華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

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2020年08月


1.[2020年教師の夏の計画]

 

2020年も夏休みに計画を立てていました。
結果は,2018,2019年と全く違う結果になりました。

2018年は家庭のことに成果が見られました。


2019年は,投資関係の学びが一定の水準に達したことで終わりました。
莫大な時間を費やしましたが,お金のことをしっかり考えることができました。



2020年は計画通りにはびっくりするほどうまくいかない。でも幸せ

2020年度は,体重の問題も解決できず。本当は1番に解決したかったのです。
しかし,将来に関係しそうな学びを優先した結果,自分の夏休みの満足度は飛躍的に高まりました。
それは,教育学について新たにまとめること。8月から毎日朝6時から長々と続けてきました。
つらすぎて,寝るだけが楽しみなときもありました。
しかし,一定の形になってくると「これ2学期の指導に使える!」と
私は,先人達がまとめた本や知恵を拝借しながら,子どもに合った指導をしようと思います。

2.無駄なプライドを捨てる

 これは順調です。分からないことは,時間をかけて本を読み,専門家とアポをとり活動しました。
目一杯生きているって感じ。

3.自分のため、人のため、社会のためが重なる活動を行う

こちらもバッチリです。意識していけば,自分のため,人のため,社会のためが重なる活動ができています。
よく,投資でお金ができたら,人のため,社会のために何かしたいっていう人がいます。
・・・できたらという条件をつけている時点で,うまくいかない確率があがりそうです。
本当に,そう思うのであれば,少額で無理のない範囲で人のため,社会のため寄付する。
短い時間であっても,ボランティアでも人のためになることでもすればいい。
言うは易く行うは難しと思いがちですが,小さな一歩からはじめればいいのです。
自分は,この小さな一歩ができるようになってきた。そう思います。

4.投資関係はそろそろおしまい

高校生投資家さんとの交流で良質な情報源や保護者の監督下で行動する指針を示すことができました。
この夏の投資でいえば,ゴールドが高騰したこともあり大変うまくいっています。
サテライトのNASDAQの投資もS&Pの投資も。コアの2つの投資でさえも利益を生み出しています。
これから債券を持つ意義は薄れるといわれています。それを見越しての債券の割合を決めていましたので,これも気にならない。どうしても,債券比率を高めたければ,一時的にサテライトを上限である20%まで引き上げる。これで終了です。
現在は,FRBの政策の影響で米国株はバブルです。
どうせいつかは下落します。
それすらも,投資割合と投下金額を決めていますから関係ありません。
売却もまだまだ先
全体の投資回数と投資金額を考えれば24回(2年分)ぐらい上昇しようと暴落しようと投資総額に与える影響は軽微なものです。
せいぜい来年のNISAの証券会社を変更する程度です。
クルクル投資のことをしている人。時間もったいないですよ。

2020年の投資のまとめ 

 体重関係以外は,いい流れができています。計画以外の人との出会いや学習してきたことも2学期の学習指導につながりそうで幸せです

いつもと違う夏なのだから出勤しない作戦

 コロナ禍が日常の中に定着してきました。もしも,これほど短い夏休みに研修が入っていたら
「休む」

学校の研修に頼らなければいけないほど学びが滞っているわけではありません。
子どもには,自分で課題を見つけ自主的に学ぶことを求めているわけで教員である自分はさらに自主的に学びを進める。リモートワークが推進されたことで,このようなコロナ禍で狭い空間から距離をとることに対して寛容になってきました。

教師だってうまくいかなくていいじゃない計画を立てることも大切

夏休みに計画を立てていましたので,そちらを優先しながら過ごしていました。

運命的な出会いは計画を変える

敢えて研修に出ないことで得られた幸せ。
それは,気脈が通じる人と時間を割いて話をすること。
今回は,科学者と長時間話し込みました。
科学政策の失政であったり,今後の大学生がたどるであろう運命だったり。
気がつくと数時間。
最近,大学の先生と話をしていると,
コロナ禍で意外と大学の先生は時間がある雰囲気です。
このような大変な時期だからこそ腰を落ち着けて,自分にとって大事な人たちと時間を過ごすこと。
おすすめです。

嘘だと思っていた。投資成績を頻繁に見る日々から解放されるなんて

 インデックス有名投資本に多く書かれている「大切な人生、投資にかける時間はもったいない」
理屈はそうです。
共感します。
しかし、一生懸命働いて得たお金が増減するのは気になるものです。

いちいち資産変動を見ていまうのは、人のブログを見て目移りするからです

先に結論
いい割合で、株式、債券、不動産、金など多くを含む(多すぎは効果が落ちる)幅広い分散をした
アセット・アロケーションを作れば解決します。
ブロガーの中には、アクセス数やフォロアーを増やして、出版・アフィリエイト収入を得る目的で翻弄してきます。
ふらふらといろんな投資商品を買ったり、投資判断を変えたりするのは、注目を集めたいのかご本人の生活設計が変わったのかです。
あなたの投資判断と関係がないのです。
発言力の大きな人のブログって、私はすごく惑わされます。

インデックス投資で大儲けは無理。大まかな利回りを知っておきましょう

雑な考えとして、運用の利回りは4−6%と考えて設計されている投資信託商品が多いので参考になさってください。
私は、これを踏まえてアセット・アロケーションを決めました。



あのポートフォリオもいい!このポートフォリオもいい!

