華丸先生の連絡帳

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2020年06月

アセット・アロケーションを決めてから投資をしよう


まずは言葉の解説から
アセット・アロケーション(AA)・・・資産配分のことです。日本株、外国株、国債にどのぐらい投資するかです。
アセット・ロケーション(AL)・・・iDeCoやつみ立てNISAや特定口座などにどのぐらい資金を割り当てるかです。
 
すごく簡単に考えると
日本株、外国株の株式の割合でリターンは概ね決まります。リターンをあまり減じずにリスクを減らしたい場合は、債券を組み込みます。

アセット・ロケーションで割り当てを決めます

 投資金額が決まれば、出来る限りNISAやiDeCoに株式や(不動産)を割り当てます。
残りは特定口座にしています。 イメージは以下の通りです。
 
私は、コア資産の一部にNISA、iDeCoはサテライト運用として1つの投資信託に投資しています。
 

投資歴20年以上でも同じことを繰り返す。

 だからこそ、気がついたことを書き抜いていきます。
投資ですべきこと1

目標を立てずに資産運用をしてはいけない

資産運用の目標を立てることが、投資を続けることにもつながります。
私の場合は、短期・中期・長期の目標にしています。

資産運用の短期目標

短期目標
教員としての仕事が出世や目先の収入の損得で動かないために行います。



 
子どもの「好きなこと、興味のあること」を伸ばしたい。

そもそも子どもの育ちも担任を受け持つ1年で決まりません。長い付き合いの教え子もいます。
ご縁のあった子どもたちにできる限りのサポートを長期に渡って行う時間やお金も必要です。
収入の増加をモノサシにすると、私のこの考えが満たされません。
ただ、清貧に甘んじるつもりもない。自分の人生も豊かに生きたいのです。

子どもに寄り添った指導を実現するために、収入でモヤモヤしないためにも資産運用で賄いたい。
そして、銘柄撰択の時間をかけたくはない。

私のとる行動
資産運用の短期目標
NISAでのETF買いをサテライト運用
投資優先度は一番下
十分な暴落があったときに購入検討する程度。


資産運用の中期目標

中期目標
 貴族のような豊かな暮らしを享受するために資産運用します。
一度きりの人生です。贅沢な暮らしも味わう。
旅行や少し高めの商品を買うために、思いつきで取り崩せる資産。
これは、長期資産と一部混在します。
好景気のときに、欲しいもので100万円使おう!
これができるようになりたいのです。
よくイメージされるのは、車を買う。数百万円一度に使うことになるでしょう。
私の場合は、旅行や身に着けるもの、教育投資になるでしょう。また、寄附も含みます。

私は資格をたくさん持ち、経験も多くあります。
私が若い頃人生を考えたときに、
「貴族や宮様、セレブが何をしているか?」

私の知る貴族、宮様、セレブの一部の人がしていること

 研究活動と慈善活動に時間を割いていると思います。もしくは公益の財団にも散見されます。
名誉を求める人と異なり、名誉を手にしている人が次に考えるステップをイメージします。
セミリタイアやリタイアしている人がボランティア活動する姿もよく見聞きします。
裕福な人が寄附や慈善活動している姿ももちろんです。
宮様は限られたお小遣いの中でも寄附をしたり、研究活動に資金を投じたり・・・。
頭が下がるでは、自分の学びになりません。
その姿を見て、自分がどう行動するかが大切なのだと思います。

もしも億万長者になったら、人のために・・・したいではなく、自分が本当にしたいことを今すぐ始める

 つまり、資産運用に成功したら、「・・・したい」という発想ではなく、もう叶ったものとして自分が本当にしたいことに時間を少しでも割くためです。

その上で中期資産運用結果で見栄もはればいい

見栄だってはればいいと思います。これもまた楽しい。
使わなければ長期資産運用としてそのままペンディングする。
長期資産運用と混在させる。


結論
資産運用の中期目標
長期資産運用と混在させる。コア資産運用
投資の考え方としては、日々の余剰資金で行う。

資産運用の長期目標

長期目標

仕事を辞めたいときに辞める。医療を十分に受ける。退職後の時間の充実や心の安心のため。
 

 今のところは、無理のない範囲で一生仕事をしたいと考えています。細々でも子どもと一緒に学んでいく。生きがいです。
 仕事ができないほど衰えてしまえば、医療も十分に受けたいものです。好きなものや人に囲まれたいものです。
お金持ちになったら・・・したい!
もし、・・・なら○したい!
ではなく
もう既に毎日、してみたいことができている状態です。
つまり私の夢は叶っています。
さらに楽しく豊かに暮らすためのトッピング、年老いたときに少しでも不安が減るように長期的な資産運用を考えています。誰かのために残すつもりもありません。それは既に現在、寄附をしていて続けているからです。

コア資産は2つを併存させています。

1点目 コア資産A 全世界株式の投資がメイン48%。残りは債券、オルタナティブ(不動産)、金という組み合わせ。1−3年に1度リバランスします。

2点目 コア資産B 8資産のバランスに金のヘッジありを20%組み合わせています。これは、8資産均等をバランスファンドの特長を活かして自動リバランス。それに金を組み合わせるだけです。



この2つのコア資産を用いるメリット

大体50:50で積み立てます。2つのコア資産のストーリーは異なります。
コア資産Aは、全世界と債券など
コア資産B は、資産均等投資
毎日積み立てで対応しています。取り崩しするときに、損益率が高い方を取り崩す。積み立てるときでも、何かタイミング投資の真似事をしたいときには、損益率が低い方を気持ち多めに積み立てる。
考えたくない時は、コア資産Bを積み立てる。

