ホグワーツ魔術学校の帽子があればいいのに

shingakki_classgae

いよいよ考えておかなくてはいけないのは、組み分けです。
ハリーポッターでのクラス分けを思い出して見ました。
ホグワーツ魔術学校にハリー・ポッターが入学します。
その際に、ホグワーツ魔術学校でのクラス分けの帽子をみて、「いいな!」って思いました。

あの組み分け帽子は、創立者の四人の知恵がつまっています。
魔法には意志をこめることもできるのですね。

魔法の帽子と映画の故人の意思がAIで表現されるが似ているね


なんだか、近未来映画の個人のAIや意志を立体映像で表現するあれ!みたいですね。
肉体はなくなっても精神は残っていて、おそらくその人ならこのように話す・考えるだろうを表現するというあの発想ですよね。
個人の意思がAIでも魔法でも残り続けると、時代が進めば進むほどややこしくなりそうですね。
100代前のおばあちゃんの意志があって、50代目のおばあちゃんの意志と意見が違う中で、はさまれる小さな子ども
うーん「シュール」
なんでも記録されていくと破綻していきます。
ある程度の見逃しと余地を残すことが何事にも大切です。
あーなんだか学級経営でも同じでピンピンにはった意識で指導をすると
どうしてもできない子どもにとっては非常に苦痛になりますよね。
うまくいかないときは、そっと支えてあげてできることに意識を向けさせていく姿勢も大切だと思います。


ホグワーツ魔術学校でのクラス分けの帽子の機能


帽子をかぶった子どもの資質などを考慮して
4つのクラスに振り分けていきます。
これって楽だなぁ。
AI任せのようなイメージですかねぇ。
設立者の意見が校風にダイレクトに響く制度ではありますよね。
教育って洗脳だと思います。
どの考え方・宗派に洗脳されたいのかによって変わりそうですね。
私は、「科学教」の信徒の部分があるのかもしれません。
また、日本人的「学校教」の熱心な信徒かもしれません。
学校の枠組みで発想をしていることが多いです。
子どもたち・働いている人・雇い主の意思を考えて、問題がでない「学校の枠組み」
これが中心の発想になるときがあります。
本当の子どもの個性を見逃しているのではないかという怖さがありますよね。
どんな方法をとっても必ず良い点と問題点がでるということです。
すごく無責任かつ楽観的にこの組み分け帽子のメリット・デメリットを考えて見ましょう。

組み分け帽子のメリット

1.四人の知恵という分散によって、責任が特定されにくい。
これは素晴らしいメリットです。
みんな見たよね?
帽子が選んだこと
だから、責任ないよね!
このにおいですね。
2.資質によって分けられる
資質をどう判断したかはブラックボックスですが、資質や徳目などのイメージで分けられるのもひとつの切り口。
もちろん、子どもの意見も考慮される。
子どもがもっとも重んじる徳目って何だろ・・・。
発達段階である程度、子どもの意思を大切にすることは重要です。
方向付けをしていく意味合いでは、じょじょに意思を任せていく仕組みは作るべきでしょうね。
子どもの意思を考慮の部分が見えにくいですねぇ。

組み分け帽子のデメリット

1.四人の知恵が正しいのか。
判断基準が不明確。
学園の運営方針で配慮もかわりそう。
多額の寄附をすると、無理がきくなど・・・。
芸能人のいる学校でうすーく噂を聞く配慮ってやつですね。
多額の寄附は学園にとっては貴重な収入源です。
こういった忖度はありそうですね。
公立ではなさそう・・・・・・・。

2.同じ資質を集める?
集団の同質化は危ないですね。気の合う人ばかりや同じ能力がある人を集めると多様性を受け入れるという意味では大きなマイナスです。
現実の社会では、受け入れないといけない個性や自分にとって合わない人と仕事をする必要もあります。
そういった人を学園で排除してしまうことを暗喩するクラス分けは危ないですね。
中学・高校ぐらいになってくるとその方法もひとつですね。
将来つきたい職業によってもどちらがいいかですよね。
また、男子校・女子校というのも良し悪しです。
同じ性だと、楽しいとは思います。
恋愛のスキルや異性への交渉スキルがつかないことは今の時代は不器用な人では済みません。
本当に時代が変わりましたね。

学齢期によって意味が変わるクラス分け

中学生・高校生でのクラス分けと似た集団ができること
小学生の低学年・中学年・高学年で分けるクラス分けの意味はずいぶん違います。
以下は、あくまでひとつのものの見方です
低学年の場合、友達関係が重視されるほうがいい場合もあります。友達と遊ぶ経験を重視すること・周りが皆友達であるという感覚づくりです。
中学年の場合は、集団化しやすい傾向があります。この場合は、リーダー役をいずれ任せられるように、いろんな仕事を責任をもって取り組ませていくことが大切ですね。
高学年の場合は、リーダー性や友達関係の考慮・積もり積もった保護者間の仲なども考慮にいれる必要があります。

1番大切なこと


発達段階や子どもの集団をよく見て、先生のご都合ではなく
子どもの立場にたったクラス分けが大切ですね。
決まった方法などはない!子どものことを徹底的に考えてクラス分けしましょう。
書き方に配慮がいる内容ですが、常識的な程度でクラス分けについてまたかければいいなぁと思います。