 いいポートフォリオがあれば、試してみて最終的に1つになるかもしれないし、2つになるかもしれない。しかし、決めたアセットアロケーションは守る。
お金に色はないのですが、ポートフォリオ別に資産を管理する。
面倒になれば、自分が一番しっくりするポートフォリオにする。
これが自然です。
さらに、ポートフォリオが大きく割合がずれたとしても、1−2年に1回リバランスするのが、一番運用効率がいいというデータもあります。だから、GPIF風の資産幅を設定する。




メインコア資産を2つ

各資産クラスをもち、さらに自分のお気に入りのコア資産を2つ管理する。


投資額は変えてもポートフォリオを変えない。
これは大切。

サテライトは退屈しのぎ

S&P500とNASDAQ100に連動する投資商品に、毎月一定額サテライトとして投資しています。
下落すれば、毎月の投資買い付けを増やす。
これがアクセントになります。

ポートフォリオを維持しながら、自分の気の迷いも挑戦も、飽きれば放置できる最適な仕組みづくりが成功した理由のまとめ

1.様々な資産を最適割合(my indexなどを活用しながら)で決める。
→複数資産クラスを投資していることで、「今は債券に投資してはいけない」「株式はいずれ下落する」「アメリカ大統領選挙で・・・が下落」「金の投資がどうこう」のような雑音を少し消すことができました。「関係ない。だって全資産買ってるからどれかがあがって、どれかがさがる。でも、株をお気持ち多めにすればトータルで利益が出てる。下落も債券があるから少しマシ」となる。

2.2つのコア資産ポートフォリオを設定(ツインコア資産と命名)
→複数資産クラスのポートフォリオに加えて、2つあることでどうしても雑音が聞こえたときに、せいぜい2つのポートフォリオの投資割合を変える程度ですむ。
つまり、毎月のトータルの投資額を減らさなくなった。
しかも、そもそも最初に設定している積み立て額を変更するのが面倒すぎて、どうでもよくなる。
しかも、1つのコア資産は資産の割合の幅に余裕(投資割合からの剥離が5%とか)があるため、触る必要がない。

3.サテライト資産ですらいじらなくなる
NASADAQ100が史上最高値をつけた、S&P500も上昇している。
だから買い増し?なんてならない。
10%以上の利益が出ているから、多少売ろうかなぁ・・ぐらい。
それもどうでもよくなります。
「そこそこ毎月買っている」という安心感がうまれます。
巣篭もり消費でサブスクの・・・が熱いとか言われても、それも関係なくなりました。
どうでもいい。
だって、そこそこの成果が出ています。積み立て金額を当初のサテライト資産上限まであげるかどうか程度。暴落がおきれば考えるかなぁ。ぐらいです。

言い訳できないほど、納得できて面倒なことを自動設定せよ。積み立ての投資金額を決めればもう、どうでもよくなる。

そういうこと。

間違っても、ブロガーの取り上げる投資商品や意見に左右されないこと
少なくなったとはいえ、アフィリエイト収入や出版機会の装置として利用しているのであって、あなたの投資設計とは全く関係がないのです。
自分の言い訳が全て潰せるぐらいの、ポートフォリオを決めて(複数でもいい)、投資割合を決めて、毎月積み立て設定。
私が投資を飼い慣らした瞬間でした。

 

1.似たり寄ったりの市の研究。在野も・・・方式や個人崇拝の中であなたが真の研究に気がつくために

 まぁ、分かる人には痛いほどわかる大学院の進め方。
同じことをクルクルしてしまう学校現場の研究のお話。
 教員歴が長くなると、校内研究や市内の研究が同じようなことしているなぁと思います。
・・・法とかzoomで開く・・・研究会に熱心に通っても教祖の思うがまま。
校内発言力の大きな人(教祖)に研究が左右される。
研究歴が長い人(教祖)によってその方の求める結果に沿ったものになる。
でも、仕方がありません。
私たち教員は、論文を読み込む習慣がありません。
校内紀要、教員集団の全国研究会などがせいぜいです。
できるだけ客観的で、誰でもできる(再現性)が高くなりそうなことを書いてみます。
これを読んで、教師教祖の教えから脱却して、事実や客観的成果から授業が組み立てられるようなヒントを書きます。
小学校で取り組む研究は、ほぼ教科教育法オンリーなので教科教育から。

2.素材の変化であろうとチャレンジカードであろうと実験条件を揃えて有意差をだそうね

別に逆上がりの指導に柔道の帯を使っても、クッション紐使っても素材を変えているだけ。
逆上がり練習器を使っても先生が補助しても、回転感覚を身につけさせる目的では一緒です。


