある。グアムやサイパンで年末・年始を過ごしましたって話。
バブリーな先生方をよくお見かけします。
旅行先がハワイ!ということが少ないのは悲しい。
海外旅行に行くと空港ロビーで年配の方の群れ、特に女性の軍団に出会います。
まぁ、声の大きな人でお話の内容から教員だろうなぁと思われる人多いですね。
「お休みのないほど忙しい先生って新聞にでているのにどうしてなんだろう。」となりませんか?
これは学校の先生の立場により仕事の分担の差があるからです。
学校がブラックと言われて久しいですが、実態は仕事量や質に差があるという点は見逃せません。
「どうしてこれほど教員が旅行先に溢れているのかは、物理的に動けないほど忙しい人とそうではない人の差があるということも言えます。
息抜きに海外もいい方法です。親子で海外が幸せの象徴みたいなノリに今年が平成最後なのかと疑ってしまいます。大切な価値観ですが、もうこのバブルな価値観は年収300万円時代には合わない。

教師は本も読まない、勉強もしない

私が敬愛する森信三さんの著書にもよく書かれているご指摘です。
「教師は本を読まない。」
これは本当によくわかります。
読まれる本を見ていても、東野圭吾多いなぁ。東野圭吾さんは人気作家ですし面白い。
雑談のひとつとしては最高です。時間つぶしというか余暇の過ごし方で気があうなぁとはなります。
でも、「あっ、面白い本よんでますね。」とは、まずなりません。
私は、東野圭吾作品の作品構成について語ってくれるならすごく聞きたい(笑)。
学校の先生は、勉強を教えているのだから当然読書もされていて、勉強しているに違いないというドグマがあります。
このドグマによって、どうしても真実が隠されてしまっています。

自分は勉強している!って先生も要注意です。
教師が実は教科教育中心の勉強のレベルを延々と繰り返しているだけ。
つまり、延々とスライムを倒しているのではないか。という気がします。
この結果、社会から取り残されてしまっていると思います。

どうして教師は勉強ができないのか。しないのか。

原因は、勤務時間外の努力次第という問題です。
突き詰めれば、自分を磨く努力の姿勢の問題です。
これは、個人の自由な選択
労働者としての教師だと自覚するなら勤務時間外は遊ぶもよし!です。
ある程度社会に出て活動するという姿勢
あっ、わかった!教師としての矜持の姿勢の在り方です。
私はどちらの考えもありだと思います。これを折衷といいます。
教師は勉強と遊びのバランスがどちらかに偏っている気がします。
勉強のバランスも偏っているなぁ。遊びはご自由に!

折衷案あります

旅行も満たして、研究も行う。
この折衷案は、教育旅行です。研修旅行ともいわれますね。
この方法であれば、日中は研修を行い、夕方は旅行も兼ねることができます。
教員の研究大会?ではあまり見受けられませんが、今や大きめの学会で託児所は当たり前です。
お子さん連れでも、問題なし。
同じ職場の教員同士、同じ校種の教員同士から離れて、大学院レベルの学会、民間企業との連携と社会に出てみましょう。はじめは相手にされない時期を乗り越える教師に期待しています。

今日はお世話になっている大学の先生方の集会にお出かけします。

メールのやり取りで時間が過ぎていましたが、久しぶりの先生とお会いできる機会です。楽しみです。
刺激になるお話を聞いて、子供にどう還元しようか楽しみです。
教師の冬休みは短いですが、私はまだまだ仕事をしていきます!

いくつかの賞を受けそうです。

 教育賞をいただくことになりました。
これまで、子供の実践でわざわざ論文にしなくても、子供の笑顔が見れればいい!そう思っていました。

なぜ賞に応募したか。

人に自分を知っていただくことって時間がかかりますよね。
学校現場では、コミュニケーション不足によって関係が破綻することもよくあります。
そして、何よりも管理職と仲良くすることは大きな課題になります。
管理職が変わりゆくなかで、毎回自分を説明するには難しい状況になっています。
今までは資格などで説明をしてきました。
これも難しいのですね。嫌味っぽく聞こえない範囲で伝える苦労が半端ない。
そこで、論文をコミュニケーションツールとして活用できないかと考え応募しました。

賞に応募してよかったか?

最高です!

賞に応募する効用

自分の取り組みが客観的にみれます。
私が論文を書き上げた後の感想は一言
「内容が濃くて、取り組みも論理的かつ広範囲に連携ができている」
自分がこの論文を読めば、参考になるな!
このように、大きく自省するかと思いきや自分を褒め称えられる成果だと気がつきました。
土日に論文を読み、議論を交わし書き連ねていく日々が輝きます。

受賞するとどうなるか?

周りの先生方への感謝の気持ちが高まりました。
このように自由に教育活動に専念させていただいた先生方への感謝です。
反対をしない!これだけのことがどれほどありがたいことか。
よりよい案については、耳を傾ける。
これに慢心せずにもっと子供に寄り添った教育をしていこう。
そう思えます。
ブログの更新を優先した成果がここにあらわれました。
論文を書いたり、本を出したりしたい人この指とまれ!です。

教育成果を感じながらも、いよいよ師走

もう師走に入る前から大忙しの華丸です。
今日から、師走。子供達と過ごせるのもあと4ヶ月です。

子供達の大きな成長を感じる日々が続いて幸せだなぁと思います。
「がんばっているね!」心から言えることって教育成果のひとつです。
この仕事をしていて感じる幸せです。
運動会に学芸会、作品展と様々な行事がありました。
一緒に過ごした時間ももうおしまいに近づいていますね。

懇談会で何を伝えよう

1学期は課題も伝えましたが、2学期は「よくがんばっているね!」を中心に伝えたい。
懇談会は大人相手ですから、「事実+ほめる」で具体的に伝えられるといいですね。
「伝えようがないなぁ」そんなときは、こころの健康カードを書かせて再発見してみましょう。
所見にもつかえますよ!

所見ってどうやって書けばいいの?? 所見の基本的な書き方

年度末に苦情がこないように早めに対策。でも、子供には冗談もいれて指導しようね

課題の多い子供もつじつま合わせのドリルを終わらせる作業に入りました。
「クリスマスが苦しみますにならないようにね」
こんなダジャレでクスッと笑ってもらえるクラスも楽しい。
年配の人のダジャレで「面白くない」といわれながらも求めている子供達。
そこも面白いですね。
復習を授業の中に取り入れて、ドリルが終わっている子供は、復習プリント。終わっていない子供は、ドリルに取り組む。少しずつ終わらせていきましょう。


そろそろ年度末に子供に渡す賞状を作ろうと思っています。
しかし、今年はいろいろなお話をいただいていたことをまとめていて時間がかかりすぎました。
また報告できればと思います。うーん、評価が思うようについていない。
こんな間際になってこの完成度は初めてですが、ここは踏ん張りどころです。
頑張る気力は子供の笑顔。あと4ヶ月!年明けはもっと遊びたいなぁ!
今日も頑張ってまた月曜日から全力で子供と向き合います。 

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