結論
資産運用の長期目標
老後不安を減じるコア資産運用
余剰資金は突っ込む。基本は、PFを組み取り崩しをできる限り目標利回り-1%程度で行う。


 

華丸先生大好き!の手紙を受け取る

 同性・異性関わらず、よく「先生大好き」の手紙を受け取ります。若い頃なら自分の容姿などが加算されているのかと思ってしまいます。子どもにとって保護者受けや子ども受けもビジュアルは大切ですから。
 突然、手渡された手紙に笑顔で「何だろう?ありがとう」と答えるのも手慣れてしまいました。
子どもなりの内容で一生懸命書かれた手紙です。他愛もありませんが、読むと笑顔がこぼれます。

お返事はずいぶん考えて書きましょう

 手紙に書かれた好きというポイントに対して返事をするのは危険です。保護者の目に触れたときにやりとりがわからないと「この先生はどうして私の子どもとこのようなやりとりをしているの?」と受け取る方もいます。
 当たり障りのない返事として、 子どもの学習面や生活面で頑張っていると思われる部分を返します。
所見のやわらか版と考えていいでしょう。
もしも、その子どもの成長を願うのであれば、子どもの性格や行動の一番のチャームポイントを伝えます。
文章として残り、子どもが繰り返し読むことで自分の強みを潜在的に持つことにつながります。
子どもの長所を将来的にアファメーションできる材料となります。
難しく考えなくても
子どもからアクションしてくれることに対して、教師として最高のお返しは、子どもの一番いい部分をさらに伸ばすことができるメッセージを含めることです。

保護者の連絡も必要な時代

 保護者が手紙を見たときにやりとりの前後がわからない先生からの手紙はときに不信を招くことがあります。できれば、「お子さんから素晴らしいお手紙をいただきました。・・・という返事を書きました」という話を電話で伝えてミニ懇談会としてもいいでしょう。

 子どもからもらった手紙の存在はときと共に忘れてしまうものです。もらったときの嬉しさは、先生冥利につきます。
今日も素敵な1日を。
華丸 

ドッグフードは犬のエサだけど、ダンゴムシのエサでもある

 生活科の教科書にダンゴムシのエサが書かれていた。
虫博士達がざわつきました。
私も思わず教科書を二度見です。
生活科のフリーダム具合には、驚くことが多い。
「今度、あげてみよう!」
「実験結果を教えてね」と軽く伝えてみましたが私自身、興味津々です。
試してみるって面白いですね。自由研究で取り組んでもおもしろそうです。
筆箱を飼育箱にしないことだけを祈っています。



 

学校に子どもを縛りつける学校教育

長期休校が続きました。
授業時間数増加は仕方がない。
休日に授業も仕方がない。
学校行事もも全てしたい。
私も含めて、学校現場では学校の先生が思考停止している。

でもね。
もう1年の半分が過ぎました。
焦りを感じながらも、残り期間でできることを何でもしようと思っていました。
教員の仲間たちからも
コロナからの遅れを何がなんでも取り戻す
 そのような空気が漂ってきます。
高学年の時数不足は相当厳しく、相当確保する必要があります。
学習の遅れを考えれば、家でも数時間自習する子どもを育てなくては、解決しません。

テレワークで気づいた!1日中だと午後も同じパフォーマンスは出せません

大人であっても、午前中の集中力を午後も同様に出すことは難しい人が多いものです。
子どもは学校に通うという業から離れることは至難の技です。
大人は転職など環境調整ができます。
1人1人の個性をといいながら、6時間缶詰で子どもを学校に押し込める?
学校再開ではじめは学校が楽しいといっていても、体が疲れてくることでしょう。
心配になります。

今、私たち学校の人間がひょっとすると奪っている時間

放課後に草むらで虫を捕まえる時間
友だちと自転車でお出かけする時間
習い事に通って別の友だちと学ぶ時間
自分の興味のあることについて取り組む時間
家で静かにすごす時間
(保護者と子どもとの約束が前提です)

子どもの環境を守ることは、みんなの責任

教育委員会が悪いわけではありません。
学校現場も行政サービスとして頑張っていますという成果を見せなくてはいけない仕組みの問題です。
私たち教員も教えるのが仕事ですから、子どもの学習を何とかしてあげたい!と思います。
できれば、自分の手でできることをしてあげたいのです。
保護者も、学校で何とかなればいいかなぁという淡い希望を持ちます。
保護者の方も学習に取り組ませたり、息抜きさせたりと工夫されている姿に感謝しています。
変わらないことがあります。
時間は取り戻すことはできません。
私が今気になることがあります。
それは、「なければないでアレンジする」すら許せなくなっていること。
私なりのアレンジは、絶対に今後必要となる計算など積み上げの学習を十分に時間を取ること。
あとは第二波を予想しながら重要事項から指導する。これが私の正解だと思います。第二波が回避されれば、ていねいにそのほかを指導していく。小さい子どもに何時間も休日も奪って教えるイメージは今のところわきません。

あれば嬉しい。けれど、なければないで。今あるもので楽しむ感覚

 私が子どもに教えることは、何か用意してくれれば「ありがとう」。なければないで「ありがとう、あるもので楽しみます」という感覚です。
大人になったとき、全てが自分の思い通りになるわけではありません。
様々な捉え方ができる機会として、考え方の1つとして話はしていくつもりです。

行政、保護者、私たち教員に何かしてもらうことに期待して時間を空費するよりも
「今」を楽しみ、どんどん自分から学んでいく感覚を子どもに教えていこうと思います。

こう決心しても、やはり子どもを見ればつい教えたくなるものです。
冷静に状況を見て、指導できることは指導する。
このような心の天秤で揺れ動いています。

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