所見で毎年頭を悩ませない方法
数年ブログを続けていると、大きな成長をとげる先生とそうでない先生がはっきりしてきます。私は、子どもの成長や学力を把握できている実感がでて、その中で所見をどれにしようか考えるようになっています。若い頃に付き合いのあった先生方も教育研究所(センター)、大学院生と教員の両立をしながらこなしています。所見で毎年頭を悩ませないことがまず第一です。
所見で頭を悩ませないためには、ダンドリが大切です。
子どもの様子を日々観察していれば、それほど大変ではない。これが真実です。でも、どうすればいいの?それに子どものうちの数人はどうしても所見が書きにくい。
あるあるだと思います。
まずは、子どもから聞き取る
「最近、学習でがんばっていることや楽しいことってどんなことがある?」ズバリ聞いてみましょう。うまく答えられないときには自尊心がそれほど高くない可能性があります。
即答できなくて当たり前。切り替えていきましょう。
次は
「・・さんって最近・・・頑張っているよね」
・・さんの友達に声をかけてみます。そうするとワラワラと話がでることもあります。友達は先生よりよく見ている。これは高学年あるあるです。
心の通知表も活用しましょう
子どもの様子を聞き取るアンケートを実施して、そこからたどる。確かに・・頑張っていたなぁという先生の共感ポイントが見つかれば、所見はかけます。行事リストから記憶をたどる
作品展、学習発表会、運動会など月ごとの行事をならべてそこから記憶をたどります。これはオーソドックスでベテランの先生がよくしていますね。