例えば、素材を変化させることで、運動量や技法の習得にどれほどの効果があったか有意差を出せばある程度意味があろうかと思います。

3.毎日、作文を出して書く力が伸びた。視写は絶対必要

うーん。個人の経験ですが
作文を毎日出されると、私なら辛いですね。読書感想文も嫌いでした。
自分が興味を刺激されてつい書きたくなることなどは続きました。
運動会とか遠足ならかけるけど・・・。ですね。
まず、誰でも書ける作文のフォーマットをあげてほしいと思います。
研究発表を聞いていても、フォーマットや指導過程が分かりにくいことが多い。
多分、先生自身が毎日作文を書いておらず、フォーマットも定まっていない可能性もありますね。
人に厳しく、自分に甘くの先生多すぎ問題です。
例えば、指導フォーマットのあり・なしで作文の質的な内容に変化があったのかを調べる。あるいは、発言内容を数量化三類などでまとめますか?そんなあたりの話が聞いてみたい。

4.視写は絶対必要?

子どもたちを学力などを均等に割付して、指導方法を揃えた先生たちをそろえます。
視写をしている群とそうでない群の2群に分けて調べてください。
発達段階の違いで、それが効率的かどうか。
また、子どもたちの気付きなどを自由記述で記して、質的に分析してください。
教科書の範囲をコピーしてはいけないの?書き込みでは違いがないのか?
ここまでは最低限調べてから教科教育を語ってください。
これなら読んでみたい。

5.教職大学院は指導主事の人の匂いがぷんぷんします

教職大学院は、教育委員会あがりの人が多く、講義も教育委員会の研修や修士論文も教育員会のよくある教員報告に似通ってきます。
将来教師になる人には、ある意味いいかもしれません。
でも、それ現場で市の研修を受ければ同じですよ。しかも無料。
中央研修などに行くのもいい。
教職大学院の論文が簡易な統計、ただの報告書のようになっているときはもったいないと思います。
統計を身につけることは、苦痛ですが客観的に捉えるためには大切です。
見抜く力をつけるために必要なのが統計。
大学院に行く価値の1つだと思います。
私も得意ではないですが、必死に学びました。

6.できれば、統計をしっかり用いた研究をしている先生につくほうがいい

 万が一、教職大学院で初歩の統計で博士号を取得した場合、結局客観的に寄りかかる方法が少なくなり、将来大学教員になった際に学生に指導できる幅がせまくなります。
 大学教員の能力の問題で、学生が受けることができる可能性を一気に広げたり、狭めたりすることになります。
ですから、大学院にすすまれる場合は、基礎研究をできるならしたほうがいい。取れるなら、博士号まですすまれるほうがいいと思います。最初は辛いでしょうが・・・。

7.質的研究って・・・

 素晴らしい質的研究もあります。しかし、これって客観性はどうなんだろう?
IF(インパクトファクター)はあるのだろうか。
論文に一定の価値はあるでしょう。
統計のある論文も質的論文も読みこなした上で、考えると価値があるかどうか見抜けるのだと思います。
読み手の能力が非常に問われることと思います。
無駄ではない。
しかし、ひょっとして個人の記録か主観的な論文はこの記事の1.に挙げた教祖を作り上げているのかもしれない。
個人の主観で、1の事実を100に膨らます。学校ではよく見られる現象です。

8.SNSの発言力のある人には、もっと注意を払いましょう。

私の反省点ですが、ブログやSNSで発信しているほど、足下がおろそかになっていると思います。
私は、ちやほやされて勘違い。
ツイッターは刺激を好みますから、極端な盛り盛りな発言が大きな「いいね」をうみます。
フォロアー数の多い人が正しいと思いがちです。
客観的な事実よりも、SNSフォロアー数の多さや本をだしているなどで「すごい人」と錯覚してしまいます。
頻繁にツイッターなどで発言すれば、それなりにフォロアーは増えます。
同じ仕事をしていて思うのは、その時間ってどこからきてるの?
子どもにかかる時間を削ってはいないだろうか。
私がツイッターに夢中になっているときは、いつも頭をよぎります。

9.有名人の質的研究も魔力がある

質的研究も権威のある人が書くと「事実」だと私は、勘違いしがちです。
教祖によって膨大なあなたの時間を奪う魔法をかけてきます。
あなたの命といってもいいでしょう。これが消費されているのです。
同じ時間の消費であれば、YOU TUBEで実況動画を見ているほうがマシかもしれません。
目の前の子どもに寄り添った指導をする。そのために効果の高い資料を見出したい。
それならば、統計を含む論文を読み込む力を教師は身につけること
大切な時間(人生)を発言の目立つ人に奪われることがありませんように。
お気をつけて。

10.教育技術でいいよ

 教員の欲しい情報は、今日の授業をよく、明日の授業をさらによく、今年の授業をさらに!
多くは、テクニックが欲しいのでしょう。
 その段階であれば、教育雑誌と「明日から役立つ」といったコンセプトの本がいいかと思います。

11.無理しなくていいけど、大学院に進学するならば・・・

大学院に進学する際は、6.の先生を見つけ、一見回り道に見えますが、修了後には大きな力になる研究手法を身につけられることをおすすめします。

がんばろうね。

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