教師のiDeCo運用状況
金融庁でiDeCo(確定拠出年金)が猛プッシュされています。金融庁職員もiDeCoを運用しようとしている話題が金融庁HPにあがっていたので、本ブログでも教師のiDeCoの運用状況も書いてみます。本ブログは、投資はお勧めしませんし投資は自己責任です。
なぜ政府はiDeCoを公務員まで対象を広げたのか。これは老後の年金形成の1つの仕組みを提供してくれていると理解しています。自分なりの納得をもって投資をしています。
写真は現在の私の運用状況です。
年末の下落により運用損となっています。運用損は気にならないのですが、投資の集中投下時期をずらそうと考えています。
長期間市場にリスク資金を晒すほうがいいとされていますが、日常は投資のことを気にせず生きたいのでそういった安心が得られる気持ちになるまでは、積極的な投資は控えようと思っています。
大切なお金を増やすという投資教育も教師の体験があってのこと
投資という日本人にこれまで馴染まなかったと思います。私はいまだに投資については、抵抗があります。ただ資産形成の1つの方法であります。これを教育に持ち込むときの研究や経験値が欲しいという思いもあります。つまり、子どもにどの程度までお金の「ふやす」部分を指導するか検討する教材研究も兼ねています。なぜなら年金運用も株式と債券でいうと、かってより株式部分の割合が増えています。
安定運用できるようにシミュレーションしたそうですが、どちらにしてもリスク資産を大切な年金に組み込む方針になって久しいのです。
自分なりの問いかけとして
「なぜ国の年金も株というリスク資産に投資運用するのか」も感覚を持って理解しようと考えています。
iDeCoは教師の私にとっては、メリットもデメリットもあります。
教師の節税対策の1つとして
オススメはできませんが、節税対策の1つとしてiDeCoは検討できるでしょう。住宅控除にいろいろ控除も組み合わさって年末調整の手間は少しは増えることでしょう。メリットも見ていきましょう
1番目のメリット
積立時は、掛け金は全額所得控除となります。公務員(教員)のiDeCoは月に12,000円が上限です。
自営業の方なら、月68,000円上限。しかし、自営業の方なら小規模企業共済もあります。
2番目のメリット
運用利益が非課税!20.315%かかる税金が非課税です。利益の20%以上取られてしまう部分が免除されます。利益を得られないなら意味がありません。
3番目のメリット
一定額までは非課税。今のところはね。税制が逼迫されてくれば、この出口の課税もありえるかもしれません。
そして、年齢によってはiDeCoを安定運用に切り替える必要があります。
損をしても国も誰も助けてくれません
投資をすすめることができないのは、自己責任にあります。国が直接助けてくれるわけでもありません。大切なお金です。余裕資金以外を投資に当てると人生が狂ってしまうことでしょう。それは悲しい。確かに長期運用、インデックス投資、運用コストの低い商品、分散を組み合わせると長期的には利益を得やすいことはわかります。しかし、過去のデータが示しただけで未来はわかりません。
お金を増やしたいのであれば、投資よりも先に倹約!!
無駄遣いをやめるだけで投資運用よりも大きなメリットを得ることができます。単純にお金を蓄えたい人はこれが一番有効だと思います。
iDeCoは、老後の資金作りとして考えることは大切です。でも原則60歳まで引き出せません。
退職後の資産作りとして考える方法の1つです。
私のアセットアロケーションはまだ完成していません。しかし、年度後半から来年度にかけて投資をして完成させようと考えています。
支出を減らしていけば、その分お金はたまります。
本ブログや他のブログを見て安易に投資で利益をという判断はやめておきましょう。
今回は投資商品や投資額、ポートフォリオの完成形も示さないことにします。