PTA辞めたい

 PTAは教員と保護者の方の任意の団体です。子どもを育てるということが、学校の教員の力だけでは足りず、地域と保護者総出で取り組むために組織されています。夏祭りなど外注という方法もありますが、他人と地域や保護者の人が注意することでも、文脈が異なります。
つまり、
雇われた他人さんが子どもに注意すること
近所の方が言われること
○さんのお家の人が言われること
先生がいうこと
子どもにとっての受け取りや効果が違い、身近な人に言われる方が効果が見込めるのでしょうね。

でも、辞めたい・しんどいときは

 辞めるのは一つの方法です。周囲の人の視線や周囲と比べる(○さんは仕事をしながらもPTAの仕事もしている。)としんどくなります。
保護者の方がそこで悩まれすぎるのであれば、役員は引き受けられないと謝る。それも・・・ならば、退会するのは精神衛生を保つ意味では検討する価値はあるのだと思います。

先生が加入しているメリットは?

ないですね。自分の子どもがいない地域の会費と自分の子どもの通う学校でのPTA会費の2倍支払いです。もちろん役員もあたります・・・。教員にとっては、PTAの協力がない場合は、人でのかかる行事を行わない・短縮という形が考えられます。あるいは、休日無料働きを強要されるでしょう(違法)。
私は、休日に無料活動することも嫌いではないので平気ですが嫌といわれるかたもいます。


PTAに入るなら利用できるものは利用しよう。

例えばPTA会費を使って本が購入できます。その本はPTA会員は無料で借りることができます。
世代の近い人が購入する人気の本が無料で読めます。図書館なら100人待ちでも待たずに借りれることがほとんどです。
借りるのも簡単。参観日などの後や図書解放の日に借ります。

社会見学講座に参加する。
参加時点では見知らぬ人かもしれません。
子どもが育てば、その地域で暮らすのは、年老いた地域の人たち。
ここで軽くつながりを作っておくと年老いたときに、地域サークルになじみやすくなります。
顔を知っている程度のゆるーいつながりでも、自分の退職後に頼れる身近な存在になることもあります。年老いた場合、長年地域でトラブルを起こしていない人と確実に付き合うためにはいい方法です。